ガルマックスの猶木(ナオキ)です。【楽しく面白く的確に】をコンセプトにデジタル製品の様々な話題を書いて生きています。スマホやPCガジェットが大好きでスペック表とにらめっこするのが趣味です。製品発表会のお誘いや執筆依頼などお問い合わせ下さい。

格安SIMの通信速度に関する記事を書かない理由

SIMカードの画像です

どうも、ガルマックスの猶木(ナオキ)です。

ガルマックスでは、所有している格安SIMを紹介する際に通信速度や通信品質に関する項目も設けて、チョロっと紹介していますが、毎月定期的に通信速度を測定して記事化していません。

何故、格安SIMの通信速度に関する記事を書かないのか残しておきます。

何故、格安SIMの通信速度を主体とした記事を書かないのか。

答えをズバリと申しましょう。

私の生活環境下で格安SIMの通信速度を測定してその結果を記事で公開しても、あなたの環境には当てはまらないから。

利用場所が全く違う。

私は愛知県春日井市に住んでいます。あなたは何処に住んでいますか?

私の住んでいる春日井市は27年度の人口が311,327人だそうです。住んでいる地域により人口が違うので、格安SIMを利用する人数も当然バラバラ。

格安SIMを凄く簡単に説明すると、帯域をユーザーが分けあって利用しているので、100Mbpsの通信速度を10人で分け合える環境であれば一人あたり10Mbps、100人で分け合えば一人あたり1Mbpsの通信速度となります。

利用場所が変わる事により、同じ格安SIMを利用していても混雑具合が全く違うので、私が愛知県春日井市で測定した通信速度の結果は、全くあてにならない情報です。

通信機器が違う。

通信する端末は人それぞれですし、掴める電波の種類も端末に依存します。

大雑把な例えですが、通信速度が最大150Mbps出る格安SIMを、私が150Mbpsまで利用できる端末で測定した場合と、75Mbpsまで利用できる端末で測定した場合は、最高速度に大きな差が出ます。

全く同じ環境で測定したとしても、機種による差が出てくるので、私の出す情報と相違する可能性が高いです。

測定するアプリやサーバーが違う。

通信速度を測定するアプリって沢山ありますよね。

ガルマックスではドコモ公式のスピードテストアプリと、SPEEDTESTというアプリの2種を利用しています。

同じ端末で同じ時間に異なる2つのアプリで測定しても同じ通信速度結果にはなりません。アプリ毎に通信速度の表示に誤差があるのです。

また、アプリ毎に通信速度測定に利用するサーバーが違います。

例えばSPEEDTESTというアプリでも、東京や大阪など測定に用いるサーバーの選択が可能ですが、例えば名古屋で大阪のサーバーに接続した場合と北海道から大阪に接続した場合は、サーバーまでの距離も変わるので、これまた私の出す情報と相違する可能性が高いのです。

だから、自分の生活圏で試して下さいと言っています。

私は沢山の記事で「通信環境が違うのでご自身の生活圏で実際に試してみてください」と書いていますが、これは無責任に人任せな発言をしている訳ではありません。

上記の理由から、個人的に測定する通信速度の結果は私自身にとっては有意義な情報でも、それを見た皆さんからは信ぴょう性の低い低品質な情報となる可能性が高いのです。

ですので、私は様々なサイトで毎月測定している通信速度を鵜呑みにはしませんし、品質を知りたい場合は、私の生活圏で実際に測定して、ここは私にとって品質が良い格安SIM、ここはイマイチな格安SIMと評価しています。

ですので、格安SIMの品質を知りたい場合、最終的にはご自身の環境で実際に使って評価する必要があります。

個人的に評価の高いMVNOは「無料で試せる」環境を提供している企業。

仕様として出ている情報は予め知ることが出来ます。例えば3日ルールや通信速度制限時の速度など。

これらの基本的な仕様をクリアした上で契約に踏み切るのですが、ここで企業側が「試せる」環境を提供しているか否かで個人的な評価が大きく変わります。

例えばDTI SIMですと、半年間は毎月3GBのデータ量を利用料金0円で試せます。私の中で最も金銭的に負担とならないMVNOとして、人に進めるに値する企業としてガルマックスでも扱っています。

もちろん、「無料で試せる」環境を提供しているMVNOは少ないですが、私の知る限り格安SIMのデータ通信プランは最低利用期限や解約金がありません。

無料ではないので月々の利用料金が必要となりますが、1GBで500円前後が主流の格安SIMのデータプランであれば負担もかなり低いですし、いきなり音声通話プランにMNPするよりもリスクは少ないです。

ですので、格安SIMの通信速度や品質が知りたい場合は、データ通信プランで契約して、ご自身の環境で実際に使って下さい。そこで通信品質に不満がある場合は格安SIMに向いていません。

ドコモ系の回線網を利用する格安SIMであれば、ドコモのスマホやSIMフリー端末で利用できます。

最後に一言。

本記事を執筆するきっかけとなった事の発端は、ガルマックスの記事を御覧頂いた方が格安SIMへのMNPに踏み切り、実際に利用してみたところ通信速度的に使い物にならなかったというお便りを頂いたこと。

また、通信速度に関して定期的に記事化していないのは、測定した中での良好な通信速度のみを取り上げ誇張しているのではないかとも言われました。

対象となる記事には「通信環境が違うので、ご自身の生活圏で試してみてください。」という旨も書いてますが、言葉の裏側までしっかり表現できていなかった事は私の責任です。今後は更に上手く伝える事のできる文章を書けるように努力します。

ただ、本記事で書いた通り、格安SIMは様々な状況に品質が左右されやすい商品ですので、「ご自身の環境で試して下さい。」というスタイルを変えるつもりはありませんし、今後もユーザーさんにとって信ぴょう性の低い通信速度を主体とした記事の定期配信はしません。

格安SIMの通信速度に関する記事を書かない理由、そして、「格安SIMはご自身の生活圏で試して下さい」という文章の裏側を本記事で残しておきます。

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