ガルマックスの猶木(ナオキ)です。【楽しく面白く的確に】をコンセプトにデジタル製品の様々な話題を書いて生きています。スマホやPCガジェットが大好きでスペック表とにらめっこするのが趣味です。製品発表会のお誘いや執筆依頼などお問い合わせ下さい。

ドコモ2016年冬モデルのスマートフォン基本性能格付け。

ドコモの2016年モデルの性能格付けです

去年までは比較的ハイエンド路線での端末展開が多かったのですが、最近は性能を抑えた低価格モデルが沢山登場しています。

様々な性能帯で端末がリリースされており、ユーザーさんには性能帯が分かりにくい状況となっているので、搭載されているパーツ群から性能格付けします。

また、2016年は夏モデルでハイスペック帯、冬モデルはミドルスペック体をリリースするなど時期により性能帯の異なる端末リリースとなっているので、夏モデルは旧機種でありながら現時点でも最新性能を維持している端末が多々あります。冬モデル登場で安くなる旧機種狙いもおすすめです。

ドコモの冬モデルの性能ランキング。

スマートフォンは、プロセッサー、メモリ搭載量、画面解像度の3つでハードウェアの基本的な動作性能が決まってきます。

この3つから割り出した性能がベース性能となり、エントリースペック、ミドルスペック、ミドルハイスペック、ハイスペックに分かれます。本記事では基本動作性で格付けしています。

ハイスペック端末

1位、XperiaXZ(SO-01J)

XperiaXZは冬モデルでランキング1位

ソニーのフラッグシップ機であるXperiaZXはハイスペック端末。

搭載されるプロセッサーはSnapdragon820、メモリ3GB、画面解像度はフルHD(1920×1080)。Qualcomm社のハイエンドSoCを搭載し、Androidを動かすには十分な3GBメモリ量、バランスのとれたフルHD解像度。パーツバランスが良くベンチマークでは最もスコアが伸びる構成です。

プロセッサー、メモリ、画面解像度は夏モデルのXperiaXPerformance(SO-04H)と全く同じ構成なので。また、夏モデルのAQUOS ZETA(SH-04H)も同様の構成です。旧機種を狙うのもあり。

2位、V20 PRO(L-01J)

V20 PRO L-01Jは総合性能格付け2位

LG製端末でデュアルカメラが特徴的なハイスペック端末。

プロセッサーはXperiaXZと同様のSnapdragon820を搭載。メモリは超大容量の4GB、画面解像度はフルHDを超えたQHD(2560×1440)。

XperiaXZと比較するとメモリも大容量で画面もより高精細ですが、画面解像度が高くなると描写処理に対する負荷が高くなるのでベンチマークを走らせるとスコアは下がりやすいです。

特に3Dゲームをガツガツ遊ぶ場合は解像度が高く描写処理が高い故のフレームレート低下を起こす場合があります。

但し、ベンチマークで数値化した場合にXperiaXZよりも若干スコアが落ちる可能性が有る。という話しなので、その差を体感することは難しいです。

パーツ構成的には夏モデルのGalaxy S7 edge(SC-02H)と同じです。

ミドルハイスペック端末

3位、XperiaXCompact(SO-02J)

XperiaXCompactはミドルハイスペック

ソニーのCompactモデルであるXperiaXCompactはミドルハイスペック。

プロセッサーはQualcomm社のミドルハイスペック帯である6シリーズを採用しておりSnapdragon650を搭載。ミドルハイスペックモデルながら2015年冬モデルでハイスペック端末に搭載されていたSnapdragon808を上回る性能を誇ります。

メモリは大容量の3GBを搭載、画面解像度はHD(1280×720)。解像度の低さによる描写負荷軽減と高性能なプロセッサーの組み合わせ、OSの足を引っ張ることのないメモリ搭載量でミドルハイスペック帯ではトップクラスの性能。

4位、arrows NX(F-01J)

arrowsNXはミドルハイスペック帯に退いた

約一年ぶりの登場となった富士通のフラッグシップ機であるarrows NX。同社のフラッグシップではあるものの、性能帯は以前のハイスペック帯から性能を抑えミドルハイスペック帯に。

プロセッサーはSnapdragon625を採用。メモリは大容量な3GB、画面解像度はプロセッサーの処理能力に合わせフルHD(1920×1080)に解像度がダウンしています。

XperiaXCompactでは画面解像度がHDですので、arrows NXのフルHD解像度では描写性能に負荷がかかるためベンチマークの数値的にはXperiaXCompactよりも低めとなる可能性が高いです。

5位、MONO(MO-01J

MONOはドコモオリジナルスマホでミドルハイエンド

キャンペーンなどを利用して650円という格安スマホキラーなドコモオリジナルスマホMONOはZTE製の端末でミドルハイスペック端末。

超低価格ですが性能はミドルハイエンドに位置します。プロセッサーはSnapdragon617を搭載、メモリは必要十分な2GBメモリ、画面解像度はHD(1280×720)。

本来、プロセッサーをワンランク落としても快適に動作するパーツ群ですが、プロセッサーにQualcommのミドルハイスペック帯である6シリーズを採用したことにより快適性能はグンっとあがっています。安くて性能の良い端末を狙っているならオススメの端末。

ミドルスペック

6位、AQUOS EVER (SH-02J)

ミドルスペック帯のAQUOS EVER

夏モデルではハイスペック端末のAQUOS ZETAをリリースしましたが、冬モデルでは性能を抑えたミドルスペック端末のAQUOS EVERをリリース。

SoCにはQualcomm社のミドル帯である4シリーズのSnapdragon430を搭載。メモリは必要十分な2GB、画面解像度はHD(1280×720)。

元々、3D性能に関しては高くないので3Dを酷使するゲームを遊んでいる方はミドルハイスペック端末を選びましょう。ミドルスペックでは描写性能が低いのでカクつき(処理落ち)を起こす可能性があります。

また、AQUOS EVER (SH-02J)をベースに作られているDisney Mobile on docomo (DM-01J)も格付けでは同じ位置です。

【番外】7位、arrows sv(F-03H)

garumax-arrows-SV (6)

2016年夏モデルで登場した富士通のarrows SV(F-03H)もミドルスペック。

プロセッサー以外の構成は2016年冬モデルのAQUOS EVERと同じでメモリ2GB、画面解像度はHD(1280×720)ですが、プロセッサーが世代の古いSnapdragon410でベンチマーク的にはドコモモデルで最もスコアが低いです。

スペックの決め方。

ドコモの端末では現在、ハイスペック、ミドルハイスペック、ミドルスペックの3つの性能帯で端末がリリースされています。

今まで各社はハイスペック路線を突き進んできたので、同じような認識でメーカー、ブランド名だけで選ぶと性能がガタッと落ちてしまうこともあるので、スマートフォンの使い方を把握して自身はどのスペック帯を必要としているか洗い出してから適切な端末を選びましょう。

また、夏モデルと冬モデルで中身(パーツ構成)が殆ど変わらない事が多く、富士通やシャープのように夏モデルと冬モデルで性能帯の異なる端末をリリースしているので、現在は「最新モデルが最新性能」という考え方が出来なくなっています。

最新ゲームを楽しみたい方はハイスペックモデル。

性能差のある端末で露骨に快適度が変わるのは高負荷処理を行っている時です。高負荷な処理といえばリアルタイムで描写するようなゲームが挙げられます。

ハイスペックモデルのプロセッサーにはグラフィックス処理能力の高いチップを搭載しているので、ゲームをガツガツ遊ぶんだ。という方はハイスペックモデルを選びましょう。

今の端末で不自由なければミドルハイスペック。

プロセッサーの進化は非常に早いので、2016年冬モデルで登場したミドルハイスペックのXperiaXCompactやarrowsNXは2015年冬モデルのハイスペック端末と同等程の総合性能を誇ります。

しかしながら、ミドルハイエンド帯のプロセッサーということで、グラフィックス処理を担うチップが相応のものとなっており、3D性能に関しては性能が落ちる可能性が有ります。

現在、2015年モデルの端末を利用していて、フル3Dでガツガツグリグリ動かすようなゲームを遊んでいないのであれば十分な性能です。

基本的な事が出来れば良いという方はミドルスペック。

いわゆる格安スマホと呼ばれる安いスマートフォンで多い性能帯です。

スマートフォンではWEB閲覧、SNS、メールやLINE、動画視聴、ニュースアプリや軽い2Dゲーム位しか使わない。という方は問題ありません。

ただし、快適性に変化が起こる時は高負荷処理時です。

特にプロセッサーの性能帯的にグラフィックス処理チップはミドルスペック帯の性能となっているので、重い3Dゲームなどをプレイするとカクつきが気になる場合が有ります。

スマートフォンは店頭で実際に触ってみましょう。

今回はプロセッサー、メモリ、画面解像度の3点から基本的な処理性能を格付けしましたが、スマートフォンでは様々な付加価値を踏まえて総合的に判断しなくてはいけません。

カメラ性能、画面の美しさ、サウンド、サイズ感、オリジナル機能群など、実際に手にとって触ってみなければ分からない部分が多々あるので、端末購入前はしっかりと実機を触ってから購入検討しましょう。

本記事では大きく性能帯を分けて紹介しているので、購入時のお役に立てたら幸いです。

2016年冬モデルをいち早く体験できる先行展示会に行ってきたのでこちらもよかったらどうぞ。一般公開されているのでドコモスマートフォンラウンジが近ければ皆さんも実機が触れます。

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