ドコモ、捜査機関へGPS情報無断提供へ。ソフトバンクとauも検討中

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どうも、ガルマックスの猶木(ナオキ)です。

ドコモ2016年夏モデルから、捜査機関にGPS情報の情報を無断で送信を行うようになるとのこと。

auとソフトバンクは検討中のようですが、追随する可能性は高そう。

これまでの捜査機関への情報提供との違い。

現時点でも、プリインストールアプリを用いて、裁判所の令状があれば「本人への通知を行うこと」を条件に警察などの捜査機関への情報提供を行っていましたが、2016年夏モデル以降は本人への通知を行わずとも捜査機関へGPS情報を提供できるようになるということです。

GPS情報無断提供はAndroid端末のみ。

ドコモでは2016年夏モデルとして登場する「Xperia X Performance SO-04H」、「Galaxy S7 edge SC-02H」、「AQUOS ZETA SH-04H」、「arrows SV F-03H」、「Disney Mobile on docomo DM-02H」の5機種から。

2016年夏モデル以前もアップデートで無断提供へ。

発売時に適応されている機種は現時点で上記の5機種ですが、それ以前の機種についてはアップデートで同様の処置が行えるようにするとのことで、Android端末を使っている方はどうすることも出来ません。

まぁ、情報提供されて困る事にならないように生きていけば良いことですので、個人的には何も困りませんが。

GPS情報提供は「ダメ」なことなのか。

個人的には、犯罪に関わる事に関してのGPS情報の提供は問題ないと感じる一方、やましいことが無い身としては、「気持ち悪い」の一言。

なんだか影で勝手に調べられる可能性があることは、気分が良いことではありません。

少し前にiPhoneを提供するAppleがFBIの捜査協力に対して、ユーザーの個人情報を守る姿勢を崩しておらず抵抗していましたね。

iOSに関しては先ほどのプリインストールアプリにて個人の情報を抜き出すことを認めていませんし、今後もこの方針を崩さない姿勢を示しています。

個人情報の保護という観点では、やはりiPhoneがリードしていると言わざるを得ません。

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