ドコモの利用料金1,000円引下げは値下げじゃない。単体契約者が大手キャリアから離脱するのも頷ける

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”ドコモの利用料金が1,000円値下がる!”と話題になっていますが、これ、値下げじゃないので鵜呑みして喜んでも恩恵を受ける方は極一部ユーザーなので注意。

契約出来るプランの組み合わせが増えたので最低利用料金が1,000円引き下がった。

ドコモでは最小のデータ容量で2GBを選択できるのですが、このデータプランと組み合わせる事の出来る音声通話プランが”カケホーダイ(24時間かけ放題)”のみでした。

つまり、ドコモで2GBのデータ容量で使いたい場合、2GB(3,500円)+カケホーダイ(2,700円)+接続料(300円)=6,500円が必要でした。

ドコモでは5分以下かけ放題の音声通話プラン”カケホーダイライト”もありますが、今回、2GBのデータプランと組み合わせることが可能となったのです。

これで、2GB(3,500円)+カケホーダイライト(1,700円)+接続料(300円)=5,500円から利用可能となりました。

1,000円引下げで喜ぶ方はこれまで”不適切なプラン構成”で使っていた方。

恩恵を受けるのは、5分以下かけ放題でも十分だけど、”組み合わせが出来ない”から不適切な構成で利用していた方くらいです。

もちろん、適切なプラン、必要とするプランで組み合わせる事が可能になったことは評価できるポイントですが、僕は”嬉しい”とは感じません。だって、今までは殿様商法にひれ伏せるしか無かったのですから。これが本来の健全な形だと思います。

単体契約者が格安SIMや大手キャリアのサブブランドへ流れている訳。

去年の2月頃から大手キャリアから格安SIMやauのサブブランドであるUQmobile、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルに、今まで大手キャリアで単体契約されていた方の流出が止まりません。

これは、去年、実質0円の廃止が無くなったことで端末代金の負担が上がった事に加え、大手キャリアは家族持ちを前提としたシェアプラン、若者向けの学割に力を入れたことで単体契約者は旨味が少なくなった事が大きいからですね。

だって、単体契約者さんは、シェアプランも旨味は無いですし、25歳以上の方は学割だって使えません。

以前はMNPに優遇されている資金が長期利用者の利用料金から捻出されている事に対して消費者の不満が爆発しましたが、今はシェアプランや学割優遇されている資金が”単体契約者”の利用料金から捻出されている様に感じます。

ちなみに僕は”単体契約で旨味なし”と判断したので去年の2月に大手キャリア契約を全て解約しちゃいました。

大手キャリアから流出が止まらないのは”選択肢”が増えたから。

今までは大手キャリアの殿様商法にひれ伏せるしか無かったですが、今では先述した通り、格安SIMやサブブランドが気軽に利用可能です。

僕はワイモバイルをメインで利用していますが、10分以下かけ放題+データ容量2GBで月々1,980円。1年後にはワンキュッパ割という割引がが1つ無くなるので1,000円値上がりますが、それでも月々2,980円。

こんな感じに単体契約者は大手キャリアを利用するよりも遥かに安く回線維持が可能です。ちなみに僕は”通信品質”を重視するタイプ(いつでも使いたい時に不満なく利用できる回線速度を重視している)なので、サブブランドのワイモバイルとサブSIMにUQmobileを使ってます。

大手キャリアに不満があれば他の選択肢から選べるようになったことで、大手キャリアから離脱する方が本当に多くなっています。

大手キャリアから離脱するデメリットも少なくなってきている。

一昔まえは大手キャリアのアドレスしか会員登録出来なかったりしましたが、最近だとGmailでなんでも登録出来るようになってます。

昔はキャリア独自のe-mailで文字メッセージのやりとりが主流でしたが、今はLINE全盛期。

大手キャリアから離脱することで全くデメリットが無くなるという訳では無いですが、それでも以前より離脱することのデメリットが少なくなってきてます。

大手キャリアで”不満”を持っている方は動こう!

百聞は一見に如かず。

大手キャリアで不満を持っている方は、コスト0や縛り無しで試す事も可能です。

ガルマックスでは通信回線やスマートフォンに関しての記事を沢山書いているので良かったらチェックしてみてくださいね!

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