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待っていた!格安SIMで混雑時の通信速度が2倍へ

SIMカードの画像です

BIGLOBEがNECのTMS主要機能である「Dynamic TCP Optimization」をBIGLOBE SIMが世界初採用。その結果、BIGLOBE SIMでの混雑時における通信速度が最大2倍に高速化したと発表しました。

回線混雑時のパケットロスを40%軽減することに成功。

格安SIMでは、大手キャリアから帯域を借りているので、借りた帯域をユーザーで分け合います。例えば、1000Mbpsの帯域を借りて100人で分け合った場合、一人あたりに割り振れる帯域は10Mbps。これが混雑時に1000人が利用すると一人あたり1Mbpsとなります。

混雑時での通信速度低下を軽減する簡単な方法は、より大きな帯域を借りることで、MVNOは帯域を定期的に強化していましたが、BIGLOBE SIMでは通信そのもののムダを軽減する技術「Dynamic TCP Optimization」を利用する事により、混雑時のパケットロスを40%削減に成功しました。

パケットロス軽減により混雑時の通信速度が最大2倍へ高速化。

回線が混雑すると、ネットワーク全体の通信安定化の為に帯域が超えないようにパケットを破棄する制御(パケットロス)を行います。

この破棄されたパケットは再度パケットを送受信する仕組みとなっており、混雑時のパケットロスで無駄になった帯域や、再度パケットを送受信するため帯域など、多くの無駄な帯域を利用するので回線圧迫により著しい通信速度の低下が発生していました。

しかし、通信トラフィックの高度な制御が可能となったことにより、無駄となっていたパケットロスを軽減し、帯域を有効活用することにより混雑時の通信速度が最大2倍になり、体感品質向上に成功しました。

格安SIMの最大のマイナスポイントが混雑時の通信速度低下。

ガルマックスでは、格安SIMの通信速度に対して様々な記事で注意喚起しています。以下の記事も回線混雑時の通信速度をピックアップした記事です。

格安SIMを検討中の方に「回線混雑時は通信速度が著しく低下する」と伝えたい

BIGLOBEでも以下のように問題を認識しています。

MVNOサービスでは、混雑時間帯における通信速度の低下が大きな課題となっており、需要に応じてネットワーク帯域の増強等による対策を継続的に取り組んできました。

引用:NECの「Dynamic TCP Optimization」を世界で初めて採用、BIGLOBE SIM通信集中時の通信速度を最大2倍に高速化-BIGLOBE

格安SIMの通信速度に関しては、混雑時は帯域に余裕がなく、より大きな帯域を借りて増強したり、mineoのような別料金を支払い特別な帯域を利用できるプレミアムプランを展開するなど、各社は混雑時の通信速度低下問題に対して試行錯誤していることから、MVNOにとって混雑時の通信速度低下は非常に悩ましい問題でした。

今回の発表内容は、高度なトラフィック制御による根本的な改善内容となっているので、非常にインパクトの強い内容です。

BIGLOBE SIMにとって今後、非常に大きな訴求力となるでしょう。また、同様の技術が沢山のMVNOで採用される事にも期待です。

BIGLOBE SIMでは様々なキャンペーンも打ち出しているので検討している方は以下の記事もどうぞ。

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