LINEモバイルとFREETELの利用料金やプランを比較【2017/3/8更新】

LINEモバイルとFREETELのプランやサービス内容を比較

LINEモバイルとFREETELではLINEやTwitter・Facebookなど、特定サービスにおけるデータ通信費が無料化されているMVNOです。

選ぶ際に迷いそうなのでLINEモバイルとFREETELの利用料金やプラン内容を比較してしてみました。

LINEモバイルとFREETELの利用料金やプラン内容を比較。

ここではLINEモバイルとFREETELの利用料金とプラン内容を比較しています。

LINEモバイルとFREETELのプランは柔軟性が大きく異る。

LINEモバイルでは月間の通信量が決まっている定額プランを提供しています。1GBの容量のみが選択できる「LINEフリー」プランと3GB~データ量を選択出来る「コミュニケーションフリー」プランの2タイプから選択可能です。

一方、FREETELでは通信量が決まっている「定額プラン」に加え、使った分で利用料金が決まる多段式の「使った分だけ安心プラン」も選択可能です。

容量FREETELLINEモバイル
プラン種別多段式
プラン
定額
プラン
LINEフリーコミュニ
ケーション
フリー
(SMS付き)
~100MB323円---
1GB539円539円540円-
3GB973円973円-1,199円
5GB1,642円1,642円-1,772円
7GB---2,484円
8GB2,312円2,312円-
10GB2,668円2,668円-2852
15GB3,975円3,975円--
20GB5,260円5,260円--
30GB-7,539円--
40GB-10152円--
50GB-12744円--
付帯サービスSMS付き
+152円

音声通話
+756円
SMS付き
+130円

音声通話
+756円
SMSは元から
付いている

音声通話
+756円
かけ放題1分以下
+431円

5分以下
+908円

(通話プラン必須)
--
データ繰越-
備考税8%で計算しています。

LINEモバイルのコミュニケーションフリーはSMS付きでの提供となり、データのみ契約は不可です。FREETELではデータSIMでの利用料金を記載しており+140円でSMS付きとなります。

FREETELは定額プランも多段式プランも小容量から大容量まで選択可能なので柔軟性に長けています。LINEモバイルではLINEフリープランで複数のデータ容量から選択出来ないのが残念。

LINEモバイルはクレジットカード不要で契約可能。

LINE Payカードは審査不要で持つことの出来るクレカ経由決済が可能なプリペイドカード

LINEモバイルではクレジットカード以外に「LINE Payカード(LINEが発行するプリペイド式のカード)」での支払いが可能です。

LINEを利用されている方はLINEアプリから簡単にLINE Payカードを申し込む事が可能で、1週間程で手元に届きます。

LINEモバイルの契約時に支払い方法をLINE Payに選択することでクレジットカード不要で契約が可能となっています。

公式サイトでは大々的にアピールされていませんがLINEモバイルではクレジットカード不要で契約出来る事が1つのポイントです。

ちなみにFREETELではクレジットカード払いのみです。

端末保証に関して。【1月更新】

LINEモバイルは、LINEモバイルで販売されている端末を保証する”端末保証”と他所で購入した端末を保証する”持込端末保証”を2017年1月18日から提供開始。詳しくは以下をどうぞ。

LINEモバイルとFREETELでデータ通信料が無料になるサービスの比較。

LINEモバイルもFREETELも特定のサービスに関してデータ量を消費せずに無料で利用可能ですが、LINEモバイルもFREETELも「選択するプランにより無料化されるサービスが異なる」ので注意が必要です。

LINEモバイルとFREETELでデータ量を消費しないサービスを比較してみました。

項目FREETELLINEモバイル
プラン種別多段式
プラン
定額
プラン
LINE
フリー
コミュニ
ケーション
フリー
App Store全容量3GB
未満
WeChat
WhatsApp
ポケモン
GO
LINELINEのみ最小の
3GBプラン
から全て
対象
Twitter多段式では
対象外
3GB
以上
Facebook
Messenger
instagram
備考FREETELではTwitter・Facebook
Messenger・instagramの無料化は
2016年12月20日~開始予定です。

LINEモバイルでは「LINEフリー」がLINEのみ、「コミュニケーションフリー」ではLINEに加え各種SNSの通信費も無料となります。

FREETELでは「多段式プラン」がLINEを含んだ複数のアプリに対して無料化となり、各種SNSが無料となるのは「定額プラン」の3GB以上が対象となります。

最低利用期間や解約金に関して。

FREETELでは音声通話プランでも最低利用期間や解約金が設定されていませんが、MNP転出費用が高額となるタイプです。

FREETELでは契約初月でのMNP転出費用を15,000円とし、翌月には14,000円と月をまたぐ毎にMNP転出費用が1,000円減額されるシステムです。

LINEモバイルでは通話プランの場合、契約翌月を1ヶ月目として12ヶ月目の末日までに解約やMNP転出する場合は解約手数料が9,800円必要です。

LINEモバイルもFREETELもデータSIMに関しては最低利用期間や解約金は不要です。

LINE重視ならLINEモバイル一択。

▼LINEモバイルで「LINEアプリ」を利用した場合の無料範囲。↓

LINEモバイルのLINE無料範囲

LINEモバイルとFREETELでは各種SNSで無料化される部分に大きな違いはありませんが「LINE」に関してはかなり無料化される範囲と利用可能な機能が違います。

項目LINEモバイルFREETEL
トーク
(文字・スタンプ)
画像
動画
音声メッセージ
タイムライン
無料音声通話
無料ビデオ通話
LINE新規登録
データプラン
でも可能

SMS付き
プランで可能
年齢認証
ID検索

LINE株式会社が運営するLINEモバイルだからこその強みで、LINEの無料サービス内容はLINEモバイルが一歩も二歩もリードしています。

LINEモバイルでは動画・音声メッセージに加え、無料音声通話と無料ビデオ通話でデータ量を消費しないので普段からこれらの機能を多用している方は非常に魅力的です。

また、LINEモバイルでは格安SIMでは不可能(正規手順時)だった「年齢認証」も可能となり、それに伴いID検索も利用可能でLINEをフル活用出来ます。

LINEモバイルではLINEのみが無料化されるLINEフリープランでも上記のサービスは全て無料となり、上位のコミュニケーションフリーでのLINE無料化範囲と同じです。月額500円でLINEのフル機能が無料化されるのは非常に魅力的ですね。

instagramはFREETELが安上がり。【修正】

LINEモバイルではInstagramも無償化!

  • ▼修正更新▼

    FREETELが3GB以上のプランでinstagramを無料化すると発表しました。これによりLINEモバイルが安上がりとしていましたが逆転しinstagramの無料化は月額973円から利用できるFREETELが最安となります。

LINEモバイルとFREETELではinstagramの通信費が無料となる基準のプラン容量が異なるのでinstagram使い放題を目当てにLINEモバイルやFREETELを検討している場合、月々の利用料金が変わってきます。

LINEモバイルではコミュニケーションフリープラン(全プランSMS付き)の最小容量3GBからinstagramでの通信費が無料化となりますが、FREETELでは定額プランの5GB3GBから無料化となります。

instagramが無料化となるLINEモバイルとFREETELのプランは以下の通り

  • LINEモバイル:コミュニケーションフリー(SMS付き)3GB/月額税込1,199円以上のプラン
  • FREETEL:定額プラン(データのみ)3GB/税込973円以上のプラン

instagramをメインで利用されている方はLINEモバイルFREETELが安上がりとなり、より低価格でinstagramが使い放題となります。

FREETELは幅広いサービスを無料で利用できる。

FREETELではApp Store、weChat、whatsapp、ポケモンGO、Twitter、Facebook、Messenger、instagramの通信費がプランにより無料化されます。

LINEとinstagramではLINEモバイルが優位ですが、FREETELでは人気の高い各種ChatアプリやポケモンGOでの通信費も無料化されています。

ポケモンGOではリリース直後の調査では、一日3時間のプレイ時間を30日継続すると約1GBの通信量となりヘビーユーザー以外の方は思いの外データ量を消費しないので、利用頻度により魅力度が変わってきます。

FREETELでは多くのサービスが無料対象となっているので、利用頻度の高いアプリが無料で利用出来るのであれば十分検討の余地あり。

更新:LINEモバイルとFREETELでは通話プランに関するまとめ。

この項目では通話プランに関してLINEモバイルとFREETELを比較しています。

割引サービスを利用しない場合、LINEモバイルもFREETELも30秒20円の通話料が発生します。

LINEモバイルはFREETELの「だれでもカケホ」を利用する事でかけ放題が利用可能となる。

LINEモバイルとFREETELは通話プランも選択可能ですが、LINEモバイルでは通話かけ放題サービスが用意されていません。

しかし、2016年11月下旬からFREETELは自社ユーザー向けに提供していた通話かけ放題プランと同等内容で他社でも利用できる「だれでもカケホ」を提供開始予定です。

LINEモバイルでは通話かけ放題サービスを提供していませんがFREETELの「だれでもカケホ」を利用する事により通話定額を利用可能予定です。

だれでもカケホについては別記事で詳しく執筆しているので宜しければどうぞ↓

▼FREETELでは1分かけ放題が月額税込431円、5分間かけ放題が月額税込908円がオプションで用意されています。↓

FREETELでは1分以下かけ放題と3分以下かけ放題の通話オプションを用意しています。

FREETELでは指定時間以上の通話も「FREETELでんわ」を利用する事で30秒10円の半額で通話可能ですが、通話料が半額になる「FREETELでんわ」や楽天が提供する「楽天でんわ」は他社でも利用可能な為、LINEモバイルでも通話料半額で利用することが可能です。

但し、現時点で5分以下かけ放題サービスを常用的に利用されている方はLINEモバイルでの使い勝手が悪く感じる部分です。FREETELの「だれでもカケホ」で解消。

LINEモバイルはデータSIM、FREETELは通話SIMが魅力的。

LINEモバイルでは通話プランが弱いので、2枚のSIMが同時待受可能なデュアルスタンバイ機種等で音声SIMを別で準備し、データのみをLINEモバイルで運用するのが良さげです。

一方、FREETELでは通話プランで複数のかけ放題オプションを選択可能であることや、自社で端末をリリースしている強みとして半年間で新たな端末に機種変更可能な「いつでもかえホーダイ(スマホ+容量1GB+無料通話60分付き)」などの独自サービスが利用できる事も魅力的です。

LINEモバイルはLINEをどれだけ常用的に利用しているかで評価が分かれるところですね。

無料通話をガンガン利用する方にとっては利用価値の高いMVNOですし、何より年齢認証やID検索などLINEのフル機能を利用できる事が最も大きい訴求点となります。

現時点ではLINEモバイルはクレカ不要で契約出来るので契約までの敷居の低さやLINEがフル利用できるデータSIMが魅力的。

FREETELは柔軟なプラン展開と通話定額オプションが利用可能である事、自社端末を利用した独自サービスが魅力的です。

LINEモバイルもFREETELも選択するプランにより無料化される範囲が違ってくるのでその点は把握したうえで適切なプランを申し込んでくださいね!

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