最大370Mbps対応のW03実機レビュー。WiMAX2+の利用料金や品質、本体仕様と注意点まとめ

W03とクレードルを購入

どうも、ガルマックスの猶木(ナオキ)です。

最近気になっていたWiMAX系のポケットWi-Fiですが、やっとこさ契約。

契約と同時に購入した端末は、下り最大370Mbpsの通信速度を誇る3波キャリアアグリケーションに対応する最新端末の「W03」という端末。本体の台座部分「クレードル」も一緒に購入しましたが、こちらは別記事で紹介します。

数日間、ノートパソコンをWiMAX2+で利用していますが、とっても快適。あと、PS4でBF4をオンラインで遊んでますが、W03の通信量を確認するとそんなにデータ量を消費してないんですね。びっくり。あ、でもレンダリングは実機で処理して、データ通信はキャラの座標とヒットポイントの位置情報位だからそんなにデータ量は消費しないのかも。

話がそれましたね。それではいってみよう!

WiMAX2+は電波が悪くてもそれなりの速度で安定している。

WiMAX2+と聞くとポケットWi-Fiという言葉が真っ先に頭に思い浮かびますが、色々とややこしい部分があるので別記事でまとめています。

今後のレビューで以下の単語を使用しますので、単語を見てピーンとこなければ、まずは以下の記事へレッツゴー。

使い放題で2年間の月額基本料金は実質2,911円。

私が3WiMAXという業者さんで契約したプランは「定額ギガ放題プラン4」。WiMAX2+での通信量は無制限のタイプで月額4,130円。

1ヶ月目と2ヶ月目は7GBプランと同じ月額3,495円のキャンペーン価格で利用可能で、3ヶ月目からは4,130円となりますが、キャッシュバックが28,000円もらえるので、それらを差し引いて計算すると2年間で月額基本料金が実質2,911円で利用できる計算。

格安SIMでも使い放題月額2,200円~3,000円の間で提供していますが、混雑時に回線速度が低下する格安SIMでは無制限プランを存分に利用できない可能性があるので、WiMAX2+に。価格も実質的に考えると、格安SIMで利用できる無制限プランのラインに収まりますしね。

ちなみに、auを利用している方は「auスマホ割」が利用できるので、上記価格から更に月々934円の割引きが受けれます。

端末は最新のW03が0円でした。

実質0円とかって、大手キャリアだけなのでしょうか。契約時に選択した最新端末は0円でした。スペックはこんな感じ。

項目W03
最大通信速度WiMAX2+回線
220Mbps(CA)

au 4G LTE
150Mbps

WiMAX2+とau 4G LTE
370Mbps
連続通信時間10時間10分
(初期設定時)
欄族待ち受け時間1040時間
バッテリー容量3000mAh
液晶2.4型
タッチパネル
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
最大接続数10代
接続方法
(簡単接続)
WPS、QRコード、NFC
対応OSWindows® Vista® / 7 / 8 / 8.1 / 10
Mac OS X v10.5 / v10.6 / v10.7 / v10.8 / v10.9 / v10.10 / v10.11

本体は2.4インチのタッチパネルを搭載しているので、直感的に操作が可能で使いやすいですね。

特に気に入っているのが、NFCを用いた簡単接続。NFCに対応している端末であれば、W03のNFC読み取り部分に端末を重ねるだけでWi-Fi接続設定が完了するとこ。

それと、専用のバーコード読み取りアプリでW03のQRコードを読み取ると簡単にWi-Fi接続できるQRコードを用いた簡単接続も簡単なので、スマホやタブレットを利用している方はオススメの接続方法です。

こういう端末はスマホの様にアレコレいじる事は少ないので、シンプルで簡単な操作系統も好印象。面倒くさいと使うのも面倒くさいですからね。

▼大本はBroad WiMAXでUQWiMAXと同じ。↓

プロバイダーは3WiMAX

▼同梱物は本体、充電ケーブル、説明書、auのSIM。↓W03同梱物はこんな感じ

▼本体上部にはSIMスロットと電源ボタン。下部には充電用MicroUSB端子のみで非常にシンプル。↓W03の上部のボタンは電源

W03下部には充電端子

▼画面横にはNFCを搭載。NFC対応端末だとタッチするだけでWi-Fiが設定完了します。↓

WO3はNFCに対応している

▼メニューは2画面構成でタッチパネルで直感的な操作が可能。常に画面下部にデータ通信量がカウントされています↓

W03のメニュー画面は2画面構成

W03のメーニュー画面はシンプル

W03の下り370Mbps設定は個人的に使わない。

W03は、下り370Mbpsが大々的なアピールポイントとなっていますが、個人的には使うつもりはありません。(通信速度調査時は使います)

まず第一に、370Mbpsを利用するためには、W03が受信できる電波の種類をフルに掴んで、3波キャリアアグリケーションで通信する必要があります。

WiMAX2+の回線を利用したハイスピードモードの使い放題契約の場合、データ容量は無制限となりますが、370Mbps通信が可能な状態にするには別途1004円の利用料が必要なau 4G LTE通信のハイスピードプラスエリアモードでないと利用できません。

また、ハイスピードプラスエリアモードでは、利用した瞬間から無制限プラン契約に関わらず上限7GBの制限が発動します。ですので、使いません。

WiMAX2+のみのハイスピードモードでも、最高220Mbpsの通信速度が出る仕様ですので私はこっちで十分。

Wi-Fi接続は2.4GHzと5Ghzの同時利用は出来ない。

Wi-Fiの接続では、機器により2.4Ghzや5Ghz帯の周波数を利用して無線接続可能ですがが、W03では、2.4Ghz又は5Ghzどちらか固定となります。

この点は利用する機器のWi-Fi仕様にも関係するので、しっかりと検討しましょう。

実際の通信品質ってどうなのよ?

WiMAX系で一番気になるポイントですが、私は事前にWiMAX2+のエリアを確認してから契約したので、結構快適です。が、WiMAXの電波性質上建物の中では電波が届きにくいので、自宅では電波マークが2本~3本(最大4本表示)といった所。

通信速度に関しては、常時20Mbps以上は出ており快適。私はハイスピードモードオンリーですので、上限の通信速度は220Mbpsとなっていますが、実測値でこれだけ出れば文句はありません。超快適。

また、通信品質でもう1点重要な事は、通信速度をある程度維持できるか。

この点はPS4とW03を繋いで数日遊んでいますが、オンラインゲームで遊んでいる間に接続が切れるようなことがないので安定度は高いです。

但し、3日3GB制限があるので、その点は注意。

私はWindows10ノートパソコンを使用していますが、データ通信量が設定から確認すると過去30日間で43.49GBのデータ通信を行ってます。これは自宅での固定回線と外出時の通信を合わせての数値で、比率的にW03で3日3GBのデータ通信は超えないので安心。

W03でハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードで実測値を測定。

▼通信速度を測定。上3つはWiMAX2+のハイスピードモード、下3つはau 4G LTEを利用したハイスピードプラスエリアモード。↓

WiMAX2+とau 4G LTEの通信速度

実測値はこんな感じ。私の住んでいる地域では、370Mbps提供エリアではないので、ハイスピードプラスエリアモードの下り速度に関しての恩恵はそれほど無いのですが、通信速度が若干向上しているのはWiMAX2+とau 4G LTEのキャリアアグリケーションが少なからず効いているからでしょう。

ハイスピードプラスエリアモードでは、au 4G LTEエリアを利用できる為、電波感度が非常によく、また、WiMAX2+電波の弱点である上り速度もガッツリ上昇。

但し、お伝えしたように、様々な制限+追加料金が発生する事と、個人的にアップロード速度を重視していないので、私は来月からハイスピードモードオンリーで利用します。

ハイスピードモードで常時実測値20Mbps以上の通信速度が出ているので、何をするにも困らない通信速度が出ているので安心。また、ランチタイムの混雑時での通信速度も10~20Mbpsは確保出来ているので、個人的には万歳。

7/21追記:7GB制限&3日3GB制限を超過しての通信速度調査を行いましたので宜しければどうぞ。

こんな方はWiMAX2+をどうぞ。

実質的な月額は3,000円を切る価格で、格安SIMの様な混雑時に速度が著しく低下する心配もなし。それでいて使い放題ですから、中々魅力的。

また、家に固定回線が無い方も、パソコンのデータ通信量を確認して、3日3GB制限に引っかからなければ固定回線代わりに利用することも可能。

スマホで契約している通信量と比較すると、月間実質30GB(3日3GB制限を考慮)の超高速通信が可能なので、用途によっては使い切れないかもしれません。

私も、パソコンをガツガツ利用していたと思っていましたが、トータルで50GBもつかってませんからね。

但し、ネットで動画や映画を沢山見る方は、通信制限に引っかかる可能性があるので注意しましょう。

以下は私が利用した3WiMAXという業者さん。キャッシュバックが28,000円もらえるので、WiMAX2+の使い放題プランでも2年間で実質月額利用料金が2,911円とリーズナブル。

格安SIMで使い放題プランを考えているのであれば、実質負担額も大きくは変わらず品質は高いのでおすすめ。

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