Windows10アップグレードの前に必ずやるべき事まとめ。
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Windows10無償アップグレードが7月29日に控え、アップグレード予約済みの方も大勢いらっしゃるかと思いますが、アップグレード前に必ずやるべき事があります。
事前準備を怠ると危険です。
今回はアップグレード前にやるべき事をまとめました。
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データのバックアップ。
デバイス内に保存されているデータのバックアップはWindows10アップグレードに関わらず定期的に行いましょう。
バックアップをしたことのない方も良い機会ですのでバックアップしましょう。
大きく分けて2つのバックアップ方法があるので解説します。
記憶媒体丸ごと保存。
この方法は記憶媒体であるHDDなどに保存されているデータを1つの抜けもなく別途用意したHDDなどに保存してしまう方法。通称クローン保存といいます。
メリットは、パソコンなどで問題が発生した時にクローン保存した記憶媒体と交換するだけで保存時の状態に戻せること。
例えばパソコンをリカバリーして工場出荷状態に戻した場合、通常では追加でインストールしたソフトウェアの入れなおし・各種ソフト上での設定などパソコンを使い込むほど再構築に時間がかかります。
クローン保存した場合、再構築時のまずらわしい設定やソフトウェア再インストールなど一気に解消します。
デメリットは、記憶媒体内のデータと全く同じデータを別の記憶媒体へ保存するので、別途HDDや通信するための機器を用意する必要がありコストはかかります。
また、クローン保存以降のデータは保存されていません。
問題発生前にクローンを作成しておき、問題発生時に問題発生前の状態に素早く戻せるということです。
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必要なデータのみを保存。
ブラウザーのプラグイン(拡張機能)、ブックマーク、写真、動画、ファイル、各種設定項目などを外付けHDDやCD・DVDなどに必要なデータを保存する方法。
最近ではネット上の仮想ドライブに保存するGoogleドライブやOneDriveといったサービスも無料で使用できるので活用できます。
メリットとして、安価にデータをバックアップ可能。保存容量によっては無料でバックアップでき、不要なデータを選別して整理も出来ます。
デメリットとして、バックアップ見落としの可能性があること。そして、パソコンをリカバリーした際に再構築に時間がかかります。インストールしたソフトなど全て入れ直し、各種設定も行わなければいけません。
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2つの保存方法でバックアップがオススメ。
定期的にクローンを作成し、個別に必要なデータをクラウドなどに保存する事により、データの損失リスクを格段に減らすことが出来ます。
大切な写真や動画、思い出など一度消えてしまっては復元が非常に難しいので、Windows10アップグレード前に必ずバックアップしましょう。
Windows10アップグレードにメーカーが対応しているか確認。
Windows10にアップグレードするデバイス(周辺機器含む)がメーカーでサポート対象かが重要。
サポート対象外だと以下の症状が発生する可能性があり、問題解決をメーカーに頼ることは出来ません。
▶パソコンの一部機能が使えなくなる。
▶プリインストールソフトが使えなくなる。
▶周辺機器が使えなくなる、又は一部機能が使えなくなる。
これはドライバーやソフトウェアがWindows10に対応していないことから発生する症状です。
メーカーのサポート対象外機種では、Windows10対応のドライバーやソフトウェアの提供がされません。完全に自己責任となります。
詳しくは別記事で公開していますので宜しければどうぞ。
リカバリーの作成。
工場出荷状態に戻すにはリカバリーメディアが必要です。
お使いのパソコンでリカバリーディスクなどの作成はお済みですか?
Windows10アップグレード前にリカバリーディスクなどの作成を忘れてしまうと、Windows10アップグレード後にリカバリーディスクを作成できない可能性があります。
リカバリー方法、リカバリーメディアの作成手順は各メーカへ問い合わせましょう。
Windows10アップグレード後に問題発生した場合に、工場出荷状態に戻せるよう必ずアップデート前に作成してください。
特にWindows10のメーカーサポート対象外機種に該当する方は注意してください。工場出荷状態に戻すのに有償修理扱いになる可能性があります。
Windows10アップグレード前にやるべき事まとめ。
①大切なデータのバックアップ。
②デバイスのメーカーへ持っている機器がWindows10のサポート対象機種か確認。
③いつでも工場出荷状態に戻せるようにリカバリーの作成。
上記は必ずWindows10アップデート前に行ってください。
④ソフトウェアがWindows10に対応していない場合の代替を探す。
⑤周辺機器がWindows10に対応していない場合の代替を探す。
⑥最低動作環境以上の構成にできれば増強(メモリなど)
今のうちにしっかリとWindows10アップグレードの準備をしましょう。
問題があってからでは、もしかしたら取り返しの付かないことになる可能性があります。