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ZenFone3のデュアルスタンバイを使ってみたのでメリット・デメリットまとめ。【2016/11/18更新】

ZenFone3のデュアルスタンバイ機能を実機で検証!

Twitterなのでご報告済みですが、ガルマックスにも最新のトレンド機能である「デュアルスタンバイ」対応のZenFone3がやってきた!

ZenFone3の製品レビューも今後公開しますが、まずは気になって気になって仕方のなかったデュアルスタンバイ機能について実機で検証し評価します。

また、折角実機を持っているので本記事に書いていないパターンで気になる事があればTwitter・Facebook・Good+・メール等で問い合わせていただければ検証します。

▼ZenFone3のスペックレビューも執筆しています。お時間のあるときにでもどうぞ。↓

ZenFone3で利用可能なデュアルスタンバイとは。

ZenFone3のスロットはMicroSIMとNanoSIMスロットが各一枚入ります

まずはデュアルスタンバイ機能について簡単に解説。

デュアルスタンバイとは2枚のSIMが同時待受出来る機能です。一般的な使い方は音声用のSIM+格安SIM(データ)という使い方。

音声通話は現在の大手キャリアのSIMを使えるのでデータだけ安い格安SIMを用いて音声通話とデータSIMを切り分けて運用可能です。

ZenFone3のデュアルスタンバイ利用時は高速通信が可能な4G(LTE)+3Gの組み合わせで利用可能です。

最近は高速通信のデータ通信が当たり前の世の中なので、3Gに音声通話、4Gにデータ通信を割り当ててデュアルスタンバイ利用することが一般的。

ZenFone3のデュアルスタンバイ機能を紹介。

デュアルスタンバイが利用できるスマートフォンが増えていますが、対応電波やデュアルスタンバイ機能に対しての評価が高いZenFone3のデュアルスタンバイ機能を紹介します。

ZenFone3ではSIM1とSIM2にそれぞれ個別にSIMを差し込み、更に各SIMでの動作について「デュアルSIMカード設定」で各種設定が可能です。

ZenFone3にはデュアルスタンバイ時の動作を設定する専用の設定画面が利用できます

基本的には以下の項目を設定可能です。

  • 音声通話をSIM1又はSIM2のどちらで利用するか(音声通話×2の場合は都度選択も可)
  • SMSをSIM1又はSIM2のどちらで利用するか
  • データ通信はSIM1又はSIM2のどちらで利用するか
  • Bluetoothを用いた通話の優先SIMをSIM1又はSIM2どちらで利用するか

また、ZenFone3では音声通話SIM+音声通話SIMの組み合わせも可能なので、片方のSIMが利用できない状況の時に自動転送するデュアルSIM通話転送も利用可能です。

  • ▼au回線を利用する方へ▼

    ZenFone3は通話もデータ通信も4G(LTE)で通信するauのVoLTE対応SIMで利用出来ます。

  • しかしながら、デュアルスタンバイの特性上4G+3Gでの利用となるので、au回線(VoLTE対応SIM)を通話SIMに設定すると必然的に通話SIMは4Gを割り当てることとなり、データSIMは通信速度の遅い3Gしか利用できません。また、auの3G回線であるCDMA2000という電波はマイナー電波でZenFone3では対応していません。
  • au回線を通話用として利用する場合はVoLTE対応SIM1枚での運用をオススメします。(au回線のUQmobileのやmineoをデータSIM側で利用する場合には問題ありません。)

ZenFone3のデュアルスタンバイ「音声通話SIM+データSIM」利用時のまとめ。

ZenFone3のデュアルスタンバイは2つの電波を同時待受出来るのでアンテナマークも2本!

ここではデュアルスタンバイで「音声通話SIM+データSIM」を組み合わせた状態での挙動や検証結果をまとめます。音声通話SIMは3G、データSIMは4Gに割り当てます。

データ通信中に通話がかかってきた場合のデータ通信はどうなる?

データ通信中に通話がかかってきた場合の検証を行った結果は以下の通り。

データ通信の動きが分かりやすいようにデータを受信しながら再生するYou Tubeで動画を再生中に通話をZenFone3で着信してみました。

  • データ通信中に着信があった場合、データ通信は中断し着信画面へ推移。
  • 通話後は通信が自動的に再開し動画の続きが再生された。

また、Playストアでアプリをダウンロード中に着信があった場合もデータ通信は中断しますが、電話を切るとデータ通信を再開しダウンロード途中から残りのダウンロードが始まりました。

アプリ内ダウンロードではレジューム機能を搭載していない場合、データ通信が中断されると再ダウンロード(最初からダウンロード)となるので注意が必要です。

音声SIMで通話中にデータ通信出来る?

前項目の検証で答えは出ていますが、結論から言って出来ません。

デュアルスタンバイは同時待受機能であり同時利用機能ではないので、通話で通信を行っている最中は通話SIMがアクティブ化されるのでデータで設定したSIMは通信を停止します。

デュアルスタンバイ機能利用時は今まで当たり前のように利用してきた以下の動作はできなくなるので注意しましょう。

  • 通話中にデータ通信必須のスケジュール帳を確認する
  • 通話中にLINEなどのメッセージサービスを利用する
  • 通話中にWEBブラウザーで調べ物をする

ZenFone3にau回線のUQmobileをデータSIMで使えるか試してみた。

テレビCMで話題のau回線を用いたUQmobileのSIMが届いたので、ZenFone3で使えるか試してみました。

現在はZenFone3の音声通話にワイモバイル、データにau回線のUQmobileを差し込みワイモバイル回線(ソフトバンク回線)とau回線の2刀流です。

▼UQmobileのVoLTE対応SIMをゲット。UQmobileのSIMは標準、Micro、Nanoサイズに切り分ける事が出来るのでサイズ指定はありません。とっても便利。↓

ZenFone3はMicroSIM形状のSIMトレイが1つ付いているので、UQmobileはMicroSIM形状で差し込みました

▼APN設定ではUQmobileの既に登録済みなので選択するだけで超簡単。↓

ZenFone3はUQmobileのAPNがプリインストールされているので簡単に利用できます。

▼ZenFone3のデュアルSIMカード設定でUQmobileのSIMをデータに割当ました。↓

デュアルSIMカード設定でUQmobileをデータSIMに設定!

▼電波の横のマークが4GからVoLTEに切り替わった!↓

UQmobileのVoLTEマークが表示された!

▼UQmobileで通信可能か速度測定を行いました。バッチリ通信できてます。↓

UQmobileの通信速度は中々早かった

ZenFone3では通信速度に定評のあるau回線のUQmobileをデータSIMとして利用する事が可能です。

ZenFone3のデュアルスタンバイ「音声通話+音声通話」利用時のまとめ。

ここではデュアルスタンバイ機能で「音声通話+音声通話」を組み合わせた場合の動作を検証します。

基本的にデータ通信中に着信があった場合の挙動は前項目と同じで、音声通話中はデータ通信が出来ません。

2つの電話番号は同時待ち受け出来る?

ZenFone3に2枚の音声通話SIMを挿し込んでデュアルスタンバイ状態でそれぞれの番号へ電話してみました。

検証結果から、それぞれの電話番号で着信応答可能です。プライベート用の番号と仕事用の番号のどちらもZenFone3一台で着信応答可能です。

音声通話SIMを2枚挿した時の電話発信はどうなる?

電話発信時にはSIM1、SIM2のどちらで発信するか選択が可能です。

個別の電話番号で発信したい場合はZenFone3の「デュアルSIMカード設定」にて音声呼び出し項目を「常に確認する」に設定しましょう。

設定が完了すると通話時にどちらのSIMで発信するか選べます。

また余談ですが、電話帳もSIMカードに記録されている電話帳データやGoogleの電話帳を1画面で表示出来るので、例えばプライベート用と仕事用の電話帳をそれぞれのSIM又は個別のGoogleアカウントで管理すると、ZenFone3の電話帳から全て閲覧検索可能です。

  • ▼ワンポイント▼

    ZenFone3の「デュアルSIMカード設定」内の「通話ログから返信」項目を「コールインSIMカードを経由して返信」に設定すると、不在着信などで折り返し電話する場合に着信のあった番号(着信を受けたSIM)で発信出来ます。

  • 完全にプライベート用と仕事用を分けて管理している場合は発信する番号も決まっている(仕事の取引先にはこの番号、家族などのプライベートはこの番号という具合)ので、設定しておくと折り返し電話の際に番号を選択する必要が無くなるので便利です。

電話帳の仕様は改善の余地あり。

電話帳は先述した通り、複数の電話帳データを1画面で表示出来るので非常に便利なのですが、電話帳の登録項目に通話で用いるSIMを設定できれば発信時に面倒くさい番号選択をスキップ出来るので是非とも今後は追加していただきたい項目です。

ZenFone3は各SIMの名前を任意で設定可能!

ZenFone3では「SIM 1」と「SIM 2」という名称ですが仕事用とプライベート用で分ける時にこの名称だと分かりにくいですよね。

これ、デュアルSIMカード設定項目で任意の名称をつけることが出来ます。

▼デュアルSIMカード設定でSIM名称をタップすると名前を編集できます。↓

ZenFone3ではSIMの名称を変更可能です

▼各SIMの名称を変更すると、電話帳などでの発信番号選択で編集した名前が表示されます。↓

名称を変更すると電話帳等で仕事用か私用か分かりやすい

ZenFone3のデュアルスタンバイ機能はSIMフリースマートフォンの新たなトレンド。

実際にZenFone3のデュアルスタンバイ機能はかなり利便性の高い機能であることを実感しました。

今後はワイモバイルのプランをスマホプランS(キャンペーン利用で10分以下かけ放題+2GBのデータ容量で1,980円)を通話中心に利用し、au回線を利用した評判の良いUQmobileのデータSIM(3GB/980円)の2枚でデュアルスタンバイを利用する予定。

また、音声通話×2も利用可能なので仕事用とプライベート用の電話を個別に持っている方も便利に使える機能だと感じました。

まだまだ改善の余地はありますが音声通話プランとデータSIMを切り分けて運用可能ですので、キャンペーンの多い格安SIMで契約期間や解約金のないデータSIMを切り替えながら利用できます。

大手キャリアかけ放題+格安SIMの運用が可能なのがデカイ。

実は大手キャリアの「かけ放題」はデータプランの抱き合わせでなくても利用可能です。以下はドコモのQ&A抜粋。

Q1.通話しか利用しないのですが、「カケホーダイプラン」のみ契約することはできますか?

A.「カケホーダイプラン」のみでもご契約いただけます。ドコモケータイなら2,200円、スマートフォンなら2,700円でご利用いただけます。(パケットパックを未契約でデータ通信を利用した場合、別途通信料がかかります。)

引用:よくあるご質問-ドコモ

つまり、大手キャリアの通話かけ放題が必須の方は「かけ放題」サービスのみに切り替えてデータSIMは格安SIMを利用する事が可能という訳です。

追記:auではかけ放題のみの契約が出来ません。冒頭でお伝えした電波的な観点からもauはZenFone3で利用するにはデュアルスタンバイの特性を生かせないキャリアなので少し残念。

格安SIMだと3GBが1000円前後なのでかなり節約出来ますね。

ZenFone3はauのLTE回線も利用できるバンドにも対応しているので、データSIMとしてはドコモ系、ソフトバンク系(ワイモバイル)、au系全て利用可能なので格安SIMも選び放題。

データSIMでは先述した通り契約期間や解約金がないので、半年間はデータSIM(3GB)の月額が無料のドコモ系回線網を利用した【DTI SIM】や通信品質に定評のあるau回線の【UQモバイル】、低容量でもソフトバンクの回線品質で利用可能な【ワイモバイルの格安SIM】も全部使えます。

また、格安SIM業界は非常に盛り上がっているので各社で大型キャンペーンをバンバン打ち出しています。この様なキャンペーンSIMを渡り歩くのも良いかもしれません。

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