HTC、ミドルレンジの新製品がGeekbenchに登場か。以前発見されたスナドラ710搭載機の別バージョンの可能性も。
昨年12月、HTCは2019年に向けてスマートフォンの販売戦略を一新すると発表していました。その一環としてU12+とU12 Lifeのライフサイクルの延長が行われていましたが、どうやらその発表は今年のフラッグシップおよびミドルレンジ製品についても意図していたようです。
Geekbenchで見つかった「HTC 2Q741」のスコア
今回GeekbenchにHTC製品として登場したのは番号が「HTC 2Q741」というモデルで、MediaTek製の最新チップHelio P35に6GB RAMを搭載し、OSはAndroid 9 Pieのようです。この製品が、今後HTCから発売されるミドルレンジ機ではないかと期待されています。
ちなみに前作のミドルレンジU12 LifeはSnapdragon636に4GB RAMを搭載し、Geekbenchスコアは
- シングルコア:1330
- マルチコア:4943
だったことを考えると、若干のパワーダウン感は否めません。
先月にはSnapdragon710に6GB RAMを搭載した機種が同じようにGeekbenchに登場しており、また番号も2Q7A100と似ていることから、今回のものは同じ製品のMedia Tekバージョンの可能性が高いとされています。そうであれば、おそらく特定の市場用でしょう。(日本に投入するならスナドラ版かと思います。)
この製品の他のスペックについてはまだ何も明らかにされていませんが、いずれにしても今後の情報から目が離せません。ただこうしてベンチマークが公開されたということは、実物を目にする日もそう遠くはないでしょう。