使ってみた本音。新型8.8インチタブレット「Teclast T60 Mini」の実機レビュー!

どうも、tatsuです。
今回はエントリー〜ミドルレンジ的な立ち位置ながら2.5Kの高精細なディスプレイを搭載したコンパクトタブレット「Teclast T60 Mini」をメーカーさんから試す機会をいただきました。実機レビューをお届けしていきたいと思います!
こんなモデルでした
- 重量324gで持ち運びやすい8.8インチのコンパクトタブレット
- 2,560×1,600(2.5K)のディスプレイが精細でキレイ。色味や黒の表現も良好
- Unisoc T7300とメモリ8GBで、普段使いなら不満を感じにくいパフォーマンス
- 映画を約8本鑑賞できるバッテリー持ち。18W充電にも対応
- Widevine L1対応で、NetflixもL1で視聴できる
- 安いタブレットとしては筐体の質感やビルドクオリティが高い
買う前に知っておきたいポイント
- ソフト面で細かい不具合が散見される
- Wi-Fiの接続が、数時間経つと切れることがある
- ゲーム性能は低く、重量級のゲームは動作が厳しい
目次をクリックすると各項目へ移動します
価格とバリエーション
Teclast T60 Miniの発売時価格とバリエーションは以下の通りです。
- メモリ8GB+ストレージ128GB:37,900円
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■Teclast T60 Mini■
初出時価格→37,900円
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スペック、ベンチマーク、検証結果
仕様や性能の数値的な部分、機能有無の検証結果などを知りたい方は以下からどうぞ。
実際に使って感じたこと
8インチクラスのコンパクトサイズがウリなTeclast T60 Miniですが、使い道は以下のものが思い浮かぶのではないでしょうか。
- 動画を見る
- 電子書籍を読む
- ネットで調べ物
- ゲームを遊ぶ
これだけ見ると「大きいサイズのタブレットと変わらんやん」と感じるかもしれません。ただ、身も蓋もないことを言うと、タブレットの用途って上の4つがメインな気がするんですよ。
コンパクトなタブレットが大型のタブレットと違う、というか勝っているのは「上記の用途が外出先でも実行しやすい」点に尽きるんじゃないかと筆者は思っています。
今回レビューしていくTeclast T60 Miniは、8インチクラスタブレットだけあって持ち運び性が抜群です。サイズ以外の性能面やディスプレイはどうなのかも含めて、チェックしていきましょう!
安いタブレットとしては健闘している筐体の品質
実際のところ、安いタブレットって値段とのトレードオフでボディの質感はそれなりなんじゃないの?って思いがち。しかも昨今は端末の値段が上昇傾向なのでなおさらですよね。
じゃあTeclast T60 Miniはどうなのかというと、なかなかどうして悪くないのが所感です。
▼個人的にツボだと思ったポイントはコチラ。Teclast T60 Miniは電波を通しやすくするために一部プラスチックパーツが使用されていますが、金属部分に色味をかなり寄せています。↓

▼筐体の角部分も鋭利ではなく滑らかに加工されており、ビルドクオリティは安いタブレットとしてはかなりレベルが高いので、筆者は所有欲が満たされました!↓

▼重量は実測で324gと、8.8インチのタブレットとして平均的な重さ。持った感じもフツーですね!↓

▼microSDスロットはSIMピンで開けるトレイ方式。頻繁に取り替える使い方をするのは面倒かも。↓

▼iPhone 11 ProやiPhone 12 miniと比較してみました。比較対象はメインストリームのスマートフォンよりも小さいので、あくまでも参考程度ですが、コンパクトとはいえタブレットだとスマートフォンよりもしっかり大きいですね。↓

▼以前にレビューした8インチタブレットとも比較。大体似たようなサイズ感です。↓

▼Teclast P50T(T7250)と比較してみました。これを見るとTeclast T60 Miniが11インチタブレットよりも格段にコンパクトなのが伝わるはず!↓

ちなみに、Teclast P50T(T7250)と同じガンメタ調のグレーですが、細かい部分の質感は本機(Teclast T60 Mini)の方が上だと感じました。
やはりその辺はTeclastタブレットの中でも上位グレードのTシリーズだからなのかも?
ライトな用途ではあまり困らないUnisoc T7300
Teclast T60 Miniが搭載するSoCはUnisoc T7300。最近採用例が増えつつあるHelio G99の後釜的なプロセッサです。
Unisoc T7300はガルマックスの基準ではエントリークラスですが、その中では少し上の立ち位置で、実はギリギリミドルレンジくらいかな〜みたいな性能だったりします。
日常使いのレベルならOK!
さて、実際の使い心地ですが、後述するディスプレイと相まってブラウザを使用した情報収集や動画視聴といった普段使いだと悪くない動作感。
動画視聴もしてみましたが、YouTubeの操作くらいではそこまで支障は感じませんでした。ブラウジングも数個のタブを開いた状態では動作の破綻はしていません。
こうした動作感には、仮想メモリ抜きで8GBが搭載されている内蔵メモリも影響しているのでしょう。
ゲームは「どうぶつタワー」のような軽量級のものならプレイは可能でしたが、原神やアークナイツ:エンドフィールドに代表される重量級のゲームは無理だと考えた方がいいですね。
Wi-Fiの接続が数時間経つと途切れてしまう
これは個体の問題なのかソフトウェアの問題なのかは不明ですが、Wi-Fiに接続した状態で長時間経過すると接続が切れることがありました。
体感だと数十分程度なら大丈夫で、数時間単位になると切れていることが多いという感じ。
接続が切れていても、先ほどまでつないでいたアクセスポイントをタップすれば復帰し、問題なく使えます。使う分には支障はあまりないものの、そのたびにつなぎ直すのは地味〜に面倒です。
個体差であれば「評価機が悪いんだね」で済む話ですが、Teclast P50T(T7250)でも発生していた症状なので、ソフトウェア起因の場合は早めの修正をお願いしたいところです!
Chromeがクラッシュする!解消手順を試したら改善した
リリース直後に騒がれていた「Chromeがクラッシュしてしまう」症状ですが、今回のレビューで使用した評価機でも確認できました。
最近配信されたアップデート(V1.10_20260929)を適用した後もChromeロゴが出たままで固まっていたり、ページを開こうとするとアプリが落ちたりとあまり改善された兆しはなさそうでした。
▼10月10日に公式Xアカウントから投稿された内容によると、以下の手順でAndroid System WebViewを更新し直すとChrome周りの不具合が解消されるとのこと。↓

上記の手順に則って更新作業を行ったところ、少し触った感じだと改善されている様子でした。
更新手順を解説
ということで、Android System WebViewはどうやって手動更新するの?と思った方のために更新手順を残しておきます。
▼設定から「アプリ」→「○●個のアプリをすべて表示」をタップしましょう。↓

▼アプリの一覧から「AndroidシステムのWebView」を探しましょう。デフォルトだと50音順→アルファベット順になっているはず。↓

▼AndroidシステムのWebView内の「更新を削除」をタップしましょう。↓

▼ダイアログが出てくるので「アンインストール」をタップしましょう。↓

▼すぐに画像のような表示になるので「更新」をタップしましょう。↓

▼その後に「更新を削除」の表示になると完了です!↓

以上の手順で症状が改善する可能性は高いので、少々面倒ですが、まずはこの作業を行ってから使い始めるようにしましょう!
WQXGA解像度は高精細の一言!

Teclast T60 Miniは8.8インチとタブレットでは小型のディスプレイですが、解像度が2,560×1,600(WQXGA)なのが大きなセールスポイント。
画素密度は343ppiと、ドットの粗さが気になりにくい300ppiを超えています。iPadやLegion Tabといった高解像度ディスプレイを搭載したタブレットをメインで使用している筆者でも、違和感なく使えました。
▼筆者の写真撮影能力が低いので伝わりにくいかもですが、高解像度なだけでなく、色味もしっかりと表現できていました。特に黒の表現力は有機ELではない普通のLCDとしては結構高いです。↓



一昔前の格安なノートPCでは、解像度が高いだけで色味が変だったり、見る角度による色の変化がひどかったりするディスプレイをよく見かけました。本機はそういった要素とは無縁ですねっ!
▼ディスプレイのリフレッシュレートは基本的に60Hzと90Hzの可変方式ですが、以下の画像のように60Hzまたは90Hzのどちらかへ固定することも可能です。↓

可変方式を選択した場合は、スワイプなどの操作中は90Hzで、10秒か20秒ほど無操作が続くと60Hzへ移行する制御です。この挙動は、以前にレビューしたTeclast P50T(T7250)と同じでした。
スピーカーの音質は動画の流し見ならイケるくらい

Teclast T60 Miniのスピーカーはステレオ方式を採用しています。
▼スピーカーの位置は以下の画像にある赤丸の位置。横持ちをした際に左右に来るようになっています。↓

実際に聴いてみたところ、スカスカで聴くに耐えないレベルではないけど、迫力などは物足りない印象です。配信や実況動画を鑑賞するくらいなら大丈夫かなってところ。
なお、位相チェックも行いましたが、切り替えには対応していない模様。まぁ、格安モデルで位相切り替えに対応しているものはそんなにないので、しょうがない点はありますね。
ちなみにイヤホンジャックは搭載されていないので注意しましょう。ただ、執筆時点だと100円ショップとかでも売っているくらいにはワイヤレスイヤホンが普及しているので、案外不便に思う方は少ないかもですね。
映画を8本鑑賞できるバッテリー持ち
タブレットでも気になる要素として、バッテリー持ちが挙げられると思いますが、6,000mAhものバッテリーを搭載したTeclast T60 Miniはどうなのか。
いつもの設定(輝度110lx、音量50%)で動画を再生してみたところ、12%ほどバッテリーを消費していました。単純計算だと一般的な映画(約2時間)を8本ほど再生できます。
バッテリー容量は6,000mAhと8インチクラスのタブレットでは標準的です。消費電力の高い2.5Kディスプレイを備えているので、バッテリー持ちは悪いのかな?と思っていましたが、想像していたよりも良好でした。
夜の余暇時間に映画を1本ほど観るライフスタイルならスリープ時のバッテリー消費を加味しても1週間弱は充電なしでいけるかもしれませんね?
思ったよりも充電が早い?
Teclast T60 Miniは最大18Wの充電に対応しています。
▼18W対応の充電器を使い、実際にチェッカーを経由して充電してみたところ、18W前後の数値で推移しているようでした。↓

▼AnTuTuの充電チェック機能を使用したところ、7%から100%まで2時間30分弱で充電できました。↓

18Wは執筆時点の基準だと通常充電に近い部類ではあるものの、体感としては「それなりに早いよね」と思えるくらいです。
ただし、付属の充電器は10Wまでしか対応していないので、18W充電を体感したいのであれば自前で用意しておきましょう。まぁ、20W充電器はダイソーなどでも売っているので、入手性は悪くないはず。
ちなみに、充電時の挙動ですが、99%になった後に100%まで進むのに結構時間がかかった印象(30分くらい)でした。
カメラはタブレットとしては悪くないレベル

Teclast T60 Miniのアウトカメラは1,300万画素、インカメラは500万画素。
実際に撮ってみた感想ですが、細かいディテールは潰れているものの、全体的なシルエットはある程度捉えられています。安めのタブレットとしては悪くはないくらいのレベルです。
ですので、記録撮影やQRコードの読み取りなどはバッチリと使えるんじゃないでしょうか!
▼実機で撮影した写真を掲載しておきます。参考までに。↓

向いている人・向いていない人
Teclast T60 Miniが向いている人は、高精細かつ品質の高いディスプレイを搭載したコンパクトタブレットをできる限り安価に手に入れたい方でしょう。
セール時だと2万円台前半で販売されていた事例もあるくらいなので、高精細ディスプレイ搭載タブレットとしてはバーゲンプライス・・・は言い過ぎかな?
逆に向いていない人はとにかく価格重視なタブレットが欲しい方やゲームが快適に遊べるタブレットが欲しい方。
8インチクラスのタブレットで性能よりも価格重視ならもっと安いモデルはありますし、ゲームが快適に遊べるくらいの性能が必要ならLegion Tabなどもっと高価なモデルを選ぶ方が絶対幸せになれると思います。
レビューまとめ

Teclast T60 Miniは8.8インチで比較的お手頃に2.5Kタブレットが手に入るのが魅力のタブレットでした。
Unisoc T7300は、ミドル寄りなエントリークラスとなっているHelio G99よりもちょっと性能が上で、格安エントリータブレットよりも扱いやすいです。しかも、メモリが8GBと余裕があるのも、値上がりが続いている今は魅力的な点でした。
何より、2.5Kのディスプレイは高精細なのもそうですが、色味自体も上々で、レビューで使っていてちょっと感動したくらいです。
ただし、細かいところでソフトウェアに関する不具合というか、不安定な部分が見受けられたのがちょっと気になる点ですかね。
メーカー曰く、不具合にはAndroid 17由来のものも含まれているとのこと。メーカーさんも被害者の面があるのかもしれませんが、問題が起きているのも事実なので、しっかりと面倒を見てほしいところ!
まぁ、それを抜きにしても、端末代が高騰している時期にセールなら2万円台で2.5K解像度のディスプレイを搭載したタブレットが買えるのはかなり嬉しいです。
ディスプレイがリッチな格安コンパクトタブレットをお求めの方は、検討してみるのも一考の価値ありかと思います!
■Teclast T60 Mini■
初出時価格→37,900円
※割引されている場合あり!リンク先で確認してみよう!
▼Amazon:タイムセールで23,655円!↓
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