ChromeOSが2034年でサポート終了になった場合、ChromeOS Flexの立ち位置はどうなるのか

ChromeOSが2034年でサポート終了になった場合、ChromeOS Flexの立ち位置はどうなるのか

Googleが、AndroidとChromeOSを統合したPC向けの新OS「Googlebook OS」を発表しました。

DellやHP等から、「Googlebook」ブランドのプリインストールPCが発表されています。この記事を執筆している2026年10月時点では、国内投入はまだアナウンスされていません。

ただ、既存のChromebookも、比較的新しいモデルであれば、将来的には現在のChromeOSから「Googlebook OS」へアップグレードできます。

ChromeOSは2034年で実質消滅(か?)

Google公式サポートページでは、「現行ChromeOSについては少なくとも2034年までセキュリティアップデートを提供する」と記載されていました。

これまでは明確なアナウンスがありませんでした。しかし、直近のGoogleの公式発表で、「ChromeOSのサポートを2034年半ばで終了し、後継のGooglebook OSへ移行する」という方針が示されました。

▼実は現時点では、はっきりと「ChromeOSは終了」とは記載されていなかったりするのですが・・・↓

公式サポートページより引用

約8年後には、現在のChromeOSおよびChromebookは完全に廃止され、「Googlebook OS」に統合されることになります。

古いPCの救世主として存在している「ChromeOS Flex」は今後どうなるのか

「Googlebook OS」は前述の通り、現在のChromeOSと、スマートフォン・タブレットデバイス向けに提供されているAndroidを統合したOSです。

そこに「Gemini」ブランドで展開されているGoogleの生成AI関連の機能も組み込まれています。そのため、将来的にGoogle製OSが「Googlebook OS」へ統合されるのは自然の流れと言えます。

ここで気になるのが、「ChromeOS Flex」の存在です。

Windows 11や最新のmacOS等に対応できない古いPCやMacを、現役で活用するための環境として、日本でも「ChromeOS Flex」はすっかり認知されるようになりました。

ChromeOSのベースになっているのは、Google関連のサービスを除いた「ChromiumOS」です。

この「ChromiumOS」は、Google製WEBブラウザ「Google Chrome」のベースである「Chromium」と同じく、オープンソースソフトウェアです。誰でも自由に機能を改変して公開できます。

ChromeOS Flexは、もともとこのChromiumOSをベースにカスタマイズしたOSを展開していた「CloudReady」を、Googleが開発会社ごと買収してリブランドしたものです。

ChromeOS Flexに関しても、2034年まではGoogleからアップデートが継続されると思われます。

ただ、新OSである「Googlebook OS」については、現時点ではオープンソースソフトウェアとしてソースコードが公開されていません。

また、今後ソースコードを公開する予定かどうかもアナウンスされていない状態です。

そのため、ChromeOS Flexを導入済みの環境も含め、既存のPCへ公式に「Googlebook OS」をインストールできるようになるかどうかは不明です。

▼環境によってはタッチパネルやハードウェアボタンといった重要な部分のドライバーが用意されておらず、動作しない場合があるなど、癖はあるものの古いPCやジャンクPCにとってはまさに「有力な選択肢の一つ」だったChromeOS Flex。↓

実際にChromeOS Flexを導入したジャンク初代Surface Go

まだ先の話とはいえ、可能であれば既存の環境でも「Googlebook OS」を試してみたい

ChromeOSとChromebookブランドが完全に廃止されると思われる2034年までには、まだかなり時間があります。

▼日本国内でもGooglebookブランドのPCそのものは投入されると予想されますが、できれば既存のPCでも試してみたいところ・・・↓

日本でもGooglebookブランドのPCそのものは投入されるものと思われるが・・・

ChromeOS Flexも当面はサポートが継続される予定のため、現時点でChromeOS搭載PCを利用しているユーザーが焦る必要はありません。

・・・とはいえ、ChromeOS Flexの後継OSを「Googlebook OS」ベースでも用意するのかどうかについて、Google側で特に触れられていない点は少し気になります。

また、Googlebook OSをプリインストールして販売される「Googlebook」は、現行のChromebookより価格が高めの「プレミア」ラインの製品がメインになる見込みです。

そういった事情もあるため、既存のPCでも新OSを気軽に試せるようになれば・・・と、筆者(かのあゆ)自身は感じていたりします。

ページトップへ