Dimensity 6300のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

\ 最強コスパ!在庫かなり減ってきたそうです /

定価8万円、moto edge 50s Proがソフバン代理店で1万円切り!返却なし!

\ 機種変更でも9,800円! /

ワイモバで縦折りスマホLibero Flipが激安!機種変も新規もOK

2024年4月に登場したミドルのSoC「Dimensity 6300」のスペック、実機での処理性能とゲーム性能、実際の動きをチェックしてみました。

なお、本記事で紹介する内容は「目安」です。スマートフォンやタブレットはSoC以外に画面の解像度、メモリ搭載量、ストレージの速度などで動作が変わってきます。

Dimensity 6300のCPUとGPUのスペック

SoC Dimensity 6300
CPU Cortex-A76 ×2
Cortex-A55 ×6
CPU周波数 2.4GHz
GPU Mali-G57 MC2
GPU周波数

Dimensity 6300の処理性能

▼Snapdragonは大きく4つの性能帯に分かれています。Dimensity 6300標準的なミドル帯のSoCです。

本記事で使用する製品は以下。

実機レビュー:背面ディスプレイ搭載タフネス「FOSSiBOT F109」の実態を調査した結果

Dimensity 6300の実機AnTuTuスコア

端末の性能を数値化するAnTuTuベンチマークで実機測定してみましょう。

▼Dimensity 6300の実機AnTuTuのスコアは総合スコアが415,486点、GPUスコアは69,529点、UXは114,046点となっていました。↓

操作の快適性を表すUXスコアは10万点を超えると快適とされていますが、Dimensity 6300はこれを上回るスコアでした。

また、CPUやGPUの構成がHelio G99と非常に良く似ているのも特徴です。Dimensity 6300はHelio G99よりもわずかに性能が向上しつつHelio G99では非対応だった5Gに対応する低価格向け5Gチップセットと言えそうです。

▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Dimensity 6300のゲーム以外の動き

Dimensity 6300を搭載するスマートフォンでゲーム以外の動きをチェックしてみます。

▼WEB閲覧(Yahoo!ニュース)、SNS(Twitter)、動画視聴(YouTube)の動作はこんな感じでした。動作は許容範囲でしょうか。↓

ゲーム以外の動作は軽快で特にストレス無く動作しています。一般的な使い方であれば十分な性能をもったSoCです。

Dimensity 6300のゲーム性能

ライトな使い方は先程検証しましたが、次はゲームを試してみます。検証では重量級ゲームの代表格である原神を使います。

▼グラフィックのデフォルト設定は「最低」となっていました。↓

検証では画質を「中」、フレームレートを60に設定してマップの3箇所をワープ後に4キャラ分の元素爆発を連続発動した際の高負荷状態で下限フレームレートを測定しmす。

なお検証結果により他ゲームでの大体の動作目安も分かります。

  • 下限30FPS未満は画質やフレームレートを妥協する必要があったり、それらを妥協しても遊べないゲームが出てくる。(Dimensity 6300はこれにあたります)
  • 下限30FPS以上が出ていれば大多数のゲームは遊べるレベルで動作する。画質を妥協することで大多数のゲームは快適に動作する。
  • 下限FPSが60FPSに近づくほど画質と高フレームレートを維持しやすくなる。また下限50FPSを超えるとと大多数のゲームは快適レベルで動作する。

▼原神での高負荷時下限フレームレートは16FPSとなりました。↓

Dimensity 6300のゲーム性能はそれほど高くないので原神クラスのゲームは厳しいです。原神では画質を更に下げても下限30FPSの維持が難しく、原神クラスのゲームは快適にプレイできません。

一方でグラフィックの軽いゲームや2Dゲームは多くのゲームが動作する水準ではあります。ゲーム性能は先述通り高くはないので、プレイしたいゲームが有る場合は購入前に問題なく動作するか追加で調査してみましょう。

Dimensity 6300の動作目安まとめ

Dimensity 6300はHelio G99の5G版といった印象のSoCでした。一般的な使い方であれば特に動作に不満もなく快適に使えるパフォーマンスを持っています。

一方でゲーム性能はミドルクラスのなかでも高くはないので、ゲーム向きのSoCではありません。ゲーム性能を重視するのであればミドル帯ではなくミドルハイ帯のSoCがおすすめです。

Dimensity 6300搭載製品の一覧

Dimensity 6300を搭載する製品は以下です。

ページトップへ