ニコニコ動画の「ニコニコSIM(仮)」が登場。注意点などまとめ
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ニコニコ動画を運営するドワンゴと格安SIMを提供するFREETELのコラボSIM「ニコニコSIM(仮) powered by FREETEL」が登場。1年目は月額499円~利用可能なドコモ回線を利用した格安SIMで2017/6/20よりオンライン受付を開始した。
支払い方法はクレジットカードのみで、事務手数料が3,000円、SIM発行手数料394円が別途必要。
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ニコニコSIM(仮)の良いところ。
利用料金にはニコニコ動画のプレミアム会員費用500円が含まれている。
ニコニコ動画のプレミアム機能を利用するには月額500円のプレミアム会員になる必要があるが、ニコニコSIM(仮)のプラン料金にはこの費用が含まれている。
注意点としてはSIMだけを解約、ニコニコプレミアム会員だけを解約といった、どちらか一方を解約することが出来ない。
しかも、利用1年目はプレミアム会員費の500円が無料。
プレミアム会員費は月額500円、年間で6000円が利用1年目は無料となる。現時点でニコニコ動画のプレミアム会員の方は、容量1GBのデータプランだとプレミアム会員を継続しながら1GBのニコニコSIM(仮)を実質的金銭負担がほぼない状態で利用可能だ。
利用料金は以下の通り。
▼1年目の利用料金↓
▼2年目の利用料金。↓
カウントフリーで様々なコンテンツが使い放題。
ニコニコSIM(仮)は、特定のコンテンツを利用した際のデータ通信量がノーカウントとなるカウントフリーに対応。
全てのプランで、「App Store(iOS利用時)」「LINE」「ポケモンGO」利用時の通信量がノーカウント、3GB以上のプランだと追加で「Facebook」「Twitter」「Instagram」「Facebook」の通信料もノーカウントとなる。
これらのカウントフリーはFREETEL SIMと同じで、各コンテンツにより無料範囲とならない部分も有るので対象となる範囲は「FREETEL SIMのカウントフリー対象」をチェックしよう。
電波はドコモを利用しているので対応している端末が豊富。
ニコニコSIM(仮)で利用する電波はドコモで、通信エリアはドコモと全く同じだ。エリアに関してはドコモ公式の「サイトマップ」からチェックしよう。
SIMはドコモで販売されている端末やSIMフリースマートフォンで利用が可能となっている。これからSIMフリー端末を購入してニコニコSIM(仮)の利用を検討している方は、LTEバンドの1/3/19、3Gバンドの1/6又は19に対応したドコモの電波を掴める端末を選ぼう。
SIMフリースマートフォンは基本的にドコモの電波には対応している事が殆どなので、沢山の端末から選択することが可能だ。
ニコニコSIM(仮)のイマイチなところ
格安SIMなので通信速度の落ち込む時間帯がある。
格安SIMは大手キャリアから回線を借りているので、同時に処理できる速度に上限があり、沢山の人が利用する時間帯では回線が混雑し速度が著しく低下することがある。
テキストベースのサイト閲覧でも表示に時間が必要なほど速度が落ち込む場合が有るので、時間帯により動画視聴が困難になることを覚えておこう。
プレミアム会員は低画質モードを回避出来るが格安SIMでの視聴は低画質になる可能性が高い。
ニコニコ動画のプレミアム会員になると高画質で視聴可能となり、無料会員向けの低画質モードを回避出来ることが1つの特徴だが、前述した通り、通信速度が時間帯により落ち込むと自動的に通信容量の低い低画質モードに切り替わる場合がある。
そもそも、動画視聴に関してFREETEL SIMの評判が良くない。
FREETEL SIMは通信速度を測定するアプリを利用した時だけ良好な結果を表示するようなチューニングを施し、実際に動画を再生するような実使用では速度が全く出なくて使い物にならないという評判が多数。
ニコニコSIM(仮)まとめ。
サービス自体は魅力的に感じるが、格安SIMの特性とFREETEL SIMの評判から、この格安SIMを利用した通信での快適な動画視聴は期待できない。
ただ、現在ニコニコ動画のプレミアム会員の方や、これからニコニコ動画のプレミアム会員になろうと考えている方は、1年間のプレミアム会員費が無料となるので、「ついでに格安SIMって物を試してみる」ことが可能なので格安SIMが気になる方は試してみよう。
なお、6月中にニコニコSIMに申込んだ方はオリジナルマスコットのSIMピンが貰えるそうなので、申し込み検討されている方はお早めにどうぞ。
詳細は以下から
【公式】ニコニコSIM(仮)