ALLDOCUBEがマルウェア「Keenadu」への対策を案内。対応が早い!!!!

格安系の中華タブレットで猛威を振るっているマルウェア「Keenadu」については2月25日に公開した前回の記事を読んでもらうとして、同日に同マルウェア混入を認め対策を行うとアナウンスしていたALLDOCUBEから早くも続報があったのでお伝えしておく。

影響のある端末の公表と今後の対策

▼ALLDOCUBEからの続報は以下の通り。リスク検出されていないモデルと影響を受けるモデルおよびバージョンが記載されているので同社の製品を利用している人は確認してみよう。↓

▼表にまとめるとこんな感じ。↓

対象モデル 対象バージョン・構成 調査結果
iPlay 50 mini Pro 8+256GB / 8+128GB
Android 13
リスク検出
iPlay 60 mini Pro
(GARUさん使ってるやつ)
8+128GB
Android 14
リスク検出
iPlay 60 Pro 8+128GB
Android 14
リスク検出
iPlay 70 Pro 6+256GB
Android 14
リスク検出
iPlay 70 シリーズ mini Ultra (12+256GB) / mini Pro (8+128/256GB) リスク未検出
(正常使用可)
Pro (6+256GB / Android 15版)
70 (4+128GB) / 70E / 70 Max Pro 5G
iPlay 60 シリーズ Pad Pro / mini Turbo / 60S
Pro (6+128GB / Android 15版)
mini Pro (8+128GB / Android 15版) / mini (4+64GB)
その他 Ultra Pad (12+256GB) / iPlay 50 mini (Android 13版)

ちなみに筆者の手元にあったALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro(8+128GB/Android 14)はXでもお伝えした通りDr.web LightというアプリでKeenaduを検知したが、同じAndroid 14版でも検知しなかったと読者から連絡があったので、もしかしたら影響を受けるモデルでもロット等の違いで混入状況に違いがあるのかも?

なお今回の問題は「サプライチェーンにおける一部のコンポーネントに存在するファームウェアのセキュリティ脆弱性リスクに関連するもの」とALLDOCUBEは伝えている。うーん、これはやっぱり端末メーカーも被害者っぽい感じだな…。

今後の対応についてだが、OTAシステムアップデートによる修正済みファームウェアの配信を順次行い、2026年3月5日までに完了する予定とのこと。ROM焼きじゃなくてOTAアップデート(タブレットの設定項目にあるシステムなどから行えるワイヤレスでのアップデート)で修正できるのは不幸中の幸い。ROM焼きしろって言われても普通の人は困るからな…。

という訳で対象モデルを使っている方は設定画面からシステムアップデートを今すぐ確認を。もしパッチがまだ届いていない場合は、3月5日を過ぎるまでは、その端末で通販の決済やSNSへのログインは控えておこう。これが個人情報を守るためのユーザー側が今できる自衛策だ。

なおALLDOCUBEは今後のセキュリティメカニズムの強化もアナウンスしている。審査体制の強化、ファームウェア署名検証プロセスの最適化、独立セキュリティ期間による再審査メカニズムの段階的導入を行い安全管理プロセスをさらに改善するとのこと。

今回の件は端末メーカーも被害を被った側ではあるものの出荷前の検査をすり抜けて起こってしまった。

まあ起こってしまった事は仕方ないが、問題発生時に迅速にアナウンスを行い対策を進めたALLDOCUBEの姿勢と対応の早さは評価できる。

今後出荷前の検査も強固になるし個人的にはALLDOCUBEへの信頼感はアップした。このメーカーならユーザーを見捨てないのでガルマックスは今後も変わらず応援したい所存。

なお今回のKeenadu混入問題はALLDOCUBEだけではない。他のメーカーでも混入していることを確認したとの声がユーザーから挙がっている。

ALLDOCUBEがここまで誠実な対応を見せた以上、同様の指摘がある他メーカーが「沈黙」を続けることは、もはや許されない状況。ユーザーは問題発生時にメーカーがどう動くかをしっかり見ているぞ。

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