楽天モバイルの「2回線目が0円」詳細と注意点
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楽天モバイルが発表した「2回線目が0円」になるキャンペーンは上手く利用すると非常にお得です。但し、楽天モバイルの「1人契約するともう1人無料」という文言は言葉が独り歩きするので注意点を織り交ぜながら詳細を分かりやすく解説します。
2021年2月10日追記:この記事は2017年度の格安SIM時代の楽天モバイルの記事です。現在の楽天モバイルの情報は楽天モバイル(キャリア)カテゴリを見てみて下さい。
楽天モバイルは「楽天モバイルが3日制限の廃止と完全かけ放題を発表」でも書いた通り、利用者の利便性が一気に向上するサービス内容に切り替わるので、注目度がドドーンと上昇しているMVNOです。
家族で格安SIMに移行したい・子供にスマートフォンを持たせたい・遠方のご両親に携帯電話を持ってもらいたい・サブ回線を持ちたい・MNP用の寝かせ回線が欲しい等お考えの方で利用料金は出来るだけ安くしたい方は是非チェックしてみて下さいね。
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楽天モバイルの「2回線目が0円」の利点と詳細・注意点。
楽天モバイルの発表した「2回線目が0円」の利点と詳細・注意点に付いてまとめます。
本キャンペーン期間は2017年2月15日(水) 12:00 ~ 2017年5月11日(木) 9:59までの申込者が対象となります。。
楽天モバイルの「2回線目が0円」の利点。
1つ目の利点は、音声通話プランの維持費が0円であること。
もちろん、2回線目に0円で利用できるプランは限られているものの、例えば、遠方のご両親に連絡用としてスマートフォンを渡す、子供との連絡用にスマートフォンを持たせたい等、月々の基本料金が0円で利用可能です。あと、MNP用に寝かせる様な事も出来ます。
2つ目の利点は、先述した通り、0円で利用できるプランは限られていますが、他のプランを選択した場合でも割引価格で利用出来る事。
3つ目の利点は、データシェアでも上記2つの0円回線又はプラン料金割引が適応される事。家族で利用する場合はかなりお徳に使えます。
4つ目の利点は、2回線目が0円の本キャンペーン利用時、2回線目で余計なオプションに加入しなくて良いこと。楽天モバイルは5分以下かけ放題をオプションとして月額850円で利用できますが、これらのオプション加入は必須ではありません。(但し注意点が有るので後述しています。)
楽天モバイルの「2回線目が0円」の詳細。
楽天モバイルの「2回線目が0円」を適応するには前提条件として1回線目は以下のプラン構成で契約する必要があります。
プラン | 5分以下かけ放題 | 総額 |
---|---|---|
通話プランの5GB (月額2,150円) | 月額850円 | 月額3,000円 |
通話プランの10GB (月額2,960円) | 月額850円 | 月額3,810円 |
通話プランの20GB (月額4,750円) | 月額850円 | 月額5,600円 |
通話プランの30GB (月額6,150円) | 月額850円 | 月額7,000円 |
2回線目が0円で利用できるプラン、割引されるプラン。
楽天モバイルの「2回線目が0円」は1回線目に契約するでデータ容量により、0円で利用できる範囲や割引率が異なります。
※データSIMはデータ通信のみ、050データプランは050から始まるIP電話番号が付与されるプラン。
▼1回線目が通話プラン(5GB)+5分以下かけ放題契約時の2回線目料金↓
- | ベーシック (200Kbps固定) | 3.1GB | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB | 割引額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通話SIM | 1,250円 ↓ 無料 | 1,600円 ↓ 350円 | 2,150円 ↓ 900円 | 2,960円 ↓ 1,710円 | 4,750円 ↓ 3,500円 | 6,150円 ↓ 4,900円 | 1,250円 |
050データSIM | 645円 ↓ 無料 | 1,020円 ↓ 375円 | 1,570円 ↓ 925円 | 2,380円 ↓ 1,735円 | 4,170円 ↓ 3,525円 | 5,520円 ↓ 4,875円 | 645円 |
データSIM | 525円 ↓ 無料 | 900円 ↓ 375円 | 1,450円 ↓ 925円 | 2,260円 ↓ 1,735円 | 4,050円 ↓ 3,525円 | 5,450円 ↓ 4,925円 | 525円 |
1回線目が通話プラン(5GB)+5分以下かけ放題の場合、割引期間が6ヶ月までとなります。
▼1回線目が通話プラン(10GB)+5分以下かけ放題の2回線目料金↓
ベーシック (200Kbps固定) | 3.1GB | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB | 割引額 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通話SIM | 1,250円 ↓ 無料 | 1,600円 ↓ 350円 | 2,150円 ↓ 900円 | 2,960円 ↓ 1,710円 | 4,750円 ↓ 3,500円 | 6,150円 ↓ 4,900円 | 1,250円 |
050データSIM | 645円 ↓ 無料 | 1,020円 ↓ 375円 | 1,570円 ↓ 925円 | 2,380円 ↓ 1,735円 | 4,170円 ↓ 3,525円 | 5,520円 ↓ 4,875円 | 645円 |
データSIM | 525円 ↓ 無料 | 900円 ↓ 375円 | 1,450円 ↓ 925円 | 2,260円 ↓ 1,735円 | 4,050円 ↓ 3,525円 | 5,450円 ↓ 4,925円 | 525円 |
1回線目が通話プラン(10GB)+5分以下かけ放題の場合、割引率は1つ前の5GBプラン契約時と同様ですが、割引期間が1年目までとなります。
▼1回線目が通話プラン(20GB)+5分以下かけ放題の2回線目料金↓
ベーシック (200Kbps固定) | 3.1GB | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB | 割引額 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通話SIM | 1,250円 ↓ 無料 | 1,600円 ↓ 無料 | 2,150円 ↓ 無料 | 2,960円 ↓ 810円 | 4,750円 ↓ 2,600円 | 6,150円 ↓ 4,000円 | 2,150円 |
050データSIM | 645円 ↓ 無料 | 1,020円 ↓ 無料 | 1,570円 ↓ 無料 | 2,380円 ↓ 810円 | 4,170円 ↓ 2,600円 | 5,520円 ↓ 3,950円 | 1,570円 |
データSIM | 525円 ↓ 無料 | 900円 ↓ 無料 | 1,450円 ↓ 無料 | 2,260円 ↓ 810円 | 4,050円 ↓ 2,600円 | 5,450円 ↓ 4,000円 | 1,450円 |
1回線目が通話プラン(20GB)+5分以下かけ放題の場合、一気に割引率が上がり5GBの通話プランも無料に。こちらも適応期間は1年目まで。
▼1回線目が通話プラン(30GB)+5分以下かけ放題の2回線目料金↓
ベーシック | 3.1GB | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB | 割引額 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通話SIM | 1,250円 ↓ 無料 | 1,600円 ↓ 無料 | 2,150円 ↓ 無料 | 2,960円 ↓ 無料 | 4,750円 ↓ 1,790円 | 6,150円 ↓ 3,190円 | 2,960円 |
050データSIM | 645円 ↓ 無料 | 1,020円 ↓ 無料 | 1,570円 ↓ 無料 | 2,380円 ↓ 無料 | 4,170円 ↓ 1,790円 | 5,520円 ↓ 3,140円 | 2,380円 |
データSIM | 525円 ↓ 無料 | 900円 ↓ 無料 | 1,450円 ↓ 無料 | 2,260円 ↓ 無料 | 4,050円 ↓ 1,790円 | 5,450円 ↓ 3,190円 | 2,260円 |
1回線目が通話プラン(30GB)+5分以下かけ放題の場合、20GBプランよりも無料で利用できる範囲が更に拡大します。こちらも適応期間は1年目まで。
楽天モバイルの「2回線目が0円」の注意点。
ここでは楽天モバイルの「2回線目が0円」の注意点をまとめます。
3回線目から他キャンペーンが適応出来ない。が、抜け道もある。
楽天モバイルの「2回線目が0円」は3回線目から他キャンペーンが適応出来ません。と公式サイトに書いています。
”他キャンペーン”には本キャンペーンも含まれます。
例えば、2回線目にベーシックプランを選択した場合、2回線目は通話SIMでも0円。3回線目にベーシックプランを選択した場合は本キャンペーンが利用できないので通常契約となります。
少し調べて分かったのですが、先述した通り1回線目に前提条件をクリアすると、2回線目で本キャンペーンの適応対象となります。が、2回線目が本キャンペーンの前提条件を満たすと、3回線目も本キャンペーンの適応対象となります。
つまり、1つ前の回線が本キャンペーンの前提条件を満たしている限り、次回線は月額初月無料や端末割引キャンペーンなどの他キャンペーンを利用しつつ本キャンペーンが利用できます。
前提条件は”通話SIMの5GBプラン以上+5分以下かけ放題”ですので、これ以下のプランを契約した時点でゲームオーバーとなります。
- 2回線目を”通話SIMの5GBプラン以上+5分以下かけ放題”で契約した場合は3回線目も本キャンペーンが適応。
- 2回線目を上記以外で契約した場合、3回線目は他キャンペーンの利用不可。もちろん本キャンペーンも対象外となり、通常契約となる。
▼楽天モバイルで直接確かめてきました。↓
▼2回線目が1回線目と同様の条件で契約した場合、初月無料や端末セット割引など適応になるのか確認した時の返答↓
データシェアを前提に契約する場合は、次回線目の契約に注意しよう。
先述した、前提条件をクリアしないと、次回線で本キャンペーンが適応出来ないので、家族でデータ容量をシェアする場合は、2回線目以降の契約内容に気をつけましょう。
▼以下は楽天モバイルで本キャンペーンを適応しつつデータをシェアする場合の説明画像。↓
上記画像では、母が前提条件をクリアしているので、子は本キャンペーン対象。子も前提条件をクリアしているので、タブレットのベーシックデータSIMが0円、データSIMのベーシックプランは本キャンペーンの前提条件をクリアしないので、この時点でゲームオーバー。
データSIMのベーシックプランが、本キャンペーンの前提条件なら次回線で本キャンペーンが適応となります。
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▼楽天モバイルのシェアについて▼
気がついた方もいらっしゃるかと思いますが、楽天モバイルのシェアは”余ったデータ容量をシェアプラン申込者間で翌月に共有出来る”オプションプランです。ですので、子回線も通常のプラン契約が必要です。家族それぞれでプラン契約が必要ですが、本キャンペーンを利用する事で大幅に利用料金を引き下げることが可能です。データのシェアは家族だけでなく、個人複数回線持ちでも利用可能。子回線は月額100円で親回線を含む当月の余ったパケットを翌月に共有出来ます。(2017年7月まで利用料金無料キャンペーン中)
本キャンペーンが適応出来ないプランやキャンペーンもあるので注意。
以下のプランやキャンペーン利用時は本キャンペーンが適応されません。
- 月額利用料金に端末代金も含まれる”コミコミプラン”
- 現在トライアル中の完全かけ放題サービス”楽天でんわかけ放題トライアル”を利用中の回線
- 2回線目で”事務手数料+月額基本料3ヶ月無料特典”を利用したい方。
楽天モバイルの「2回線目が0円」は適応期間にも注意しましょう。
先程、前提条件となる、通話プラン[5GB/10GB/20GB/30GB]+5分以下かけ放題で契約した際の割引率表を紹介しましたが、1回線目で契約するプランのデータ容量により本キャンペーンの適応期間が異なります。
- 1回線目に5GBの容量を選んだ場合:次回線のキャンペーン適応期間が6ヶ月
- 1回線目に10GBの容量を選んだ場合:次回線のキャンペーン適応期間が1年
- 1回線目に20GBの容量を選んだ場合:次回線のキャンペーン適応期間が1年
- 1回線目に30GBの容量を選んだ場合:次回線のキャンペーン適応期間が1年
楽天モバイルの「2回線目が0円」のまとめ。
前提条件さえクリアしてしまえば、2回線目は非常にお得な利用料金で使えます。お子さんや遠方のご両親にスマートフォンを持たせたいという方は要チェックです。
また、シェアは先述した通り、余ったデータ容量を翌月に分け合えるので、家族で無駄なくデータ容量を利用したい場合はオプション加入しても良いでしょう。
楽天モバイルのデータシェアの利点は親回線が大きなプランを契約せずとも利用できる事で、親回線が本キャンペーンの最低適応条件である通話プラン(5GB)+5分以下かけ放題に契約している場合でもデータシェアオプションが利用可能です。毎月データ容量が余るようならデータシェアも検討しましょう。
キャンペーン適応期間には注意しなければいけませんが、キャンペーン適応が1年間有効なプランを選択した場合、通話プランの最低利用期間が1年であることから、来年の今頃に乗り換える事も可能です。
ちょうど2月~3月頃は各社が様々なキャンペーンや新プランを打ち出す時期ですので、本キャンペーンの適応期間が切れる時期に他のお得なプランを探して乗り換えるのもありですね。
本キャンペーンの前提条件に当てはまる方は非常にお得なキャンペーン内容となっているのでチェックしてみましょう。キャンペーン期間は終了日未定!利用できる時に利用しましょう!