Vernee Mars Proの性能と仕様評価、ライバル機種、販売店まとめ

Vernee Mars Pro

Verneeから高コスパなSIMフリースマートフォン「Vernee Mars Pro」が登場。Android7.0を搭載した5.5型(1920×1080)の中華スマホでSoCにはMediaTek Helio P25、メモリ6GB、保存容量64GBを搭載するなどハイエンド仕様の端末だ。

本記事ではVernee Mars Proの性能や仕様から、僕なりに良いと感じる部分やイマイチなポイントをまとめ、Vernee Mars Proが気になる方にオススメ出来るライバル機種や販売店情報などを総まとめたいと思う。

Vernee Mars Proの価格と発売日。

2017年6月25日時点で海外ネットショップ等で既に購入可能。

価格は219.99ドル(執筆時レートで24,482円)

海外ネットショップでは新製品が登場すると景気づけに大幅割引する傾向があり、45ドルも安く売り出す販売店が有る。記事の最後の販売店情報で紹介したいと思う。

Vernee Mars Proの仕様表と性能。

項目スペック
OSAndroid 7.0
SoCMediaTek Helio P25
(2.5GHz,Octa Core)

GPU:Mali T880
メモリ6GB
保存容量64GB
SDスロット搭載
最大256GB
液晶5.5型
1920x1080
JDI LCD
背面カメラ1300万画素
前面カメラ500万画素
対応バンド2G: GSM 1800MHz,GSM 850MHz,GSM 900MHz
3G: WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B8 900MHz
4G LTE: FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B7 2600MHz
SimサイズMicroSIM×1
NanoSIM×1
DSDS
Wi-Fi802.11a/b/g/n
バッテリー3500mAh
USB Type-C
9V2A充電可能
サイズ縦151mm
横74mm
厚さ7.5mm
重量161g

SoCにはMediaTekのPシリーズ最上位モデル「MediaTek Helio P25」を搭載しており、2017年の2月頃に発表された最新のSoCでGPUはMali T880を搭載する。メモリは超大容量な6GB、保存容量も価格的には高容量となる64GBを搭載。

基本動作に関わるパーツ群は価格以上の構成となっており、低価格&高性能な端末が欲しい方はVernee Mars Proが気になるのでは無いだろうか。

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Vernee Mars Proの対応電波。

Vernee Mars Proは現時点で日本での展開は予定しておらず、対応電波も日本とは異なる。

LTEはB1/B3/B7/B20、3GはB1/B8に対応しているが、ドコモ、au、ソフトバンクを利用する場合に必須のバンドに対応していない。

また、技適も取得していないので、日本での利用は自己責任となる。Vernee Mars Proはパーツ性能を試したい方や、ゲーム専用の端末、サブ端末としての利用が最もオススメ。

Vernee Mars Proの良いところ。

ここからは個人的にVernee Mars Proに魅力を感じた良いところをピックアップしたいと思う。

パーツ構成から考えると非常に安価。

Vernee Mars Proのパーツ構成が最大の魅力

Vernee Mars Proは定価でも25,000円を切る安さ。国内端末だとミドルスペック(Vernee Mars Proの2ランク下の性能帯)が良いところだが、最上位のPシリーズSoC、大容量なメモリ6GBというパーツ構成ながら安価に手に入る事が最大の魅力。

指紋専用のユニットを本体サイドに備えている。

本体の右側面に指紋認証ユニットを搭載するVernee Mars Pro

比較的大型な5.5型サイズのVernee Mars Proは指紋認証ユニットを本体右側面へ備えている。最近だと大型モデルでも画面下にホームボタン兼指紋認証ユニットを備えている端末もあるが、本体の縦幅が長くなってしまうので好みでは無い。

本体側面に指紋認証ユニットを備えると本体の縦幅を抑えることが可能なので、大型端末での指紋認証ユニット搭載位置は案外無視できないポイント。

フルメタルボディーを採用。

薄くコンパクトなフルメタルボディーを採用したVernee Mars Pro

低価格帯の端末ではチープな外観の端末が多いなか、フルメタルボディーを採用しているVernee Mars Proは所有満足感を高めることに加え、排熱性能にも期待できる。

ディスプレイガラスの側面は2.5Dで丸みを帯びた形状を採用するなど、人気の高いスマートフォンデザインを採用しているのもポイント。

ゲーマーには魅力的なポイントが多い。

高性能なSoC、大容量メモリ、大画面、ディスプレイ側にはホームボタンが搭載されていない仕様など、ゲーマー向けの仕様であると感じるVernee Mars Pro

低価格で高性能なSoC、GPUが備わっているので、ある程度高負荷なゲームも楽しめる。大型の5.5型ディスプレイは視野性も良く、メーカー曰くタッチ精度が他の端末よりも15%も高いようだ。

指紋認証ユニットも本体サイドに備わっており、”横持ち”した場合でも画面の中心点がずれない(ホームボタンが備わっている端末は横持ちした時にボタンが邪魔)。

今遊んでいるゲームを快適な環境下でプレイしたいという方は十分に活用できる仕様となっており、Vernee Mars Proはゲーマーからすると魅力的に感じるポイントが多い端末だ。

Vernee Mars Proのイマイチなポイント。

僕が感じたVernee Mars Proのイマイチなポイントを残したいと思う。

コスパ以外の魅力が少ない。

ハイスペックで低価格であることがVernee Mars Pro最大の魅力だったが、利用されているパーツ群にハイエンドなモノを利用していること以外、長けている部分が少ない。

全ての面がハイエンド構成で固められており、優等生という印象を受けたVernee Mars Proだが、僕としては付帯機能についても1つくらいは目立ったモノがほしかったところ。

例えば、デュアルカメラが備わっていればもう少し特徴ある端末に仕上がり、更に魅力的に感じていたと思う。

Vernee Mars Proのライバル機種。

ここでは様々な観点からVernee Mars Proのライバル機種となりうる端末をピックアップしたいと思う。

MAZE Alpha

MAZE Alpha

MAZE AlphaはVernee Mars Proと同じ Helio P25を搭載した端末で、メモリは4GB、保存料量は64GB、デュアルカメラ搭載、3辺ベゼルレスデザイン、4000mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、高コスパ、高付加価値の備わった要注目の端末だ。価格帯もほぼ同じ。

詳しい記事は以下からどうぞ

Vernee Mars Proまとめ。

Vernee Mars Proの端末構成から、最もオススメ出来るのはゲーマーの方。低価格でこれだけの性能の端末が手に入ることは非常に魅力的。快適にゲームがプレイできるデザインや仕様など、十分検討する価値がある。

一方、”高コスパ”以外の付加機能は目立った特徴もなく、パンチに欠ける印象だ。そのように感じる方はライバル機種でも紹介したMAZE Alphaのほうが心躍ると思う。

Vernee Mars Proを取り扱う販売店まとめ。

現在、GEARBESTという海外の大手ネットショップで取扱を表明している。

現在、発売記念キャンペーンとして通常199.99ドルのところ179.99ドルで購入可能となっている。

購入は以下からどうぞ

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