「Dimensity 9600M」発表!Dimensity 9500のマイチェンSoCだが、デュアルNPU採用でゲーム性能も強化

MediaTekから、モバイル向けSoCの「Dimensity 9600M」が発表されました。
Dimensity 9600Mは3nmプロセスで製造されたフラッグシップSoCで、Dimensity 9500のマイナーチェンジモデルとなります。
合わせて上位モデルの「Dimensity 9600 Pro」も発表されています。
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CPUはオールビッグコア設計
CPUにはArmのC1シリーズを搭載。オールビッグコア設計で、コア構成もクロック周波数も先代のDimensity 9500と全く同じです。
- 1× C1-Ultra @4.21GHz / 2MB L2キャッシュ
- 3× C1-Premium @3.50GHz / 1MB L2キャッシュ
- 4× C1-Pro @2.70GHz / 0.5MB L2キャッシュ
- 16MB L3キャッシュ
- 10MB SLC
ただし、全体の処理を管理し最適化する「Dimensity Scheduling Engine 3.0」を新たに採用するなど、処理の効率化は進められています。
GPUはNPUとの連携機能を搭載
GPUにはDimensity 9500と同じArm Mali-G1 Ultra MC12を搭載。
さらに、「Dimensity Neural Graphics Architecture」を採用。NPUと連携し、AIを利用したゲームの超解像などを行います。
デュアル構成になったNPU
NPUは、MediaTek NPU 990とCIMアーキテクチャを採用した低消費電力NPUのデュアル構成となっています。
MediaTek NPU 990は先代と同じですが、新たに低消費電力NPUが追加されました。
これにより、高負荷処理はNPU 990、低負荷処理は低消費電力NPUが担うことで、オンデバイスAIがバックグラウンドで常時動作していても、消費電力を抑えることができます。
メモリはLPDDR5X、ストレージは4レーンに対応
RAMはLPDDR5X、ストレージはUFS 4.1(4レーン)に対応しています。
その他、ネットワーク関連やカメラ機能など
Wi-Fi 7やBluetooth 6.0に対応。最大8K@60fpsの動画撮影に対応します。
Dimensity 9600Mまとめ
Dimensity 9600MはDimensity 9500をベースに、NPU周りを強化するなどDimensity 9600 Proの技術を取り入れたマイナーチェンジSoCとなっています。
Dimensity 9600Mのローンチ端末はvivo X500で、OPPO Find X9が続きます。
ちなみに、Dimensity 9000番台は末尾に+や文字が付くSoCが乱立していますが、ざっくりまとめるとこんな感じになります。
- Dimensity 9600 Pro → 最新のフラッグシップSoC
- Dimensity 9600M → Dimensity 9500のマイナーチェンジ版
- Dimensity 9500 → 1世代前のフラッグシップSoC
- Dimensity 9500M → Dimensity 9500のGPU性能削減版
- Dimensity 9500s → Dimensity 9400+のマイナーチェンジ版
- Dimensity 9400+ → Dimensity 9400のクロックアップ版
- Dimensity 9400 → 2世代前のフラッグシップSoC
- Dimensity 9400e → Dimensity 9300+のマイナーチェンジ版
- Dimensity 9300+ → Dimensity 9300のクロックアップ版
- Dimensity 9300 → 3世代前のフラッグシップSoC