GPD Pocket3 Proのスペックまとめ！Core i3に8型ディスプレイのUMPC、交換モジュール搭載！
GPDからGPD Pocket3シリーズのアップグレード版である「GPD Pocket3 Pro（Intel Core i3-1125G4）」が登場したのでスペックを見ていきましょう。8インチのUMPCで、Intel Core i3-1125G4を搭載しています。
■GPD Pocket3 Pro■
初出時価格→98,000円
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GPD Pocket3 Proの詳細スペック
| CPU | Intel Core i3-1125G4 |
| GPU | Intel UHD Graphics（内蔵） |
| メモリ | 16GB LPDDR4X（オンボード） |
| 容量 | 512GB（NVMe、換装可能） |
| ディスプレイ | 8インチ、液晶、1920×1200、10点タッチ |
| インターフェース | 1× USB-C（Thunderbolt 4） 2× USB-A（USB 3.2 Gen1） 1× HDMI 2.0b 1× 3.5mmオーディオジャック 1× LAN（RJ45） 1× USB-A（USB 3.2 Gen2、着脱式モジュール） 1× RS-232（着脱式モジュール、別売） 1× KVMモジュール（HDMIキャプチャ+USB-C）（着脱式モジュール、別売） |
| 電源 | 65W（20V/3.25A、PD） |
| バッテリー | 38.5Wh |
| サイズ | 198×137×20mm |
| 重量 | 725g |
| OS | Windows 11 Home |
| 備考 |
コンパクトなボディ、豊富なポート
本機は8インチとコンパクトなボディのUMPCです。
▼左側面には充電ポートと兼用のThunderbolt 4が1つ、HDMIが1つ。右側面にはUSB-Aが2つ、3.5mmイヤホンジャックが1つ、後ろ側面には有線LANポートが1つと拡張モジュールが1つ（デフォルトではUSB-A、後述します）搭載されています。↓
下手なノートPCよりもポートが豊富で素晴らしいですね！
▼キーボードはUMPCあるあるの特殊配列。とはいえ、年々最適化されていき十分使いやすそうな配置にはなっています。↓
左/中/右クリックとトラックパッドはキーボードより奥側に配置。置いて使う際には押しにくそうではありますが、両手で掴みながら操作する際には結構便利な配置かもしれません。
電源ボタンがキーボードから独立しているのも高評価ポイント。押し間違える心配がありません。指紋認証センサーも搭載しています。
CPUにはIntel Core i3-1125G4を搭載
GPD Pocket 3シリーズは度々CPUのアップグレード版が販売されていておりラインナップが混沌としているのですが、今回のモデルはIntel Core i3-1125G4を搭載、メモリは16GB。
Core i3-1125G4は11世代のCPUなので型落ちではありますが、低価格帯では定番となっているN100を大幅に上回る性能を持ち、CinebenchやGeekbench 6のスコアはおよそ1.7倍。アップグレード前のモデルのPentium Gold 7505からも1.4倍ほどの処理性能向上が見られます。
ビジネス用途や軽～中程度の作業であれば快適に行えるでしょう。なお、性能アップしているとはいえ、GPUは内蔵グラフィックですし、ゲームや動画編集などを快適に行えるほどではないのでそこはご注意を。
8型のタッチディスプレイ
▼ディスプレイは8インチでアスペクト比は16：10、解像度は1920×1200。10点タッチと4096段階の筆圧検知に対応したタッチパネルになります。↓
▼ディスプレイ部分は横と縦にそれぞれ180°の回転が可能。くるりと回してタブレットのように利用することもできます。↓
38.5Wh+65W充電対応
▼バッテリーは38.5Whで8.5時間の連続動画再生に耐えるそうです。充電は最大65W（PD）に対応。↓
交換可能なモジュール
▼側面には交換可能なモジュールを搭載。デフォルトではUSB-Aが搭載されていますが、KVMモジュール（HDMIキャプチャ+USB Typoe-C）やシリアル拡張モジュールに交換することができます。↓
▼KVMモジュール使用時は外部モニターとして他のPCに接続が可能。↓
▼まだまだRS-232が使われているものが現役だったりすることもあるので、ビジネス用途で使用する方にはかなり魅力的な機能ではないでしょうか？↓
GPD Pocket3 Proまとめ
GPD Pocket3 Proの発売日は2025年6月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ16GB+容量512GB：98,000円
- モジュールセット：12,500円
- スタイラスペン：4,200円
- ケース：2,600円
そこそこ使える性能で、小型なのでカバンなどに入れやすく、持ち運びのしやすいPCですね。UMPCの中ではポートがかなり充実していて、交換モジュールなどの面白さもあります。
CPU性能はしっかりアップしていますが、価格はアップグレード前からほぼ据え置きなのもありがたいポイント。
とはいえ、キーボードやトラックパッドが特殊な配置だったり、8インチディスプレイは表示領域が狭く、人を選ぶ端末であることは間違いないので、買う前にじっくり検討する必要はありそうです。
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初出時価格→98,000円
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