Vivo S10のスペック・対応バンドまとめ

Vivo S10のスペックの詳細・対応バンドをまとめました。

記事執筆時点では日本版の発表はありません。

Vivo S10のスペック・仕様

Vivo S10は2021年7月発売のVivo製のAndroidスマートフォンです。

製品情報
端末名 S10
型番/別名 V2121A
発売年 2021年7月
発売地域 海外:SIMフリー
メーカー・ブランド Vivo
備考 Vivo S10シリーズ
上位版:Vivo S10 Pro
通常版:Vivo S10
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G CDMA2000:BC0
W-CDMA:1 / 4 / 5 / 8
4G LTE FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 28
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41
5G NR Sub6:n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
Wi-Fi 2.4Ghz / 5Ghz
Bluetooth バージョン:5.2
コーデック:SBC / AAC / aptX / LDAC / aptX HD
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
ネットワーク関連備考 2回線同時待ち受け対応
本体仕様
ディスプレイ サイズ:6.44インチ
材質:有機EL
画面占有率:91.04%
形状:ノッチ(台形)
最大リフレッシュレート:90Hz
解像度 解像度:2,400×1,080(FHD+)
画面比率:20:9
画素密度 409ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:158.2mm
横幅:73.67mm
厚さ:7.29mm(ブラック、イエロー) / 7.43mm(ホワイト、グラデーション)
重さ 173g(ブラック、ホワイト、イエロー)
175g(グラデーション)
本体色 ブラック系、ホワイト系、イエロー系、グラデーション
システム仕様
OS OriginOS 1.0
Android 11ベース
CPU(SoC) MediaTek Dimensity 1100
AnTuTuベンチマーク

総合スコア約600,000点
GPUスコア約220,000点
(参考値)

メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ8GB+容量128GB
メモリ8GB+容量256GB
ストレージカード 非対応
カメラ
背面カメラ トリプルカメラ
①64MP(メイン、f/1.89)
②8MP(超広角、f/2.2)
③2MP(マクロ、f/2.4)
AI:非公表
ナイトモード:対応
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
インカメラ 台形ノッチ式インカメラ
①44MP(メイン、f/2.0)
②8MP(超広角、f/2.28)
ビューティーAI:対応
ポートレート:対応
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
カメラ備考 フロントフラッシュライト搭載
機能仕様
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー 赤外線センサー:非公表
加速度センサー:非公表
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:重力センサー
イヤホンジャック なし
NFC NFC:非対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
バッテリー
バッテリー容量 4,050mAh
充電 有線充電:44W
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:非公表
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】vivo S10 shries – vivo.com.cn

スペック表に関する免責事項

SoCはDimensity 1100。メモリは8GB

Vivo S10のSoCはDimensity 1100

SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここでスマホの性能が決まります。

メモリ(RAM)は8GB、保存容量(ROM)は128GB/256GBとなっています。

メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2022年現在、メインスマホとして使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。

保存容量は写真やアプリなどスマホ本体に保存できるデータ容量です。2021年現在、メインスマホとして使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。

保存容量を拡張するMicroSDカード等のTFカードは非対応です。

Vivo S10(Dimensity 1100)のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだVivo S10の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないので「Dimensity 1100」の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Dimensity 1100の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは8で測定しています。

  • 総合スコア(CPU):600,000点
  • ゲーム性能(GPU):220,000点
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Vivo S10のカメラ

Vivo S10の背面カメラの画素数・構成は広角のメインカメラ(6,400万画素)、ワイド画角の超広角カメラ(800万画素)、接写用のマクロカメラ(200万画素)の3眼構成です。

  • メインカメラ(6,400万画素)
  • 超広角カメラ(800万画素)
  • マクロカメラ(200万画素)

インカメラの画素数・構成はメインカメラ(4,400万画素)、超広角カメラ(800万画素)の2眼構成です。

  • メインカメラ(4,400万画素)
  • 超広角カメラ(800万画素)

Vivo S10のディスプレイ

Vivo S10の画面はサイズが6.44インチ、解像度は2,400×1,080、ディスプレイは有機ELを採用しています。画面形状はノッチ(台形)となります。

また高速表示に対応しており、リフレッシュレートは最大90Hzまで対応しております。

  • サイズ:6.44インチ
  • 解像度:2,400×1,080
  • ディスプレイ:有機EL
  • 画面形状:ノッチ(台形)
  • リフレッシュレート:最大90Hz

Vivo S10のサイズ・重量・カラー

Vivo S10のサイズは高さが158.2mm、横幅が73.67mm、厚さがブラック、イエローが7.29mmでホワイトとグラデーションが7.43mm、重量がブラック、ホワイト、イエローが173gでグラデーションカラーが175gとなっています。

  • 高さ:158.2mm
  • 横幅:73.67mm
  • 厚さ:7.29(ブラック、イエロー) / 7.43mm(ホワイト、グラデーション)
  • 重量:173g(ブラック、ホワイト、イエロー) 175g(グラデーション)

カラーはブラック系、ホワイト系、イエロー系、グラデーションの4色展開です。

  • ブラック系
  • ホワイト系
  • イエロー系
  • グラデーション

Vivo S10の対応バンド

Vivo S10は海外スマートフォンなので技適に関してはご留意下さい。

5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ(EN-DC等)も重要になってきます。以下の表はあくまでスペック上の対応バンドとなります。

docomo回線の電波バンド対応状況

Vivo S10はドコモ回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、地下や郊外の繋がりやすさを左右するバンド19に対応していないので電波強度が弱くなる場合があります。

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またVivo S10はドコモで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

ドコモの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz)

Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況

Vivo S10はソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。

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またVivo S10はソフトバンクで提供されている5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

n3・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。

ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz)

au回線の電波バンド対応状況

Vivo S10はau回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、全国区をカバーするバンド18(26)に非対応なので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。またauはバンドが対応していても通信できない場合があります。通信できる確証を得てから検討して下さい。

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またVivo S10はauで提供されている5G NRのうちSub6のn77・n78に対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。

auの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz)

楽天モバイル回線の電波バンド対応状況

Vivo S10は楽天モバイル回線の4Gで重要なバンドのうちバンド3のみ対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線(au回線)であるバンド18に対応していないので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。また楽天モバイルはバンドが対応していても通信できない場合があります。通信できる確証を得てから検討して下さい。

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またVivo S10は楽天モバイルが提供する5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz)

Vivo S10の価格・購入先

Vivo S10のメーカー希望小売価格は以下の通り。

  • メモリ8GB/容量128GB:2,799元(約4.7万円)
  • メモリ8GB/容量256GB:2,999元(約5.1万円)
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