使ってみた本音。AIスマートグラス「Headwolf Hai01」の実機レビュー

エントリー帯のAIスマートグラス「Headwolf Hai01」。メーカーさんに触る機会をいただいたので、実際に使ってどうなのか試してみました。定価は21,999円です。

できることは主に、AIチャット、AI画像認識、AI音声翻訳、写真撮影、録画、録音、通話など。動きについては改善が必要な部分もありますが、AIスマートグラスの利便性、楽しさは存分に体験できました。なかなか面白かったですよ。

良い点

  • AIスマートグラスの楽しさを味わえる
  • オシャレなデザインも選べる
  • カメラはプライバシーに配慮したカバー付きで安心して使える

注意点

  • 処理速度はそれほど早くない
  • 翻訳機能は実用レベルには達していない
  • スピーカーは音漏れする

価格とバリエーション

Headwolf Hai01の発売時価格とバリエーションは以下の通りです。

  • ブラック:21,999円
  • べっ甲柄:21,999円

初売りセール価格は15,999円でしたが、初売りは特段安くなる傾向なので、狙うなら1.7万円前後に割引されているタイミングが良さそう。

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初出時価格→21,999円

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機能・外観・付属品

AI画像認識 対応
AI翻訳 対応
(同時翻訳・議事録)
写真撮影 対応
動画撮影 対応
録音 対応
AR 非対応
通話 対応
備考 カメラ保護カバー搭載
外観の写真をチェック
付属品をチェック

実際に使って感じたこと

Headwolf Hai01は、AIスマートグラスの中ではエントリー帯に属する製品です。このランクの製品をじっくり試すのは今回が初めてなので、いじるのが楽しみ。

実際に使って感じたことを残しておくので、参考にしてみて下さい。

オシャレな「べっ甲柄」も選べる。作りも悪くない

エントリー帯のAIスマートグラスは、レンズがサングラスでフレームもブラックの印象でしたが、Headwolf Hai01はオシャレな「べっ甲柄」も選べます。

▼”ツル”の部分にバッテリーやスピーカー、ボタン、タッチセンサーが内蔵されているので厚いですが、何も知らなければ、何だか高そうなメガネって感じです。↓

▼サイズは大型ですね。女性だと大きすぎるかも。↓

▼ボタンは左右(ツルの上)に備わっています。左がAI音声認識、右ボタンが写真や動画、録音を担当します。↓

カメラはプライバシーにも配慮

AIスマートグラスは、目の前の状況を把握するために、カメラを備えているモデルが多いです。カメラがむき出しだと、盗撮を疑われそうで怖いんですよね。

▼Headwolf Hai01は、その点もしっかり配慮されていて、カメラに専用の保護カバーが備わっていました。↓

保護カバーはマグネットでカチッと固定されるので、使っている時にパカッと開くことは一度もなし。安心して使えます。

カメラを隠す保護カバーは革新的ですね。

まだまだプライバシーに配慮の足りないAIスマートグラスが沢山あるので、この流れは他メーカーも追従して欲しい。

サングラスレンズは自分で交換ができなかった

▼Headwolf Hai01には、サングラス用のレンズが付属しています。↓

製品が届くまでは、「簡単に取り付けられるのかな?」と思っていましたが、クリアレンズと交換するタイプでした。

クリアレンズはフレームにはめ込まれているので、ほとんどの人は自分で交換することができないかも。私は諦めました。

サングラスレンズを使いたい場合は、メガネ屋に頼むことになりそうです。もう少し簡単に交換できると良かったですね。

使いたい時にパッと使える

スマートフォンでも、AI画像認識、写真・動画撮影、録音はできます。が、AIスマートグラスはこれらに特化しているので、素早く使えることが印象的でした。

常に身体に装着しているので、とにかくスピーディー。スマートフォンで同じことをするなら、圧倒的にAIスマートグラスが速いですね。

聞きたいことがあれば左のボタンを押せばOK。目の前のモノについてもカメラで捉えて教えてくれます。右のボタンを1回押せば写真を撮り、2回押せば録画が始まり、長押しすると録音がスタートします。

Bluetoothでスマホと接続しているので、通話もそのままOK(音漏れには注意)。とにかく、スマホに触れずとも、使いたい時にパッと使える点はとても便利に感じました。

AI音声チャットで出来ることは限られる

左のボタンを押せばAIが立ち上がります。後述する画像認識だけでなく、音声によるAI操作も可能です。

例えば、「今日は何日?」とか「◯◯の天気は?」など、サクッと調べられます。(AIは嘘をつくのでファクトチェックはまだまだ必要ですが)

他のアプリ連携は、私が試す限りはできませんでした。メールやスケジュールアプリと連携できると、さらに活用の幅は広がりそうですね。

できることは限られていますし、AIの回答が必ず正しいというわけではないですが、今後、このような使い方が一般的になっていそうな、そんな未来を感じることができました。

AI画像認識はコツが必要

左のボタンをポチッと押して、目の前のモノについて尋ねると、調べることができます。例えば目の前の花を調べたりとかですね。

ただ、AIというものは、プロンプト(指示)が大切です。

例えば、「この花なに?」と聞くと、カメラを使わず、「この花はなにとは何か」という哲学的な説明が始まったりします。

また、缶コーヒーを手で持って、「目の前のこれは何?」と聞けば、カメラで捉えはするものの、「手に缶コーヒーを持っています。奥にはラックが見えます。床にはモノが色々置かれています。乱雑な部屋ですね」と実況が始まったりします。

AIには、具体的な指示が必要って訳ですね。

  • 目の前の花の名前を教えて
  • 手に持っている缶コーヒーのメーカーを教えて

といった感じで伝えてやると、欲しい回答を得られやすいです。

私もAIは沢山活用していますが、文字と言葉では勝手が違いますね。言葉でAIを操るためのプロンプトを考えながら試行錯誤していた時間も、とっても楽しい一時でした。

翻訳絡みの機能は今後に期待

翻訳機能絡みはイマイチです。

まず微妙だったのは、アプリでの操作が必要なことです。スマホで操作する必要があるのなら、もっと高精度・高機能なスマホアプリで良いよねって思いました。

翻訳された音声は、日本語が流暢な最近のAI翻訳とは違い、AI翻訳黎明期でよくみかけたカタコト。耳で翻訳結果を聞きますが、意味不明で?となることも多いです。

目の前の翻訳したいモノ(英語の絵本やメニューなど)も、AI画像認識でうまく翻訳できていません。カメラで捉えずスクショが欲しいと言われたり、カメラで捉えても、カメラ性能が低くて文字を正確に認識できなかったりといった具合です。

現状は使い物にならないですが、今後の機能強化に一番期待したい機能ですね。

写真・動画・録音機能はとても便利

画質や音質は製品ランク的に贅沢は言えませんが、記録を残したい時にスマートフォンよりもスピーディーに目的(写真を残す、動画を撮る、録音する)を達成できます。

▼写真はこんな感じ。撮影ブースなので明るい場所ですが、暗めになるようです。↓

▼録画はこんな感じ(再生すると音が出るので注意)。映像品質はエントリーらしい画質。録音音質は思っていたよりも良かったです。動画ではなく録音だけの機能も同等品質です。↓

撮影時に画角は確認できません。撮影した映像を確認すると、自分の視点よりも上を撮影していました。手元動画を撮影する場合、モノの位置も意識する必要がありそうです。

映像作品を残すカメラとしては画質品質が足りないけれど、iPhoneの操作方法などを動画で伝えるような、手元撮影であれば使えそうな印象です。動画撮影時に両手がフリーになるのもGoodでした。

一方で、撮影した写真や動画のインポートは改善が必要だと感じました。

本体に保存されたデータを閲覧するには、アプリにインポートする必要があるのですが、この時にデバイスとWi-Fi接続します。これがまず、失敗しまくります。また、インポート速度も遅いです。1分くらいの動画でも移動に数分かかります。

ワイヤレスではなく、ケーブル接続でインポートできれば転送速度の問題は解消できるかもしれませんね。次期モデルに期待。

充電ケーブルが貧弱で心配。スペアも見つからず

▼充電は付属のマグネットケーブルを使いますが、心配になるほど細いですね。↓

これはすぐに切れそうだなと思い、スペアをAmazonや楽天で探しても見つからず、断線や紛失時にどうしたら良いのか困りもの。

探しても見つからないのでサポートに頼るしかなさそうですが、スペアの入手が難しそうなので、付属の充電ケーブルは大切に扱いましょう。

向いている人・向いていない人

向いている人は、AIスマートグラスを体験したい人です。

百聞は一見に如かず。実際に使ってみると、AIスマートグラスの未来が見えるような体験ができます。私はこちら側なので、今年触ったガジェットでトップ3に入るほど楽しかったです。

向いていない人は、実用性を求める人です。

AIスマートグラス自体がまだまだ成熟しておらず黎明期です。特に本機はエントリー帯なので、動作の快適性についても課題が残りますし、実用に達しない機能も多々あるので、実用性を求める人にはオススメできません。

レビューまとめ

触りながらAIスマートグラスの発展に思いを馳せる、そんな楽しみ方ができたガジェットでした。こんなに時間を忘れて没頭した製品は久しぶりかも。

動作がもたついたり、AIが思い通りに動いてくれなかったり、翻訳精度がイマイチだったりと課題の残る部分は多いので、まだ万人にオススメできるアイテムではありません。

けれど、私のように新しいジャンルの製品を触って、良い部分だけでなく改善が必要な部分もひっくるめて楽しめる人は、とんでもなく面白い製品かと思います。ぜひ、検討してみて下さい。

■Headwolf Hai01■

初出時価格→21,999円

※割引されている場合あり!リンク先で確認してみよう!

▼楽天市場:6,000円オフクーポンはここから取得(8月18日まで)適用で15,999円↓

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