Pixel 7aのスペック・対応バンドまとめ！上位のPixel 7をボコボコにする付加価値を備えやがった

待ちに待った期待の星「Pixel 7a」が遂にベールを脱いた。ほぼリーク通りである。

値段はPixel 6aが53,900円だったが結構高くなって62,700円に。でも、付加価値マシマシだからまあいっか。それにしてもPixel 7との差があまりないなこれ。可哀想、Pixel 7。

なお、発表では同時にGoogle初の折り畳みスマホ「Pixel Fold」も発表されている。

Pixel 7aの特徴

Pixel 7aの見どころは以下の通り。

▼Pixel 7aはPixel 7シリーズなので、デザインは似たような感じ。カラーはCoral、Sea、Charcoal、Snowの4色展開。やっぱ赤色に目が行くな。↓

 

ちなみに本体はリサイクルアルミニウム、ガラス、プラスチックを使っているそうでSDなんとかってのにも配慮してる。このあたりはアピールポイントのデフォになってきたな。もう分かったって。

▼ちなみに赤色のCoralは「赤のエンタメパック」という限定パッケージが用意されていた。↓

 

この限定パックは有料のYouTube Premiumに引きずり込む罠が仕掛けられたもので、12ヶ月間は甘い汁を吸わせて後にじっくり搾取しようという魂胆である。昔のGoogleフォト無制限保存特典みたいに、Pixel 7aならYouTube Premiumずっとタダで使えまっせ！ぐらいの太っ腹な特典をたまにはやって欲しいわ。

▼あと発売記念ケースも貰える。これは赤じゃなくても貰える。でや、なんやこの柄。普通にクリアで良かったんちゃうか。↓

 

あといつも通り次に使える1万円分のストアクレジットも付いてる。

あーだこーだ言ってるが、筆者は早速Pixel 7aの限定パックに該当するものを早速注文した。まあ普通に買うわなこの仕様なら。

注文したときに分かったが、YouTube Premiumの特典と発売記念ケースは数量限定らしい。そこは漏れなくにしとけよって思った。なので欲しい人は早めに注文したほうが良い。

搭載するSoCは上位モデルと同じGoogle製のハイエンドチップ「Tensor G2」を搭載。まあハイエンドって言っても、AnTuTuだと総合80万点、GPUが31万点なので最新のQualcommとかの最新SoCには全然敵わんが、まあこの性能なら困ることは無いな。

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▼ディスプレイサイズはPixel 7シリーズで最小の6.1インチでFHD+の有機EL。なにが良いって、ようやくaシリーズも高リフレッシュレートに対応した。これは素直にグッジョブと言っておこう。素晴らしい。よくやった。↓

 

▼ちなみに高リフレッシュレートに対応するとヌルヌル感がかなり増す。Pixel 6aは60Hzだったから、違いをめちゃくちゃ感じられるはず。以下の記事も見てみて。↓

ヌルヌル感マシマシで。ミドル機は高リフレッシュレート対応で操作感が劇的に向上する

 

カメラはメイン+超広角でPixel 6aから構成は変わらないが、メインカメラはセンサーサイズが大きくなり1/1.73インチとなっていたり、カメラはほぼ新しくなったといっても過言ではない。Pixel 6aが世界最高峰の画質と評され良い気になったのか、廉価モデルと言えどかなりの大刷新を施している。

ちなみにメイン+超広角と構成が同じPixel 7と比較すると、Pixel 7は更に巨大な1/1.31インチセンサーを備えAFシステムも異なる。あまり差が無いように見えてカメラは結構区別されてる感があるな。

とはいえ、前モデルのPixel 6aは同社の上位モデルだけでなく様々なハイエンドスマホと比較してナンバーワンの画質を誇っていたので、Pixel 7aの画質には期待できそうである。というか、期待しかしてない。

▼あとPixel 7aは待望のワイヤレス充電に対応した。でも純正ワイヤレス充電台は9,570円でバカ高い。他の使おうと思う。↓

 

筆者を含めて既にワイヤレス充電を便利に使っている人も多いと思うが、Pixel 6aは非対応だったので妥協する必要があった。ワイヤレス充電って使ってる人からすると、非対応モデルへの乗り換えはかなり億劫である。なんせ、使い方も変わるし、なにより買い揃えたワイヤレス充電グッズがパーになる。

Pixel 7aはワイヤレス充電に対応したことで、使い勝手を変えずに乗り換えられる。そこが良い。なお、上位モデルはバッテリーシェアに対応しているが、これは削られていた。まあ、使ったこと無いからどうでも良い。

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とまあ、こんな感じである。

Pixel 6aと価格比較すると1万円ほど高くなったが、Pixel 7aはこれまで上位モデルしか備わっていなかった高リフレッシュレートとワイヤレス充電に対応してきたので、この価格でも不満は無い。

むしろ、Pixel 6aやPixel 7を選ぶ理由がなくなってしまった。特にPixel 7は価格が82,500円と2万円ほど高いが、Pixel 7aが出た今となっては、差額を埋めるほどの魅力はぶっちゃけ無い。

名機のPixel 6aを買った人は乗り換えを躊躇しそうだが、確実に快適性と利便性は上がる仕様なので、下取りが高いうちにさっさと出して新調するってのも良いんじゃなかろうか。

発売日は2023年5月11日でPixel 7aはメモリ8GB+容量128GBのみ。価格は先述通り62,700円。なお、この価格はGoogleストア版である。キャリアからはauとソフトバンクから出る。追記：ドコモからも出る。

それでは、Pixel 7aが届いたらレビューも出すのでお楽しみに。レビュー公開時はTwitter・Facebookで伝えるのでフォローしといてくれよな！

▼混じりっけなし。自腹レビューも公開したぞ。↓

Pixel 7aの実機レビュー！買う前に注意点や検証結果、評価をチェック！

Pixel 7aのスペック・仕様

Pixel 7aは2023年5月発売のGoogleのAndroidスマートフォンです。

製品情報
端末名	Pixel 7a
型番/別名	G82U8
発売年	2023年5月
発売地域	日本：SIMフリー、ドコモ、au、ソフトバンク
メーカー・ブランド	Google
備考	Pixel 7シリーズ Pixel 7 Pro Pixel 7 Pixel 7a
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G	W-CDMA：1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
4G LTE	FDD LTE：1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 TD-LTE： 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
5G NR	Sub6：n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n25 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n75 / n77 / n78 / n79
Wi-Fi	802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth	バージョン：5.3 コーデック：非公表
SIMサイズ・スロット	NanoSIM×1
ネットワーク関連備考	eSIM対応
本体仕様
ディスプレイ	サイズ：6.1インチ 材質：有機EL 画面占有率：非公表 形状：パンチホール（中央） 最大リフレッシュレート：90Hz 最大タッチサンプリングレート：非公表
解像度	解像度：2,400×1,080（FHD+） 画面比率：20:9
画素密度	431ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ	高さ：152.0mm 横幅：72.9mm 厚さ：9.0mm
重さ	193.5g
本体色	ブラック系、ホワイト系、ブルー系、オレンジ系
システム仕様
OS	Android 13
CPU（SoC）	Google Tensor G2 Titan M2
AnTuTuベンチマーク	総合スコア：約800,000 GPUスコア：約317,000 （AnTuTu v9参考値）
メモリ/保存容量
組み合わせ	メモリ8GB+容量128GB
ストレージカード	非公表
カメラ
背面カメラ	デュアルカメラ ①6,400万画素（メイン、f/1.89） ②1,300万画素（超広角、120°、f/2.2） 手ぶれ補正：光学式 センサーサイズ：1/1.73（メイン） PXサイズ：0.8μm（メイン）、1.12μm（超広角）
インカメラ	パンチホール式インカメラ 画素数：1,300万画素（メイン、f/2.2） センサーサイズ：非公表 PXサイズ：1.12μm
カメラ備考	超解像ズーム最大8倍
機能仕様
GPS	GPS、GLONASS、BDS（BEIDOU）、GALILEO、QZSS
生体認証・ロック解除	指紋認証：対応 顔認証：対応
センサー	赤外線センサー：非公表 加速度センサー：対応 近接センサー：対応 ジャイロセンサー：対応 電子コンパス：対応 光センサー：対応 その他：気圧センサー
防水/防塵・タフネス等級	防水/防塵：IP67 耐衝撃：非対応
イヤホンジャック	なし
NFC	NFC：対応 FeliCa/おサイフケータイ：対応
その他機能	デュアルスピーカー搭載
バッテリー
バッテリー容量	4,385mAh
充電	有線充電：18W ワイヤレス充電：対応 逆充電：非公表
ポート	USB Type-C
スペック表のソース
参照元	【公式サイト】Google Pixel 7a – store.Google.com

スペック表に関する免責事項

SoCはTensor G2。メモリは8GB

Pixel 7aのSoCはTensor G2。

SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。

メモリ（RAM）は8GB、保存容量（ROM）は128GBとなっています。

メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2023年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。

保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2023年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。

保存容量を拡張するMicroSDカード等のTFカードは非対応です。

Pixel 7a（Tensor G2）のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだPixel 7aの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでTensor G2の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Tensor G2の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。

• 総合スコア(CPU)：801,328
• ゲーム性能(GPU)：317,313

▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓

AnTuTuスコア	動作・操作感
総合スコア：約150万点以上 GPUスコア：約60万点以上	ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア：約100万点〜150万点 GPUスコア：約35万点〜60万点	重いゲームもなんとか
総合スコア：約50万点〜100万点 GPUスコア：約15万点〜35万点	軽いゲームくらいなら
総合スコア：約25万点〜50万点 GPUスコア：約5万点〜15万点	必要最低限
総合スコア：約25万点以下 GPUスコア：約5万点以下	サブ端末向き

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓

スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Pixel 7aのカメラ

Pixel 7aの背面カメラは広角のメインカメラ（6,400万画素）、ワイド画角の超広角カメラ（1,300万画素）の2眼構成です。

• メインカメラ（6,400万画素）
• 超広角カメラ（1,300万画素

インカメラの構成・画素数はメインカメラ（1,300万画素）のみの1眼構成です。

Pixel 7aのディスプレイ

Pixel 7aの画面はサイズが6.1インチ、解像度は2,400×1,080、ディスプレイは有機ELを採用しています。画面形状はパンチホール（中央）となります。

また高速表示に対応しており、リフレッシュレートは最大90Hzまで対応しております。

• サイズ：6.1インチ
• 解像度：2,400×1,080
• ディスプレイ：有機EL
• 画面形状：パンチホール（中央）
• リフレッシュレート：最大90Hz
• タッチサンプリングレート：非公表

Pixel 7aのサイズ・重量・カラー

Pixel 7aのサイズは高さが152.0mm、横幅が72.9mm、厚さが9.0mm、重量が193.5gとなっています。

• 高さ：152.0mm
• 横幅：72.9mm
• 厚さ：9.0mm
• 重量：193.5g

カラーはブラック系、ホワイト系、ブルー系、オレンジ系の4色展開です。

• ブラック系
• ホワイト系
• ブルー系
• オレンジ系

Pixel 7aの対応バンド

Pixel 7aは国内SIMフリースマートフォンです。

以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。

5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ（EN-DC等）も重要になってきます。

docomo回線の電波バンド対応状況

Pixel 7aはドコモ回線の4Gで重要なバンド1・3・19に対応しています。

またPixel 7aはドコモで提供されている5G NRのうちSub6のn78・n79に対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

またPixel 7aはドコモで提供されている5G NR（Sub6・ミリ波）に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするドコモ回線の格安SIMはこれ！↓

ドコモの電波バンド（周波数帯）	バンド対応
Band1（4G FDD LTE/2.1GHz）重要	○
Band3（4G FDD LTE/1.8GHz）重要	○
Band19（4G FDD LTE/800MHz）重要	○
Band21（4G FDD LTE/1.5GHz）	○
Band28（4G FDD LTE/700MHz）	○
Band42（4G TD LTE/3.5GHz）	○
n78（5G NR Sub6/3.6~3.7GHz）重要	○
n79（5G NR Sub6/4.5~4.6GHz）重要	○
n257（5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz）	✕

Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況

Pixel 7aはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。

またPixel 7aはソフトバンクで提供されている5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

n3・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。

▼ガルマックスがオススメするソフトバンク&ワイモバイル回線の格安SIMはこれ！↓

ソフトバンクの電波バンド（周波数帯）	バンド対応
Band1（4G FDD LTE/2.1GHz）重要	○
Band3（4G FDD LTE/1.8GHz）重要	○
Band8（4G FDD LTE/900MHz）重要	○
Band11（4G FDD LTE/1.5GHz）	✕
Band28（4G FDD LTE/700MHz）	○
Band41（4G TD LTE/2.5GHz）	○
Band42（4G TD LTE/3.5GHz）	○
n3（転用5G NR/1.8GHz）重要	○
n28（転用5G NR/700MHz）	○
n77（5G NR Sub6/3.9~4.0GHz）重要	○
n257（5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz）	✕

au回線の電波バンド対応状況

Pixel 7aはau回線の4Gで重要なバンド1・3・18に対応しています。

またPixel 7aはauで提供されている5G NRのうちSub6のn77・n78に対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。

▼ガルマックスがオススメするau回線の格安SIMはこれ！↓

auの電波バンド（周波数帯）	バンド対応
Band1（4G FDD LTE/2.1GHz）重要	○
Band3（4G FDD LTE/1.8GHz）重要	○
Band18（4G FDD LTE/800MHz）重要	○
Band26（4G FDD LTE/800MHz）Band18を内包 重要	✕
Band11（4G FDD LTE/1.5GHz）	✕
Band28（4G FDD LTE/700MHz）	○
Band41（4G TD LTE/2.5GHz）	○
Band42（4G TD LTE/3.5GHz）	✕
n28（転用5G NR/700MHz）	○
n77（5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz）重要	○
n78（5G NR Sub6/3.7~3.8GHz）重要	○
n257（5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz）	✕

楽天モバイル回線の電波バンド対応状況

Pixel 7aは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンド3・18に対応しています。

またPixel 7aは楽天モバイルが提供する5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。

▼月間20GBで3,278円、通話料は無料！↓

楽天モバイルの電波バンド（周波数帯）	バンド対応
Band3（4G FDD LTE/1.8GHz）重要	○
Band18（4G FDD LTE/800MHz auローミング）重要	○
Band26（4G FDD LTE/800MHz）Band18を内包 重要	✕
n77（5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz）重要	○
n257（5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz）	✕

Pixel 7aの価格・購入先