KTC H24F8の本音レビュー!OCで190Hz表示対応の鬼コスパゲーミングモニター

柳生です。最大190Hzの高リフレッシュレートに対応しながら定価で2万円切りのゲーミングモニター「KTC H24F8」が登場!メーカーさんに試す機会を頂いたので使ってみたんですが、これ買っても良いと思えるくらいの良コスパでした。地味に軽量でコンパクトなのも◎。

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付属品は一式揃ってるが、DPケーブルは未付属

  • 台座
  • 説明書
  • ドライバー

付属品はほぼ最低限。HDMIケーブルがついているのは個人的に嬉しいポイント。ちゃんと180HzのFHD出力にも対応していました。白色なので見分けやすいし‥(`・ω・´)。

組み立てもかなり簡単で、付属してる白い板こと台座を本体に差し込んでドライバーで回すだけ。初心者からヒョロガリモヤシ筆者でもカンタンです。

筐体はスリムでコンパクト、軽量で申し分なし

カラーはホワイト。‥筆者はモニターでホワイトってほとんど見たことなかったんで、第一印象としては新鮮味を覚えました。

▼背面はロゴとラインが入ったスタイル。ちょっとゲーミング感あり。↓

▼モニターアーム派に嬉しいVESAマウント搭載。これがあればモニターアームもつけられます。↓

▼端子類もこの価格帯としては立派で、電源のほかにHDMIが2つ、DPが1つ。イヤホンジャックも並んでいます。特にカジュアルに使えるHDMI端子が2つあるのはポイント高いです。プレステ、Switchとパソコンを同時に使ったりできるし(`・ω・´)。↓

あとゲーミングモニターってジャンルにはなるけど、アクセントカラーだのLEDといった派手要素はありません。オフィスに持ち寄せても使っていけそうなぐらいにシンプルで良い見た目。これを悪く言えば、ゲーミング感がなく地味ともとれますが。

▼24型というのもありそこそこコンパクト。見た目はかなりスッキリしていて無駄な装飾はほぼありません。重さも3.2kgほどで結構軽く、デスクの模様替え、配置換えのための持ち運びで動かすのも楽ちんです。↓

調節は上下の角度調節のみ対応。調節範囲は他のモニターと変わらずまあまあ動かせるといったレベルです。左右には動かせないのはネック。とはいえ大きさに不自由しなかったんで無問題。動かしやすいし。

▼ベゼルはとても細くかなりスマート。これで2万円切り‥さすが中華メーカーよ。見た目では安かろう悪かろうっていう部分は感じませんでした。↓

▼下部ベゼルにはブランドロゴがあしらわれています。また下部のみダイヤモンドエッジ形状になってて、ここで僅かなゲーミング要素を感じられる‥かもしれません。↓

▼台座は薄型でフラットってのも便利でポイント高い!フィギュアから6インチ後半のスマホの横置きでもすっぽりハマっちゃう絶妙な高さです。↓

マツダ アテンザワゴンのミニカー
画面が割れようと未だに使ってるGalaxy S20 FE

台座を支えるスタンド部分は取り外せない

注意点としてこのKTC H24F8、つまりモニターとスタンドは一体型。スタンド部分が最初からくっついており、取り外すこともできないので注意。

VESAマウントは搭載されておりモニターアームにも対応できるんですが、アームを取り付ける場合は下部からビヨ~ンって伸びてる見た目になってしまうため、見た目は気になる可能性大。モニターアームは配置の自由の良さだけでなく見た目もスッキリさせたい人が使うんで尚更でしょう。

個体問題なのかわからんのですが筆者がレビューしているKTC H24F8、画面が左右に若干ながらぐらついてました。

このスタンドと台座部分の穴が若干ゆるいらしく、ドライバーで締め直しても改善せず。ゆるすぎないので勝手に左右に動いちゃうことはなかったんだけどちょっと気になったので記載しときます。

ディスプレイはFHD、色は濃いめだがキレイで満足

ディスプレイスペックはこんな感じ。

  • 解像度:FHD(1,920×1,080)
  • 材質:液晶、Fast IPS
  • リフレッシュレート:180Hz(オーバークロック時は190Hz)
  • 輝度:400ニト
  • 色表示:1677万色
  • コントラスト比:1:1000

個人的には価格を考えれば十分、いや十二分に思えます。ゲーミングモニターにほしい最低限のスペックは全部揃っていますし、その中でもリフレッシュレートは180Hz(OCで190Hz)と他の競合モデルと比べ群を圧倒的に抜いています。

▼ひと目見ても色のくすみ、偏りは感じません。↓

前に使ってたモニターの影響もあるんですが、初見では色はちょっと濃いかな?って感じたぐらい。でも使ってたら慣れて気にならなくなりました。

▼視野角も広く、ナナメから見ても色の変化、暗さを感じにくい。イスに腰掛けてゆったり動画を流し見するにもGoodです。↓

本機の解像度は1,920×1,080のFHD。ゲーム用途であればこれ以上ないスペックでしょう。色合いも濃いめとは言ったもののゲームの表示としては濃いめな方が個人的には良いので良い感じ。

▼ただFHD解像度は文字が粗めになってしまうというネックもあります。↓

最近のパソコンは特に文字がWQHD~4Kクラスを想定したフォントばかりになっているので、WQHDモニターを使っている筆者からすると久しぶりに使ったFHDの粗さがやっぱり気になります。一度でもWQHDや4Kクラスに手を出した人は気になるかも。

▼2万円弱ながらHDRにも対応。HDR対応の映画などでは没入感を高められるのでHDR対応は嬉しいポイントでしょう。↓

▼ちなみにWindowsだとHDRの調整ソフトが用意されており、ディスプレイのHDRの項目からいじれるので参考までに。↓

2万円切りで180Hz、OCで190Hzまで対応

180Hzのリフレッシュレートは非常に滑らか。2万円切りモニターとしては異様なスペックです。競合モデルに多かった144Hz、165Hzモデルよりも高いのは凄いぞマジで。

▼筆者はFPSやらないのでマイクラで遊んでたんだけど、この180Hzの滑らかさはガチでクセになりますね。視点移動がヌルヌルで快適。↓

▼初めて高リフレッシュレートモニターを触る人なら、たぶんマウスポインターのなめらかさでおっ!って感じるはず(写真だと残像っぽくなってるけどカメラの特性の問題なので残像感はほぼなし)。なめらかなのでポインターがどこにあるか見失いにくいというのも大きいです。↓

▼またモニターの設定をオーバークロックで最大190Hzまで表示できるようになっています。10Hzの違いなので筆者は差を感じられなかったけど‥動体視力が高い人やガチゲーマーな方なら感じられるでしょう。↓

残像感はほぼなくマウスポインターやウィンドウのスクロールはかなりなめらか。価格に対して非常に満足度の高いポイントでした。

▼ちなみにオーバークロックはHDRと共存不可です。どっちかオンにすればもう片方がオフになるタイプ。↓

スティック式のボタンで操作もしやすかった

▼KTC H24F8は電源キーがスティックタイプ。押し込んだり上下左右に倒してのショートカット操作に対応します。↓

  • 押し込み→設定画面
  • 左→ゲームアシスト機能
  • 上→入力切り替え
  • 右→プリセット変更
  • 下→ボリューム(イヤホンジャック)

スティックは高さもあって倒しやすいのですが、逆に押し込みが硬いので決定操作するときに若干力を込めないと操作できないのはネックでした。

▼メニュー画面は文字が粗いので見づらいですがモニターでは割とよくあること。日本語にもちゃんと対応。偉い!↓

▼項目はこんな感じ。ひととおり抑えられています。Freesyncも対応。↓

ゲームアシスト機能も対応

スティック左側に倒し込んで表示させるゲームアシスト機能は以下の3つに対応。

  • カウントダウンタイマー
  • レティクル表示
  • FPSカウンター

1番目のカウントダウンタイマーは15分から90分まで、15分刻みでタイマーをセットできます。残念ながら自分で時間を設定はできないので‥まぁゲームやりすぎないようにするとかそういう使い方になるのかなって感じですね。

▼2番目のレティクル表示は画面真ん中に常時レティクルをだしっぱにしてくれるんでFPSゲームやレースゲームでの酔い止めに使えるでしょう。FPSの場合はハードウェアチートに抵触しそうなんで気になる人は控えたほうが良いかも。↓

3番目のFPSカウンターは「モニターが出力しているFPS値」を表示する機能。リアルタイムのFPSを表示するわけではないのでいちばん使わん機能だとは思います。ゲームによってFPSが変動しても数字は変わりません。

個人的にはタイマーはなんかで使うかもってぐらいで3つともほぼ使いませんでしたが、レティクル表示が欲しい人にも対応できるのは良いと思います。ゲームのルールといった状況次第の話になりますが‥

GARU
FPSカウンターって名前がアレですが、簡単に言えばPC側で設定されているリフレッシュレートが表示できる機能。これ初心者さんはセッティング後に一度使ってみたほうが良いかも。もしかしたらキチンとPC側で設定出来ていなくて60Hzで動いているという事もあるので!

2万円の格安モデルとしては満足できる1台

24インチと使いやすい大きさでリフレッシュレートも発色も良好!ゲーミングモニターの入門機にオススメです。ガチゲーミング用途でなくてもバッチリ使っていける視認性の良さで個人的には結構評価の高い1台でした。買い物リストにぶっこんでおいていいでしょう。

解像度がFHDなのでWQHDや4Kのように超高精細というわけではないですが、その代わりに同じフレームレートなら高解像度モニターよりもマシン負荷は低くなるので、ミドルレンジあたりのゲーミングパソコンを持っている人と相性が良さそうです。

メインをクリエイティブ用途のモニターにしておき、本機をゲーム用途といったサブモニター代わりとして買って運用するのもオススメです。24インチかつ上と左右のベゼルも薄いから並べて使うにも良し(`・ω・´)。

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