INNOCN CB27U1の本音レビュー!MacBook Proに近い色を再現できた4K/120Hzモニター

INNOCN CB27U1という4Kモニターをメーカーさんに試す機会を頂いたので、本音を織り交ぜながらレビューしていきますよ!なお、価格は66,890円のお品です。結論から言えば仕事用のメインモニターに昇格です!おめでとう!
まず初めにどんな人に合うモニターかというと、MacBook Proの画面に近い色を出せる外部モニターを探している人です。この価格帯だとトップクラスの再現性かと。
[この製品の強み]MacBook Proに近い色を再現できてProMotionと同じ120Hz表示にも対応しつつコスパも良い
[この製品の弱み]ローカルディミングに非対応。対応モデルと比べて映像美は一段劣る
[こんな人に向いてる製品]外部モニターとMacBook Proのモニターの色を出来るだけ合わせたい人。クリエイター向けディスプレイがほしいけどコスパを重視したい人。
目次をクリックすると各項目へ移動します
INNOCN CB27U1の価格
MacBookのモニターに近い色を再現できる外部モニターって色々あるんですけど、なんであんなに高いんですかね(´・ω・`)
▼狙っていた比較的安価なBenQ MA270UPでも9万円くらいするんですよ。↓
で、もう少し安ければなぁ・・・と思っていた時に登場したのが「INNOCN CB27U1」です。お値段なんと66,890円。
結論にも書いた通り、INNOCN CB27U1はMacBook Proに近い色を出せるモニターで、仕様もBenQ MA270UPより長けている部分があるなど、コスパもキラッと光ってます。
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初出時価格→66,890円
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付属品のチェックと組み立て
▼付属品には色校正レポートや、HDMI・USB-C・DisplayPortなどケーブルも一通り入ってました。↓


ケーブルは色々と規格があるんですけど、「規格とかよく分からん!」という人は同梱品を使えば絶対に失敗はないので、初心者に優しい同梱内容かと思います。
▼そういえば付属品にはモニターとPCを接続する形のUSBハブも入ってました。↓


最初はなぜハブ?と思っていたのですが理由が分かりました。モニター側にスピーカーやオーディオ端子がないので、このハブ(オーディオ端子もある)を接続して外付けスピーカーを接続するようです。僕はMacBook Proで使うので使ってません。
▼電源は内蔵されていないので巨大なACアダプターが同梱されていました。↓


デメリットはデカくてかさばる事ですが、メリットもあって、モニター側に電源を内蔵する必要がないので薄く出来ます。
デスク下の見えない部分は巨大なACアダプターでゴチャゴチャだけど、見えるデスク上はスッキリとスタイリッシュに演出できます笑。ただACアダプターの置き場所は人によっては困るかも。
続いて組み立てですが、とっても簡単です。
スタンドと台座をネジで固定するよくあるタイプ。台座に手回しできるネジがくっついてるので、スタンドとドッキングしてクルクル回すだけでOK。モニターとの接続はスタンドのツメをモニターに差し込んで押し込むとカチャッと固定されるタイプなので組み立てに3分もかからないです。
昔はなんでもかんでも六角レンチを使って組み立てるのが一般的だったので、どのご家庭にも家に謎の六角レンチがいたるところに転がってましたが、工具フリーで簡単に組み立てられるのは良いですね。
角度調整をチェック
▼画面の高さや上下左右の角度調整、クルッと回転すると縦画面としても使えるようになってました。↓



スタンドは高さを調整できるのがGoodです。未だに安いモニターだと高さ調整できないモデルが多いんですよ。モニターって長時間作業する場合に高さが合わないと首が疲れてパフォーマンスが落ちるんですよね。
会社員だったころ、モニターの高さが調整できずにモニターアームを勝手に取り付けたら上司に「会社の備品を改造するな」と叱られたんですけど、ありゃ分かってないですね。使えりゃ良いと快適に使えるは違うんですよ。なので会社のデスクに置くモニターは最低限高さを調整できるモニターを選んでほしいです。パフォーマンスに影響しちゃうんだもん。
ちょっと脱線しましたが、INNOCN CB27U1はスタンドを外すとVESAマウントが備わってます。つまり、モニターアームも使えます。
モニターのスタンドは設置スペースが思っているよりも大きいんですよね。
小さなデスクだと「マウスパッドどこに置くねん問題」や「書類どこで書くねん問題」も勃発します。なのでモニターを浮かせられるモニターアームは神アイテム。みんな使いましょう。
▼僕が使っているのは超一流メーカーのエルゴトロン。ちょっと高いですけど一生物品質なので奮発して買いました。人にオススメするなら間違いなくこれ。今はレビュー中なので付属スタンド使ってますが終わったら速攻モニターアームに変えます。↓
操作性は改善の余地あり
最近のモニターは背面にジョイスティックを備えていますが、INNOCN CB27U1は昔ながらのモニター右下にボタンが並んでいるタイプです。
どっちが操作しやすいかは好みの問題なので置いといて、本機は画面表示と物理ボタンの位置が合ってないのが最悪でした。
▼こういうこと。画面の解像度に関わらず設定画面のサイズは同じなので常に視覚情報と身体の動きでズレが発生します。↓

僕が使っているドラレコも画面の下にボタンが並んでいるんですけど、画面のボタン表示の下に物理ボタンを備えているので直感的に操作できます。
一方でINNOCN CB27U1は上の通りズレてるので、戻ろうと思ったら上カーソルを押してしまったりと誤爆しまくり。気持ちよく操作ができないです。
こういった基本的な部分を煮詰めてやれば、もっと良くなります。さすがにボタン位置がズレてるのは操作しづらいので、次期モデルで改善したほうが良いです。
なお、Windowsを使う場合はINNOCN PC Toolをインストールすることで、マウス操作でINNOCN CB27U1の各種設定を行えるようです。ただMacOS版はありませんでした。なんでだよぉぉおおおお!!!!!
ポートも必要十分な数を搭載

ポートは、HDMIが2つ、DisplayPortが1つ、USB Type-Cが1つ、ハブ用のUSB-Cが1つ備わっています。僕の使い方では必要十分というか、HDMIやDisplayPortを使ってないので持て余してます。
特にMacBook Proに接続するときは、USB Type-C接続だと外部映像出力+90W給電できます。これが便利すぎて他のポートを使わないんですよね。ゲーム機などを繋ぐという人はポートが充実しているので良いんじゃないかな。
▼ポートは十分なんですけど、スタンドにケーブルをまとめられるギミックがないです。↓

せっかく薄型でスタイリッシュなモデルなのに、ケーブルが綺麗にまとめられないのは人によっては気になるでしょう。あ、僕は見えない位置なので全然気になりません。ぐちゃぐちゃです笑。
MacBook Proの画面に近い色を再現できた
結果から言えば、僕の使っているM4 MacBook Proに極めて近い色を再現できたのですが、期待していたMacViewモードはクセがあるようで、一筋縄ではいかない部分もありました。そのあたりも書いておきます。
MacViewモードでは色が合わなかった
▼INNOCN CB27U1はMacと同じ色を出せる「MacViewモード」をアピールしている製品です。僕もMacBook Proユーザーなのでこの点が刺さりました。↓

上のようにアピールされていると、「MacViewモードを選ぶだけで同じ色になる」と普通は思うはずですが、試したところ、僕の使っているM4 MacBook Proのモニターと本機のMacViewモードは色が合いませんでした。
ちなみに僕の使っているM4 MacBook Proは、True Toneのみオフにして他はプリセットを含めてデフォルトです。INNOCN CB27U1はMacViewモードを選択するとモニター側でも細かくプリセットを選べるので全て試し、各プリセットで色温度も全て切り替えてみましたが、近い色にはなりませんでした。
なんでMacViewモードで同じ色にならないんだろう?と考えていたんですけど、そういえば、「どのMacBookのモニターと比べて同じ色がでるか」は記載がないので、もしかしたら異なるモデルのMacBookだと同じ色がでるのかも?
ただ、僕自身がこのような結果になったので、誰しもかならずMacViewモードへの切り替え一発で同じ色が出るとは限りません。なので過信は禁物といった感じですね。このあたりがビシッと再現できていれば尚良しだったんですけどねぇ。
簡単なマニュアルでの調整でMacBook Proに極めて近い色を再現できた
MacViewモードでの色再現は(僕の環境だと)微妙な結果になりましたが、簡単なマニュアルでの調整でMacBook Proのモニターに極めて近い色味を再現できました。
色の再現性は、数多くのモニターをレビューしてきた僕がNo1の称号を与えます。素晴らしいです。
設定したのは以下の項目です。なおMacBook Proは上述通りTrue Toneをオフにしたのみで、プリセットもデフォルト状態のApple XDR Display(P3-1600nits)です。
- カラースペースは原色モードをオン
- 色温度を6500Kに設定
- 輝度は色の明るさが合うまで下げる
たったこれだけでMacBook Proに極めて近い色になりました。この設定をMacViewモードにしたら良いんじゃないですかね?
▼以下はINNOCN CB27U1とMacBook Proを縦並びにして画面を直接撮影した写真です。かなり近い色を再現できているのが分かるはず。↓

あと当メディアのトップページを見てもらうと分かりますが、背景が薄い橙色です。こういった淡い色はマルチモニター環境だと色の違いが分かりやすいんですが、かなり近い色に落ち着いてくれたので僕としては十分許容できる範囲です。
ただ、MacBook Pro側のモニターも個体差があるので、必ずしも上の設定が全員に当てはまる正解とは言い切れません。まずはカラースペースを原色モードにしてから色温度を変えてみて下さい。たぶん6500Kと7000Kで悩むはず。あとは微調整してやればOK。
もちろんApple純正のウン十万するモニターと比べると淡い色の再現性で甘さはありますが、これ66,890円ですからね。価格を考えると十分納得できる仕上がりです。
映像美はINNOCN GA27V1Mには勝てない
映像美に関しては暗い部分のLEDを消灯できるローカルディミング対応のINNOCN GA27V1Mには流石に勝てないです。
ちなみにクリエイティブ系作業だとローカルディミングはハロー現象(暗い背景に明るい色が表示されると周囲にぼやけた滲みが発生する現象)が目障りなので合わない機能です。なので僕は映像コンテンツを見る時以外はずっと切ってました。
MacBook Proを仕事で使っていて近い色が出せる外部モニターを探しているなら本機一択ですが、「普段使い+ゲーム+映像コンテンツの視聴」という感じの使い方なら、INNOCN GA27V1Mが用途に合ってると思います。ちょっと価格は高いけれど(´・ω・`)
INNOCN GA27V1Mのレビュー。2304分割ローカルディミング、4K/FHD両対応のMiniLEDディスプレイを試す
2,560×1,440でも文字がめちゃくちゃ綺麗
4Kネイティブ表示は一度試したことがあります。文字が小さすぎて真剣にハズキルーペが必要なんじゃないかと思いました。なので外部ディスプレイの解像度は4Kパネルでも2,560×1,440で使ってます。
じゃあなんで2,560×1,440のモニターを使わないの?と突っ込まれそうなんですけど、解像度が2,560×1,440のモニターで2,560×1,440を表示すると1ドットあたり1ドットで表現するので文字が粗くなるんですよ。(僕の使っているMacBook Proの場合ね!)
なんかMac使ってるのに粗さを感じる文字で使うのって負けた気がするじゃないですか。
4Kパネルだとスケーリングが効いて2,560×1,440に設定してもMacBook Proと変わらない美しい表示ができるんです。なのであえて4Kの製品を選んで使ってるという訳です。(HiDPIモードで表示できるってことですね!)
もちろん本機も2,560×1,440表示でMacBook Proと変わらない美しい表示が出来ています!素晴らしい。
ProMotionと同じ120Hz表示で使える
クリエイター向けモニターは60Hz固定の製品が多いです。以前検討していたBenQ MA270UPも60Hzだったので購入を躊躇していたんですよね。
外部モニターとMacBook Proの2画面構成で頻繁に2つのモニターを行き来する場合、リフレッシュレートが異なると残像感などの違いがめちゃくちゃ気になるんですよ。細かい点ですが、仕事で長時間使っていると割とストレスなんです。
僕が使っているMacBook Proは「ProMotion(いわゆる高リフレッシュレート表示)」に対応していて120Hzで表示できますが、INNOCN CB27U1も同じく120Hz表示に対応しているんです。なので、マウスカーソルを動かした時の感覚やスクロールした時の残像感もMacBook Proと変わらないです。これも素晴らしいと感じたところ。
MacBook Proと同じ色が出せて120Hz対応はなかなかレアというか、ライバルと比べても長けている部分だなと思います!
オフィス支援機能を搭載
INNOCN CB27U1は「オフィス支援」機能が使えます。
▼これがなにかというと、A4やA5と物理サイズが同じ枠を画面上に表示できるという機能です。実機でも使えることを確認していますが、イメージはメーカーのPR画像が分かりやすいですね。↓

なお設定からサイズを選んでもすぐに枠は表示されません。設定を閉じると枠が表示されるという挙動だったので覚えておきましょう。
例えばA4サイズで何かしら制作している時に印刷するまでサイズ感がイマイチ分からない事があります。そんな時にオフィス支援機能をオンにして制作物を拡大縮小して枠に合わせると、リアルなサイズ感で確認ができるのは便利ですね!
まあ僕はあまり使うことがない機能ではあるんですが、普段からA4やA5などサイズの決まったものを制作している人には便利に使える機能なんじゃないかと思います。
INNOCN CB27U1のレビューまとめ

MacBook Proと近い色を再現できる外部モニターを探している&コスパも重視したいなら、(使っているMacBookによってはマニュアルでの調整が必要な場合もあるけれど)INNOCN CB27U1はドンピシャです。
僕は仕事で写真・動画の編集、バナーなどの制作をしているのでガチ系の部類に入る人間ですが、そんな僕が「これなら仕事用として問題ない」と判断して一軍のメインモニターにしてしまうくらいには色の再現性が良いです。
また、2,560×1,440表示にした際にHiDPIモードが発動する4Kパネルを採用していたり、ProMotionと同じ120Hz表示に対応するなど、「分かっている」仕様もGood。
ということで、MacBook Proのモニターと色を合わせたいけどコスパも重視したい!という人にピッタリかと思います。レビューを振り返りながらぜひ検討してみて下さい。価格の割にとっても良いお品です!
■INNOCN CB27U1]■
初出時価格→66,890円
※割引されている場合あり!リンク先で確認してみよう!
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