Windows Updateの証明書が2027年に更新。普段使わないサブPCは要注意

Microsoftが2027年にWindows Updateサーバーの電子証明書の更新を実施予定 ー 普段あまり起動しないサブPCを所有している方は要注意

Microsoftが、Windows Updateで更新プログラムを受け取る際に必要になる証明書の更新を2027年6月に実施することを発表いたしました。

基本的にインターネットに常時接続されていて、更新プログラムを通常通り毎月適用している環境であれば影響を受けることはありません。

ただし、普段利用していないサブPC等を所有しているユーザーの場合、状況によっては更新プログラムを受け取れなくなる可能性があるため、注意しましょう。

そもそも証明書の更新とは何をやっているのか

Microsoftに限らず、WEBサイトを運用しているサーバーには電子証明書が設定されており、定期的に更新されています。

この電子証明書は、「運営者が実在していること」や「安全に通信を行うために暗号化が行われていること」を証明するためのものです。

今回、ITエンジニア向けの情報を掲載しているMicrosoftの公式ブログ「Windows IT Pro Blog」の最新記事にて、Windows Updateサーバーで利用されている電子証明書が更新されることが発表されています。

更新は2027年5月17日と2027年6月19日の2回にわたって行われます。

Windows 11 2025 Update以降なら基本的に対応不要。ただし、あまり使っていないPCは要注意

Windows 11 2025 Update(Version 25H2)以降であれば、既にWindows Updateの接続に必要な電子証明書が含まれています。

▼リストには掲載されていませんが、Windows 11 Version 26H1にも、既に更新されたWindows Updateサーバーの電子証明書が含まれているものと思われます。↓

Windows IT Blogより引用
出典:Windows IT Pro Blog

また、月例更新プログラムにも新しいWindows Updateサーバー接続用の電子証明書が含まれています。基本的に常時インターネットに接続していて、毎月確実に更新プログラムを適用している環境であれば、ユーザー側の対応は不要です。

ただし、Windows 11 2024 Update(Version 24H2)や、現在、一般ユーザー向けの拡張セキュリティプログラム(ESU)が提供されているWindows 10 2022 Update(Version 22H2)がインストールされた、普段あまり電源を入れていないPCを所有しているユーザーは要注意です。

2027年6月19日までに、2026年7月以降(Windows 11 2024 Updateの場合は2025年9月以降)に配信された更新プログラムを適用しておかないと、Windows Update経由で更新を受け取れなくなります。

Windows 11 2024 Update(Home/Pro)は2026年10月13日(日本時間10月14日)をもってサポートが終了しています。

そのため、普段利用していないPCを所有している方は、今のうちにサポートが継続されているWindows 11 2025 Update、または最新バージョンとなるWindows 11 2026 Update(Version 26H2)に更新しておくことをお勧めいたします。

2027年6月19日までに更新を行わないまま放置した場合、Windows Updateサーバーへの接続が不可能となります。

その場合は、Microsoft公式サイトで配布されている「Windows 11更新アシスタント(インストール アシスタント)」、またはISOイメージから一旦Windows 11 2025 Updateまたは2026 Updateに上書きアップグレードしないと、更新プログラムを受け取れなくなります。

また、さすがに現在ネットワークへ接続して利用している方は少ないと思われますが、既にサポートが終了しているWindows 7やWindows 8/8.1についても影響があります。

現時点ではサポート終了日までに配信されていた更新プログラムをWindows Update経由で適用できますが、2027年6月19日以降はそもそもWindows Updateサーバーへの接続がブロックされます。

▼Windows 7やWindows 8/8.1では電子証明書の更新が適用されないため、2027年6月19日以降はオンラインでの更新プログラムの適用が不可能になります。↓

Windows 7のロゴ

まとめ

基本的に「現在サポートされている最新バージョンのWindows 11」を利用していて、「月例更新プログラムを定期的に必ず適用している」環境であれば、既にWindows Updateサーバーの接続に必要な新しい電子証明書が適用された状態です。

そのため、ユーザーが今回の影響を受けることはありませんし、特別に意識する必要もありません。

ただし、普段あまり使っていないサブPCを所有している方の場合、電子証明書が実際に更新される期限までに一度Windows Updateで最新の更新プログラムを適用しておかないと、それ以降の更新プログラムを受け取れなくなってしまいます。

該当するPCがある方は、可能であれば今のうちに対応しておくことをお勧めいたします。

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