動作が重いWindows 11のウィジェットを無効化する手順。メモリが少ないPCは効果は大きい
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Windows 11では「ウィジェット」という機能が追加されています。
Windows Vista~7にも同じ名称の機能が搭載されていましたが、そちらとは仕様が異なり、Windows 11の「ウィジェット」はタスクバーに配置されている「ウィジェットボタン」または「画面の横をスワイプ」、「Windowsキー + Wキー押下」のいずれかの操作をすることでニュースや天気、株式などの情報にアクセス出来る「ウィジェットカード」が表示されるものになります。
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人によっては便利かもしれないが、そもそも現在のウィジェットは重い

一応ウィジェットそのものは、その日のニュースや天気などの情報をその場ですぐ確認することが出来るため、かなり便利な機能ではあります。
しかしながら、人によっては「WEBブラウザからニュースサイトなどで情報を確認するのでウィジェットはそもそも使っていない」という方も多いのではないかと思われます。
さらに言うと、現在のウィジェットはGoogle ChromeやMicrosoft Edgeで採用されているブラウザエンジン「Blink」を元にした「WebView2」がベースとなっているため、開いただけでRAMを異様に消費するという問題も存在しています。

タスクバーの「ウィジェット」ボタンについては「タスクバーの設定」から非表示に設定することが可能ですが、この状態でもプロセス自体は常時実行された状態になっているため、基本的には完全停止することは出来ません。
ポリシー設定でウィジェット機能を完全無効化すれば「ウィジェット」そのものの実行を停止できる
ただし、Windows 11 Proであれば、企業や教育機関などでOSの設定を変更できないよう機能制限を行ったり、Windows Updateの自動更新を完全停止するなどの設定を行うための「グループポリシーエディター」から、ウィジェットそのものの利用を安全かつ完全に停止することが可能です。
実際の設定手順を紹介します。
▼ タスクバーの検索ボックスや「Windowsキー + Rキー」押下で呼び出すことができる「ファイル名を指定して実行」から「gpedit.msc」と入力してから「Enter」キーを押下して「グループポリシーエディター」を起動します。↓


- ウィジェットを許可する:無効
- ウィジェット ボードを無効にする:有効
- ロック画面でウィジェットを無効にする:有効
設定が終わったら「グループポリシーエディター」のウィンドウを終了し、再起動するか、「ファイル名を指定して実行」から以下のコマンドを入力してからEnterキーを押下することで設定が有効化されます。
Windows 11 Homeの場合は・・・
Windows 11 Homeの場合は家庭用ユーザーの利用を想定したエディションとなるため、「グループポリシーエディター」は搭載されていません。
設定されているポリシー設定の実態は、レジストリの対応する設定項目の値を変更しているだけなので、対応するレジストリキーの値を設定するだけでWindows 11 Proと同じようにウィジェットの実行を完全に停止することが可能です。
▼タスクバーの検索ボックス、または「ファイル名を指定して実行」から「REGEDIT」と入力して「レジストリエディター」を起動します。↓


次に「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Dsh」キーを選択後、以下の項目の値を変更します。 (キーそのものが存在しない場合、手動で「Dsh」キーを作成した後、以下の設定項目を「DWORD値」で新規作成します。 念のため、後で元に戻せるようレジストリキーのバックアップを先に実行しておくことをお勧めいたします)。
- AllowNewsAndInterests:0(既定値 1)
- DisableWidgetsBoard:1(既定値 0)
- DisableWidgetsOnLockScreen:1(既定値 0)
Windows 11 Homeの場合、ポリシー設定を強制的に反映するためのコマンド「gpupdate.exe」も用意されていないため、ログイン中のアカウントからサインアウトを実行するか、再起動することで設定したポリシー設定が有効化されます。
ポリシー設定後は「ウィジェット」そのものの実行も完全停止。8GB RAM搭載PCだと若干動作も軽く

ポリシーでウィジェットそのものを無効化するとバックグラウンドでも実行が停止されます。
「タスクバーの設定」からも設定画面に「これらの設定の一部は、組織によって管理されています」というメッセージが表示されて「ウィジェット」の項目が無効化された状態になります。
RAM・CPUの使用量も“若干”ではありますがウィジェットの実行を停止することで抑えることが可能です。
特にRAM 8GB搭載PCでの効果はかなり大きいので、ウィジェット機能を一切利用していないのであれば完全に無効化してしまっても良いかもしれません。
まとめ
現在、MicrosoftはRAM 8GBしか搭載されていないPCでも快適に動作するよう、Windows 11でOS全体の“最適化”を行う方針でパフォーマンスチューニングを月例アップデートなどで配信しています。
ウィジェットについては現在Windows Insider Programで配信されている最新の開発ビルドにおいても未だ「WebView2」を採用している状況なので、個人的にはまずこのあたりを見直した方がパフォーマンス向上に繋がるのではないかな・・・と思っていたりします。
ウィジェット自体は通知表示の見直しなどの改良も行われていて、メモリ・CPUのリソースを異様に消費する今の仕様が改善されれば便利な機能だと思っているので、今後の対応に期待したいところです・・・