Windowsセキュリティで「ウイルス対策が無効」と誤通知される不具合が発生中。原因と対処法を解説

Windowsセキュリティで「ウイルス対策が無効」と誤通知される不具合が発生中。原因と対処法を解説

Windowsに標準でプリインストールされている「Windowsセキュリティ(Windows Defender ウイルス対策)」にて、現在ウイルス対策機能が有効化されているにもかかわらず無効化された状態になっているとして、手動で有効化するよう促す通知が表示される事象が発生しています。

問題が発生する環境について

通知の不具合が実際に発生した際のスクリーンショット
9月4日の時点ではWindows Insider ProgramのExperimental (Version 26H2)でも通知の不具合が発生する。

この問題はWindowsそのものの不具合ではなく、Windows Defenderウイルス対策単体の不具合です。

現在サポート対象となっているWindows 11 2025 Update (Version 25H2)・Windows 11 Version 26H1のみならず、サーバー用OSのWindows Serverや既にサポートが終了した旧バージョンのWindows 10/Windows 11等、すべての環境で発生します。

具体的には以下のバージョンが今回の事象が発生する対象となります。

  • Windows 11 Version 26H1
  • Windows 11 Version 25H2
  • Windows 11 Version 24H2
  • Windows 11 Version 23H2
  • Windows 10 Version 22H2
  • Windows 10 Version 21H2
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2016
  • Windows Server 2025
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012

※「LTSC」とついているものは、安定した環境を長期的に運用する必要がある企業ユーザー向けに、プリインストールされているアプリも含め機能追加が一切行われない「長期サポート(Long Term Support)」版となります。

「Windows Defender」本体のアップデートで修正予定

既にMicrosoftでも問題を把握済みのため、「Windows Defender」本体のアップデートで修正予定です。通知が表示された場合も実際の設定が有効化された状態であれば対応は不要です。

▼[設定] – [プライバシーとセキュリティ] – [Windowsセキュリティ]の「ウイルスと脅威の防止」の項目でステータスが”処置は不要です”と表示されていれば通知が表示された場合も対応は不要。↓

Windows セキュリティ設定画面

▼有効になっているものを有効にしてくれと通知で促されても非常に困るところではあるのですが・・・↓

Windows Insider Programで配信されているWindowsセキュリティの最新ベータ版では問題解決済み

かのあゆが確認できた範囲では、既にInsider ProgramのExperimental (Future Platform)チャンネルで配信されているWindows 11 Build 29648.1000に同梱されているWindows セキュリティ Version 1000.29648.0.1000にて修正されていることを確認しているため、近いうちにこの問題は修正されるものと思われます。

また、通知が表示された場合も設定から「Windows セキュリティ」を開き、「ウイルスと脅威の防止」のステータス表示が“処置は不要です”となっていればウイルス対策が有効化された状態となっているため、特に対応は不要です。

Windowsセキュリティの更新プログラムはウイルス対策の定義ファイルとともに定期的にWindows Updateで配信されているため、自動更新を受け取れる設定にしている環境であれば、近いうちに問題が解決するはずです。

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