Beelink ME miniのスペックまとめ！M.2 SSDが6枚も搭載可能なミニPCだと？！

面白いコンセプトのミニPCを多数リリースしているBeelinkから、M.2 SSDを6枚搭載可能なミニPC「Beelink ME mini」が発売されていたので紹介していきます！

Beelink ME miniの詳細スペック

CPU	Intel N150
GPU	Intel Graphics（24EU）
メモリ	12GB LPDDR5 4800MHz
容量	64GB eMMC M.2 2280 PCle3.0接続のSSDが6基搭載可能
ディスプレイ	–
インターフェース	USB Type A（USB 2.0） × 1 USB Type A（USB 3.2 10Gbps） × 1 USB Type-C（10Gbps/データ通信） × 1 HDMI（4K 60Hz） × 1 LAN端子（2.5G） x 2 DC端子 × 1
電源	45W
バッテリー	–
サイズ	99x99x99mm
重量	–
OS	–
備考

スペック表に関する免責事項

可愛らしさを感じる箱型スタイル！

Beelink ME miniは小型のNASやルーターっぽさをほんのりと感じる箱型のデザインを採用。といっても業務用的な無骨な感じではなく、そこはかとなくオシャレ家電的な雰囲気を感じます。

カラーバリエーションも白、グレー、青の3色構成とミニPCとしては珍しい多色構成なのは可愛らしさすら感じる要素なのかもしれません。

CPUはIntel N150を搭載

Beelink ME miniのCPUはインテルの最新エントリーモデルであるIntel N150を搭載。性能的には大人気エントリーモデルであるIntel N100と少ししか変わらないというのがもっぱらの評判でございます。

ですので、本機が想定しているNAS用途では格安モデル以上のスペックはあるため、上位モデルまでとはいかないまでもしっかりと役割を果たしてくれるでしょう。

M.2 SSDを合計6枚搭載可能！

Beelink ME mini一番のセールスポイントが搭載可能なストレージ量。なんとM.2のSSDが合計で6枚刺さってしまうんです！

ただ、速度に関しては1枚がPCIe 3.0×2、残りの5枚がPCIe 3.0×1とSSD本来の性能は発揮できないのは注意が必要です。

速度が遅いのはIntel N150の帯域（PCIeレーンの最大数は9）で賄うために無理やり割り振ったからだと思われるので、ある意味しょうがない点ではありますけどね…

まぁNAS用途で使うなら絶対的な速度よりもHDDよりも高速なSSDでRAID構成を組むことが重要になるシチュエーションもあるとは思うので、個人的には大きなデメリットとは思っていませんが。

なお、SSDを積んでいない構成ではeMMCが64GB確保されているので、OSだけはバッチリ導入できるのも良いですね。

電源ユニット内蔵！

Beelink ME miniは小さい筐体ながらも内部に電源ユニットを内蔵しているのもグッドポイント。

かなりコンパクトな筐体にデカいAC…というのも締まらない話ですので、設置場所が少なく済む…というのはかなりのアドバンテージになると思います！

端子類の数は控えめ

Beelink ME miniはIntel N150で使用可能な帯域がSSDにかなり割かれているからか、端子の数は全体的に控えめ。とはいえ、LAN端子は2.5Gが2つとNAS用途が前提に考えられているだけあり、しっかりとツボは押さえているなと思いました！

複数のオペレーティングシステムをサポート

▼Beelink ME miniは様々なOSをサポートしていますが付属はしていないのでご注意を！↓

Beelink ME miniまとめ

Beelink ME miniの記事執筆時点の価格は以下の通り。

• メモリ12GB+64GB（eMMC）：329.00ドル（約4.8万円）
• メモリ12GB+64GB（eMMC）+2TB（SSD）：409.00ドル（約5.9万円）

Beelink ME miniは変わり種ミニPCをリリースすることの多いBeelinkらしい一点突破型のミニPCに仕上がっています。普通SSDを6枚搭載できるPCなんか考えつかないですよ（笑）

直販での通常価格は4万円台後半スタートとそれなりに高価ではありますが、執筆時点では209.00ドル（約3.0万円）とまだ手が出しやすいところまでプライスダウンしていたので、購入する場合は安いタイミングを見計らいましょう！