GoolRC T32のレビュー。初心者から上級者まで楽しめる折り畳みトイドローン

GoolRC T32

GoolRC T32は屋外向けのトイドローンだがフライト場所までの持ち運びに困らないサイズに折りたたみが可能。

自動高度維持、ヘッドレスモード、RTH(自動帰還モード)、自動着陸など初心者にも安心なモードが搭載されながら、速度変更で高速移動することや3Dフリップアクロバット飛行も可能な初心者から上級者まで楽しめる14歳以上を対象としたトイドローンだ。

今回、GoolRC T32を試す機会を頂いたので実機を用いたレビューを書きたいと思う。

GoolRC T32の総合評価

[総合評価]

中型の折り畳み式トイドローンで誰でも簡単に飛ばせる初心者機能も充実しており、初めてのドローンでも安心してフライトを楽しむことが出来る。

操作に慣れてからもステップアップ出来る仕様となっており、初めてのドローンとして選択する機体としてもオススメ出来る。

特にGoolRC T32は、自動高度維持機能が備わっているので、目的の高度まで上昇させるとスロットルを意識せずにカメラアングルに集中出来るのもGood。

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[良かった]

  • 国内認証済み
  • 折り畳めてコンパクト
  • プロポが大きいので操作し易い
  • 初心者向きの機能が一通り搭載されている
  • アクロバット飛行も可能
  • 折り畳み式でも屈強なのでガシガシ最高速度で飛ばせる

[イマイチ]

  • トイドローンとしては少々価格が高い
  • 取り扱い説明書の日本語翻訳が雑

GoolRC T32の同梱物をチェック。

付属品を全て並べてみた。

GoolRC T32の同梱物一覧

  1. GoolRC T32本体(バッテリー内蔵済み)
  2. スマートフォンスタンド
  3. 持ち運びバッグ
  4. スペアプロペラ
  5. プロポ
  6. ドライバー
  7. 充電器
  8. ペラガード一式

単3電池4本を別途用意しておこう。

▼プロポ(コントローラー)の電源には単3電池4本が必要。別売りなので用意しておこう。↓

単3電池4本が別途必要

持ち運びに便利なポーチ付き。

▼折り畳むことが可能なGoolRC T32には持ち運び用のポーチも付属している。ペラを守るためにも持ち運び時にはポーチを利用しよう。↓

GoolRC T32には持ち運びポーツが付属している

充電器はモバイルバッテリーでも利用可能。

▼バッテリーを充電するケーブルはUSB型となっているので、スマートフォンの充電器やモバイルバッテリーから充電可能。充電中はLEDが点灯し満充電で消灯する。↓

付属のバッテリーはモバイルバッテリーから充電可能

スマートフォンスタンドは6型サイズでも取り付け可能。

▼コントローラーにスマートフォンを取り付けるスタンドは手持ちの6型スマホで問題なく取り付け可能だった。但し、スマートフォンのボタンがスタンドのストッパーに干渉する場合が有るので少しずらして装着する必要があった。↓

6型のスマートフォンも搭載可能なスタンド

ストッパーにボタンが干渉する場合がある

説明書の日本語は翻訳が雑で解読しなければならない。

▼付属の取扱説明書は複数の言語がまとめられており、翻訳は雑だった。もし、日本語翻訳で理解出来ない場合、英語の説明を翻訳すると分かりやすい。↓

日本語の翻訳が雑

GoolRC T32の外観チェック。折り畳むと手のひらサイズでコンパクト。

▼折りたたんだ状態では手のひらに乗っかる位にコンパクト。↓

プロペラを折り畳むとコンパクトなサイズ感

▼プロペラを展開すると中型ドローンサイズとなる。飛行時にはプロペラガードなどを取り付けるのでもう少し大きくなる。↓

プロペラを広げると中型ドローンサイズとなる

重量はバッテリー込みで130g以下の軽量モデル

▼GoolRC T32の本体はバッテリーを内蔵した状態で126g。200g以上だと規制対象だが、GoolRC T32は200g以下のトイドローンなので気軽に飛ばせることが1つの魅力。↓

重量は126gで規制対象外のトイドローン

空撮も可能なカメラ付き。

▼GoolRC T32の本体の頭部分にはカメラが備わっており、空撮も楽しめる仕様となっている。このカメラは動画だけでなく写真も撮影可能でコントローラーから遠隔操作で撮影可能だ。但しカメラは角度の調整が出来ない固定式↓

GoolRC T32の本体には空撮カメラも備わっている

バッテリーは850mAh、速度全開飛行だと飛行時間が約5分程。

▼本体の裏にバッテリーが内蔵されており容量は850mAhだった。↓

バッテリーの容量は850mAhだった

複数回GoolRC T32を飛ばしたが、まったりと飛ばした時は約7分~8分、最高速度モードで全開飛行すると約5分で充電切れとなった。

アクロバット飛行しながらガシガシ飛ばしたい場合は少々物足りない容量なので、別売りのバッテリーを用意していいかも。

MicroSDが挿入出来るのでローカル録画も可能

▼GoolRC T32にはMicroSDが挿入できるスロットが備わっており、GoolRC T32の本体側でローカル録画可能となっている。スマートフォンとはWi-Fi接続してドローンが捉えた映像をリアルタイムで確認できるが、例えば映像が途切れた場合もMicroSDにしっかり映像が記録されているので安心して空撮を楽しめる。↓

MicroSDを差し込めるスロットが備わっている

GoolRC T32の飛行性能をチェック。

少々風の強い日だったが離陸からアクロバット飛行、高速移動する様子を収めてきた。

機体は軽いので風の影響を受けやすいが、飛行自体は非常に安定性が高かった。少々スピードをつけてからのアクロバット飛行でも大きく下降すること無く機体の高度を維持できており、高度2~3Mもあればアクロバット飛行も楽しめる。

動画では最高速度モードで飛ばしており、後半にはかなりの速度で飛行していることが伝わると思うが、GoolRC T32は屋外飛行向けの機体なので室内での飛行は避けたほうが良いと思う。

GoolRC T32まとめ。

僕が試してきた10,000円以下のトイドローンの中では飛行の安定性が抜群だった。

コントロールも左スティックがスロットルとなっている一般的な操作方法なので、ドローンを飛ばした事の有る方はとっつきやすいし、初めてドローンに挑戦するかたもドローン操作の練習が出来る機体だ。

トイドローンとしては少々値が張るが、価格なりの飛行性能、モードが備わっているので、気軽に持ち運べる飛行性能の高いドローンが欲しい方は購入検討してみては如何だろうか。

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