ガルマックスの猶木(ナオキ)です。【楽しく面白く的確に】をコンセプトにデジタル製品の様々な話題を書いて生きています。スマホやPCガジェットが大好きでスペック表とにらめっこするのが趣味です。製品発表会のお誘いや執筆依頼などお問い合わせ下さい。

格安SIMの”通話アプリ”がGoogleポリシーの変更で利便性が凄く下がりそう

これ知っとかないと、かなりヤバイんじゃないかなって内容です。

格安SIMを利用されている方は、通話料が半額になったり通話かけ放題サービスで利用するMVNOの”電話アプリ”を利用されている方も多いと思います。

この様な通話アプリの特徴ですが

  • 通話の発着信の履歴をMVNO電話アプリに反映
  • MVNO電話アプリからの発信時にプレフィックス番号を追加してMVNO通話サービスを適用

が基本的な機能で、中にはスマートフォンに搭載されている標準の電話アプリでの発信時でもMVNOのお得な電話料金を適用できるタイプもあります。

Googleポリシー変更でMVNO電話アプリが通話データを取得できなくなる。

この様なMVNO電話アプリは通話に関する情報を取得するための権限をインストール時に付与することで実現していたわけですが、Googleのポリシー変更で大幅に使い勝手が下がる可能性が出てきました。

2019年3月4日に僕の利用する格安SIMのmineoからAndroid版の「mineoでんわアプリ」で仕様変更のお知らせが来たのでチェックしたところかなり使い勝手が下がってます。

標準電話アプリの通話は通常の通話料金で計算される可能性が高くなった

mineoでんわアプリは「標準でも使用する」という機能が備わってます。これは、mineoでんわアプリからの発信でなくスマートフォンの標準電話アプリからの発信でもmineoのお得な通話料金体系が適用されるというもの。

これがGoogleポリシー変更でデータを取得できなくなったのか「機能自体が廃止」となりました。

つまり、これまで同様の機能を利用していた場合、Googleポリシー変更に準拠したアプリにアップデートすると標準の通話アプリで発信した通話料金は通常の通話としてカウントされる可能性が非常に高いです。

MVNO電話アプリで着信履歴が反映されなくなった

MVNO電話アプリは電話帳機能も搭載しており、標準電話アプリの代わりに使えるようになってます。

これまでは着信データもMVNO電話アプリに反映されていましたが、これも通話データにアクセスできているからこそ実現できていた部分だったのです。

Googleポリシー変更により着信データにアクセスできなくなるようで、mineoでんわアプリは着信履歴表示機能がなくなります。

着信履歴が表示出来ないと、凄く面倒になる

1番目に紹介した「標準電話アプリの通話は通常の通話料金で計算される可能性が高くなった」であれば、MVNOが提供する電話アプリに切り替えれば問題ないのですが、2番目の「MVNO電話アプリで着信履歴が反映されなくなった」は使い方に大きな影響を与えます。

これからMVNOの電話かけ放題や通話料半額が適用されるMVNO電話アプリを利用する場合、まず、MVNO電話アプリからの発信しかお得な通話料が適用されない可能性が高いです。

でも、MVNO電話アプリでは着信した履歴が表示出来ないので標準電話アプリしか確認できません。

そうなると、標準の電話アプリで着信履歴の折返し電話は・・・

  1. 標準電話アプリで着信番号にマニュアルでプレフィックス番号を追加して発信
  2. 着信番号をコピーしてMVNO電話アプリで発信

のいずれかとなります。

スマートフォンの中には「自動的にプレフィックス番号を追加する」という機能を備えているモデルもあり、同様の機能を搭載するモデルであれば標準電話アプリを利用してMVNOのお得な通話料金体系で利用できるのですが、標準電話アプリにプレフィックス番号の自動追加機能がなければ凄く面倒くさいことになります。

mineoはGoogleに何度も申請&説明しても受理されなかったみたい

mineoもGoogleに何度も申請&説明していたらしいのですが受理されず、Google側が提示した改修期限を迎えることになり、機能削除などを行った新バージョンのアプリをリリースすると言ってました。これは僕としても非常に残念です。

バージョンアップ前のアプリファイルを抽出するって方法で現状維持も可能ではあるのですが、テクニカルな方法は難易度も高く専門知識も必要なので、多くの一般ユーザーさんがこの問題に直面する可能性が高いです。

格安SIMの会社がリリースする電話アプリは全て同様の問題に発展する可能性が高い

今回は僕の利用していたmineoでんわアプリの仕様変更を紹介しましたが、この仕様変更はGoogleポリシーの変更によるものです。つまり、大多数のmineoでんわアプリと同じ仕様のMVNO電話アプリは同様の機能制限となる可能性が非常に高いです。

現時点では「情報を知る」「正しく理解する」「適切な方法で利用して対応する」ことが重要。そうしないと通常の電話としてカウントされビックリする電話料金が請求されるかも知れません。

MVNOの電話アプリのほとんどは独自のプレフィックス番号を発信する電話番号の頭に付け加えることで通常の通話であるかMVNOの通話サービス経由であるか判断してます。なので、今回のGoogleポリシー変更によりスマホメーカーが「標準電話アプリにプレフィックス番号を自動追加する機能」をデフォルト搭載してくれることを期待したいところです。

これからMVNOを利用されている方はプレフィックス番号の自動追加機能もチェックしたほうが良いかも知れません。

以下は僕の使っているmineoでの公式発表です。

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