ソフトバンクがSIMロック解除条件を緩和。中古スマホも店頭で解除可能に
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ソフトバンクとワイモバイル、ウィルコム沖縄は8月21日、SIMロック解除の条件を一部変更しました。 解約済み端末のSIMロック解除手続きに関する日数制限の撤廃、元契約者以外でも一定条件のもと、SIMロック解除が可能となります。
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SIMロック解除手続きの日数制限撤廃
ソフトバンク製品のSIMロック解除をするためには、様々な条件を満たす必要がありました。
- 2015年以降に発売された、SIMロック解除対応機種 ・iPhone SE、6s以降、iPad mini 4、iPad第5世代以降、対応Android端末など
- 購入後101日目以降、または一括購入、精算済みである機種 ・機種購入サポートなど、キャンペーン利用時は不可
- 解約後であれば90日以内
- 手続きは契約者本人に限る
8月21日から緩和されたのは、3「解約後90日以内」と4「契約者本人に限る」の部分です。
新制度でのSIMロック解除手続きの注意点
これにより、中古で販売されている「SIMロックされているソフトバンク端末」や、友人知人から譲り受けた端末でも、SIMロック解除が可能となりました。
新しい制度でSIMロック解除するには、下記の条件のもと可能になります。
- ソフトバンク店頭のみで受付
- SIMロック解除手数料は3,000円
- 本人確認書類必須
- 1日2台まで手続き可能
SIMロック解除が不可である端末も
SIMロック解除が緩和されましたが、SIMロック解除手続きを受け付けてもらえない端末もあります。 これは従来制度から変更がなかった点も含まれていますので、おさらいしておきましょう。
- SIMロック解除希望端末に水濡れや故障箇所がある →修理後に解除可能
- SIMロック解除希望端末が「ネットワーク制限」の対象の場合
- 解除希望の端末がシステム上の購入日から101日未満の場合 →元契約者の状況によっては解除可能となる場合も
このように、全ての端末においてSIMロック解除が緩和されたというわけではないので、留意しておく必要があります。
条件緩和は様々なケースで恩恵がある
今回の条件緩和は総務省のガイドライン改正による既定路線です。 実際ドコモは2019年2月に対応済みで、ソフトバンクユーザーにとっては待望の規制緩和と言えるでしょう。
例えば「SIMロック解除したいが、解約から90日過ぎてしまい手続きができない」、「中古端末を買ったが、契約者本人ではないのでSIMロック解除ができない」というケースが見受けられましたが、今回の緩和によりそのような事態に陥ることはなくなります。 まさにユーザーファーストの緩和と言えますね。