「Xiaomi 12」と「Xiaomi 11T」の違いを比較

XiaomiのAndroidスマホ「Xiaomi 12」と前機種である「Xiaomi 11T」の違いを比較しました。

Xiaomi 12とXiaomi 11Tの性能を比較

Xiaomi 12はXiaomiでは初のSnapdragon 8 Gen 1を搭載した次世代型ハイエンドモデル。SoCのみならずディスプレイにカメラ、ワイヤレス充電対応とスペックを大幅に強化しているモデルです。

Xiaomi 12とXiaomi 11Tの性能を比較した表がこちら。

製品情報 Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
端末名	Xiaomi 12	11T
発売年	2022年1月	2021年9月
発売地域	海外：SIMフリー	海外：SIMフリー
メーカー・ブランド	Xiaomi	Xiaomi
備考	Xiaomi 12シリーズ Xiaomi 12 Pro Xiaomi 12 XIaomi 12X	Xiaomi 11Tシリーズ 上位版：Xiaomi 11T Pro 通常版：Xiaomi 11T
対応バンド・周波数・ネットワーク Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
3G	W-CDMA：1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19	W-CDMA：1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19
4G LTE	FDD LTE：1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 TD-LTE：34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42	FDD LTE：1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32 / 66 TD-LTE：38 / 40 / 41 / 42
5G NR	Sub6：n1 / n3 / n5 / n8 / n28 / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 / n79	Sub6：n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78
Wi-Fi	Wi-Fi 6E	Wi-Fi 6
Bluetooth	バージョン：5.2 コーデック：AAC / LDAC / LHDC	バージョン：5.2 コーデック：非公表
SIMサイズ・スロット	デュアルスロット（Nano SIM×2）	デュアルスロット（Nano SIM×2）
ネットワーク関連備考		2回線同時待ち受け対応
本体仕様 Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
ディスプレイ	サイズ：6.28インチ 材質：有機EL 画面占有率：非公表 形状：パンチホール（中央）エッジあり 最大リフレッシュレート：120Hz 最大タッチサンプリングレート：480Hz	サイズ：6.67インチ 材質：有機EL 画面占有率：非公表 形状：パンチホール（中央） 最大リフレッシュレート：120Hz 最大タッチサンプリングレート：480Hz
解像度	解像度：2,400×1,080（FHD+） 画面比率：20:9	解像度：2,400×1,080（FHD+） 画面比率：20:9
画素密度	419ppi/高精細でドットの粗さは気にならない	395ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ	高さ：152.7mm 横幅：69.9mm 厚さ：8.16mm（ブラック系、パープル系、ブルー系）/ 8.66mm（グリーン系）	高さ：164.1mm 横幅：76.9mm 厚さ：8.8mm
重さ	180g（ブラック系、パープル系、ブルー系） / 179g（グリーン系）	203g
本体色	ブラック系、パープル系、ブルー系、グリーン系（レザー調）	グレー系、ホワイト系、ブルー系
システム仕様 Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
OS	MIUI 13 Android 12ベース	MIUI12.5 Android 11ベース
CPU（SoC）	Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1	MediaTek Dimensity 1200 Ultra
AnTuTuベンチマーク	総合スコア約1,000,000 GPUスコア約440,000 （AnTuTu v9参考値）	総合スコア約605,564点 GPUスコア約222,638点 （AnTuTu v9参考値）
メモリ/保存容量 Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
組み合わせ	メモリ8GB+容量128GB メモリ8GB+容量256GB メモリ12GB+容量256GB	メモリ8GB+容量128GB メモリ8GB+容量256GB
ストレージカード	非公表	非対応
カメラ Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
背面カメラ	トリプルカメラ ①5,000万画素（メイン、f/1.88） ②1,300万画素（超広角、123°、f/2.4） ③500万画素（マクロ、3-7cm） 手ぶれ補正：光学式手ぶれ補正（メイン） センサーサイズ：メイン1/1.56 PXサイズ：メイン1.0μm	トリプルカメラ ①1億800万画素（メイン、f/1.75） ②800万画素（超広角、120°、f/2.2） ③500万画素（テレマクロ、3-7cm、f/2.4） AI：対応 ナイトモード：対応 手ぶれ補正：非公表 センサーサイズ：非公表 PXサイズ：メイン2.1μm
インカメラ	パンチホール式インカメラ 画素数：3,200万画素（メイン） PXサイズ：1.4μm	パンチホール式インカメラ 画素数：1,600万画素（メイン、f/2.45） その他詳細非公表
カメラ備考	フリッカーセンサー搭載
機能仕様 Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
GPS	GPS、A-GPS、GLONASS、BDS（BEIDOU）、GALILEO、QZSS、NavIC	GPS、A-GPS、GLONASS、BDS（BEIDOU）、GALILEO
生体認証・ロック解除	指紋認証：対応 顔認証：対応	指紋認証：対応 顔認証：非公表
センサー	赤外線センサー：対応 加速度センサー：対応 近接センサー：対応 ジャイロセンサー：対応 電子コンパス：対応 光センサー：対応 その他：X軸リニアモーター	赤外線センサー：対応 加速度センサー：対応 近接センサー：対応 ジャイロセンサー：対応 電子コンパス：対応 光センサー：対応
防水/防塵・タフネス等級	防水/防塵：非公表 耐衝撃：非公表	防水/防塵：非公表 耐衝撃：非対応
イヤホンジャック	なし	なし
NFC	NFC：対応 FeliCa/おサイフケータイ：非対応	NFC：対応 FeliCa/おサイフケータイ：非対応
その他機能	デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載（ベイパーチャンバー）2,600mm2	デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載
バッテリー Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
バッテリー容量	4,500mAh	5,000mAh
充電	有線充電：67W ワイヤレス充電：50W 逆充電：対応（ワイヤレス対応/10W）	有線充電：67W ワイヤレス充電：非対応 逆充電：非公表
ポート	USB Type-C	USB Type-C
スペック表のソース Xiaomi 12 中国版（Snapdragon 8 Gen 1） ： Xiaomi 11T グローバル版（Dimensity 1200 Ultra）
参照元	【公式サイト】Xiaomi 12 – mi.com	【公式サイト】Xiaomi 11T – Xiaomi Global Official
スペック詳細記事	Xiaomi 12 中国版のスペック・対応バンドまとめ	Xiaomi 11T グローバル版のスペック・対応バンドまとめ

Xiaomi 12とXiaomi 11Tの違い

ざっくり言うとこんな感じです。

Xiaomi 12のSoCはSnapdragon 8 Gen 1を搭載しており、AnTuTuの参考スコアは100万点と極めて高くなっています。Xiaomi 11TのDimensity 1200は約60万点なので結構な差がありますね。

Xiaomi 12はかなりの高性能になっていますがディスプレイサイズが6.28インチと抑えられています。本体サイズも比較的コンパクトなので取り回しの良さに期待できますね。一方でXiaomi 11Tは6.67インチなので大型サイズとなっています。

カメラはメインカメラの画素数が5,000万画素となっておりXiaomi 11Tより落ちていますが、Xiaomi 12は大型のセンサーサを搭載しており、一般的に画質は画素数よりもセンサーサイズの大きいほうが高画質になると言われています。

コンパクトになったので本体重量も軽量になっています。Xiaomi 12は179g（ガラス版は180g）と190gを切っています。Xiaomi 11Tは203gで200gを超えていることから、持ったときの重量感は大きく異なりそうです。

急速充電規格はどちらも同じ67Wですが、Xiaomi 12は50Wのワイヤレス充電にも対応しました。また、ワイヤレス逆充電にも対応しているのでBluetoothイヤホンなどワイヤレス充電対応製品を充電することもできるようになり利便性が向上しました。

まとめ

Xiaomi 12は高スペックなハイエンドモデル！Snapdragon 8 Gen 1の実力はもちろん、カメラの仕上がりもどれほど変わるか注目ですね。

また、ワイヤレス充電に対応しているのも使い勝手に直結する部分なので嬉しい進化ポイントです。

執筆時点で中国版のみですが、グローバル版の登場にも期待したいところです。

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