ZTE Yuanhang 30のスペックの詳細・対応バンドをまとめました。
記事執筆時点では日本版の発表はありません。
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ZTE Yuanhang 30のスペック・仕様
ZTE Yuanhang 30は2022年4月発売のZTEのAndroidスマートフォンです。
製品情報 | |
---|---|
端末名 | Yuanhang 30 |
型番/別名 | 7532N |
発売年 | 2022年4月 |
発売地域 | 海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド | ZTE |
備考 | ZTE Yuanhang 30シリーズ 最上位版:ZTE Yuanhang 30 Pro+ 上位版:ZTE Yuanhang 30 Pro 通常版:ZTE Yuanhang 30 |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | W-CDMA:1 / 2 / 5 / 8 |
4G LTE | FDD LTE:1 / 3 / 5 / 7 / 8 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
5G NR | Sub6:n1 / n5 / n8 / n28 / n41 / n78 |
Wi-Fi | 対応(規格非公表) |
Bluetooth | バージョン:非公表 コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 | |
ディスプレイ | サイズ:6.52インチ 材質:液晶 画面占有率:91.3% 形状:ノッチ(水滴) 最大リフレッシュレート:90Hz 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 | 解像度:1,600×720(HD+) 画面比率:20:9 |
画素密度 | 269ppi/ドットの粗さが気になるかも |
サイズ | 高さ:163.2mm 横幅:75.5mm 厚さ:8.6mm |
重さ | 181g |
本体色 | ブラック系、ホワイト系、ブルー系 |
システム仕様 | |
OS | MyOS Android 11ベース |
CPU(SoC) | MediaTek Dimensity 700 |
AnTuTuベンチマーク | 総合スコア:約300,000 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ4GB+容量128GB メモリ6GB+容量128GB |
ストレージカード | MicroSDカード対応(最大512GB) |
カメラ | |
背面カメラ | トリプルカメラ ①1,300万画素(メイン、f/2.2) ②200万画素(マクロ、4cm) ③200万画素(ポートレートカメラ) 手ぶれ補正:非公表 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
インカメラ | 水滴ノッチ式インカメラ 画素数:500万画素(メイン) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
機能仕様 | |
GPS | GPS対応(詳細規格は非公表) |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 赤外線センサー:非公表 加速度センサー:非公表 近接センサー:非公表 ジャイロセンサー:非公表 電子コンパス:非公表 光センサー:非公表 |
防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | あり |
NFC | NFC:非対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
充電 | 有線充電:対応(規格非公表) ワイヤレス充電:非公表 逆充電:非公表 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 |
SoCはDimensity 700。メモリは4GB/6GB
ZTE Yuanhang 30のSoCはDimensity 700。
SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。
メモリ(RAM)は4GB/6GB、保存容量(ROM)は128GBとなっています。
メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2022年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。
保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2022年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。
MicroSDカード等のTFカードによる保存容量の拡張に対応しています。最大対応容量は512GBです。
▼Dimensity 700がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
ZTE Yuanhang 30(Dimensity 700)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだZTE Yuanhang 30の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでDimensity 700の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Dimensity 700の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。
- 総合スコア(CPU):約300,000
- ゲーム性能(GPU):約70,000
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
ZTE Yuanhang 30のカメラ
ZTE Yuanhang 30の背面カメラは広角のメインカメラ(1,300万画素)、接写用のマクロカメラ(200万画素)、ポートレートカメラ(200万画素)の3眼構成です。
- メインカメラ(1,300万画素)
- マクロカメラ(200万画素)
- ポートレートカメラ(200万画素)
インカメラの構成・画素数はメインカメラ(500万画素)のみの1眼構成です。
ZTE Yuanhang 30のディスプレイ
ZTE Yuanhang 30の画面はサイズが6.52インチ、解像度は1,600×720、ディスプレイは液晶を採用しています。画面形状はノッチ(水滴)となります。
また高速表示に対応しており、リフレッシュレートは最大90Hzまで対応しております。
- サイズ:6.52インチ
- 解像度:1,600×720
- ディスプレイ:液晶
- 画面形状:ノッチ(水滴)
- リフレッシュレート:最大90Hz
- タッチサンプリングレート:非公表
ZTE Yuanhang 30のサイズ・重量・カラー
ZTE Yuanhang 30のサイズは高さが163.2mm、横幅が75.5mm、厚さが8.6mm、重量が181gとなっています。
- 高さ:163.2mm
- 横幅:75.5mm
- 厚さ:8.6mm
- 重量:181g
カラーはブラック系、ホワイト系、ブルー系の3色展開です。
- ブラック系
- ホワイト系
- ブルー系
ZTE Yuanhang 30の対応バンド
ZTE Yuanhang 30は海外モデルなので技適に関してはご留意下さい。
5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ(EN-DC等)も重要になってきます。以下の表はあくまでスペック上の対応バンドとなります。
docomo回線の電波バンド対応状況
ZTE Yuanhang 30はドコモ回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、地下や郊外の繋がりやすさを左右するバンド19に対応していないので電波強度が弱くなる場合があります。
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またZTE Yuanhang 30はドコモで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
ドコモの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 | ○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 | ✕ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) | ✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) | ✕ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) | ✕ |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 | ○ |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 | ✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) | ✕ |
Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況
ZTE Yuanhang 30はソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
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またZTE Yuanhang 30はソフトバンクで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
n3・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 | ○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 | ○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) | ✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) | ✕ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) | ○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) | ✕ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 | ✕ |
n28(転用5G NR/700MHz) | ○ |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 | ✕ |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) | ✕ |
au回線の電波バンド対応状況
ZTE Yuanhang 30はau回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、全国区をカバーするバンド18(26)に非対応なので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。またauはバンドが対応していても通信できない場合があります。通信できる確証を得てから検討して下さい。
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またZTE Yuanhang 30はauで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
auの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 | ○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 | ✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 | ✕ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) | ✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) | ✕ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) | ○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) | ✕ |
n28(転用5G NR/700MHz) | ○ |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 | ✕ |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 | ○ |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) | ✕ |
楽天モバイル回線の電波バンド対応状況
ZTE Yuanhang 30は楽天モバイル回線の4Gで重要なバンドのうちバンド3のみ対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線(au回線)であるバンド18に対応していないので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。また楽天モバイルはバンドが対応していても通信できない場合があります。通信できる確証を得てから検討して下さい。
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またZTE Yuanhang 30は楽天モバイルで提供される5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。
楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) | バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 | ○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 | ✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 | ✕ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 | ✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) | ✕ |
ZTE Yuanhang 30の価格・購入先
ZTE Yuanhang 30のメーカー希望小売価格は以下の通り。
- メモリ4GB/容量128GB:1,399元(約2.8万円)
- メモリ6GB/容量128GB:1,599元(約3.2万円)