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GEO 骨伝導ヘッドホン B300のレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!

GEO 骨伝導ヘッドホン B300を購入したので実機を使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けします!

前から骨伝導イヤホン、ヘッドホンのウワサは耳にしてまして、一体どんな感じなんだろうなぁって気になってたんでゲオオンラインストアでポチっちゃいました。筆者は骨伝導のヘッドホンを触るのは初めてっす。

GEO 骨伝導ヘッドホン B300の発売時期と価格!

GEO 骨伝導ヘッドホン B300は2021年9月に発売された製品。価格は3,278円とワイヤレスのイヤホンでも安価で手が出やすい価格設定!さらにこれに加えて骨伝導という特殊な属性もついております。好奇心で手が出る人も結構いそうだねこれ。

さらに、ブランドも顔なじみのあるGEOなので信頼できるというのもGood(Rakuten MiniのようなOEM製品かもしれませんが)。

購入先は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!

GEO 骨伝導ヘッドホン B300の詳細スペック!

▼GEO 骨伝導ヘッドホン B300の主要スペックをまとめました!箱の裏面に記載されていたスペック表から引用しています。↓

Bluetoothバージョン 5.0
対応コーデック SBC/AAC
通信距離 約10m
防水規格 IPX4
重さ 約33g
充電時間 約2.5時間
連続通話時間 約5時間

GEO 骨伝導ヘッドホン B300の付属品・同梱物をチェック!

  1. 本体
  2. 耳栓
  3. 充電ケーブル(Micro USB)
  4. 説明書

付属品はしっかり揃っています!GEO 骨伝導ヘッドホン B300の充電端子は古いタイプのMicroUSB式なんですが、適合するケーブルが付いているのは嬉しい(`・ω・´)。

あと、耳栓付属ってのは結構変わってますね。骨伝導式は耳栓が付属するのがデフォなんかな?耳栓の質感はチープではなくシッカリした質感でした。

▼説明書は当然ながら日本語完全対応で、初期設定の方法もわかりやすく載っていました。

GEO 骨伝導ヘッドホン B300のデザイン・外観をチェック!

▼デザインはケーブルがなく一体型のタイプ!筆者は結構この形状が好みで、ケーブルの野暮ったさはなく使わないときは首にかけられるという利点があってお気に入り。カラーはブラックです。↓

▼左右にはバッテリーっぽい膨らみがあり、右側部分にはLEDインジゲーターと充電端子(キャップ付き)が配置……あの、充電端子がMicroUSBってイマドキ古すぎないっすかね(´・ω・`)。↓

▼耳に当てる部分の形状は骨伝導だけあって独特な形!メッシュとか穴とかの類は一切なく、すべてゴムっぽい素材で覆われています。この部分のさわり心地はサラサラ。ちょっと柔らかく、装着時にフィット感も感じます。↓

▼耳あて部分の外側はメディアをコントロールできるボタンが配置されています!タッチ式ではなく、カチッと音がするまで押し込む物理式となっているのも特徴。↓

装着感は独特、慣れないと位置合わせに苦労する

▼公式によれば、正しい装着位置は耳の軟骨にあてるようにつけるんですが、これ最初、慣れないうちは装着に苦戦させられた。「ここでええんか?」という自問自答を3回ほど繰り返した末にこういう感じに装着。↓

自分のイメージは「後ろのバンドの部分が頭にピッチリ付くんじゃないかな」でしたが、ぜんぜん違った!バンドが後頭部から浮くんですよね。結果としては耳に引っ掛けて、丸い部分を当てればそれでOKっぽいすね。

バンドが浮くためにつけ心地は思ってたんとちょっと違ったんですが…全然悪くないっすね。たしかに耳の軟骨まわりはちょっと圧迫されてるかな?感はあって、めっちゃ小さくなったヘッドホンを付けているような感覚。フシギぃ!

ただこの状態だと椅子に座ったときに、後ろの浮いたバンド部分が当たってしまうせいで頭を椅子につけにくくなるのは気になりますね。リラックスしながら座りつつ音楽を聴きたいときに使うのは難しかった。

GEO公式の製品解説ページでは「ソファやベッドに寝転がりながら、リラックスして音楽や動画をお楽しみいただけます」とあるけど、上記のバンド干渉の都合で筆者の場合はうつ伏せの体勢しかムリっした。

気になる集音性、音質、音漏れについて

GEO 骨伝導ヘッドホン B300の骨伝導は耳の軟骨に振動を与えて音を聞くという仕組み。当たり前なんですが、カナル型などの普通のイヤホンやヘッドホンといった耳をふさぐタイプとはやはり音質は違ってきますね(`・ω・´)。

音質は価格の安さにしてはなかなか。低音は弱い

なんだろう、耳に直接入れていないのにサウンドを感じられるってかなり新鮮。

これはいい意味で書いてるんすけど「とにかく普通」に聞こえるんですよ。コーデックもAAC対応で安価ながら立派ですし、遅延もあるにしろそこまでズレもありませんでした。

少なくとも高音域から中音あたりは「普通」に聴こえます。あと音量を上げると、耳あてが結構強く振動するのでダイレクトに迫力を耳の軟骨で感じられるのも面白い。

その反面、低音とか、小さい音は聴こえが弱いすね。音量を上げたり耳栓をすれば低音が聞こえるようにはなりますが、音量は後述の音漏れの都合はあるのでなかなか難しい。

外出先で聴くのであれば、やはり音質は捨てるべき。外音を効果音に見立て、ゲームのBGM感覚で音楽を聴くのが吉です。そういうふうに割り切ると結構楽しく感じるしね(*σ・ω・。)σ。

あと、聴いているときの感覚としてはイヤホンやヘッドホンというより「耳の近くにメッシュを塞いだ小さなスピーカーを付けている」ような感じでした。もちろんスピーカーではなく立派な骨伝導式で振動もありますが、なんだかフシギな感じっす。

耳をふさがないので普通に周囲の音がよく聞こえる!

公式サイトでもながら作業に最適!的な感じに銘打たれているだけあって、GEO 骨伝導ヘッドホン B300で音楽聴いてても、外の音がめっちゃ聞こえる!

外音取り込みに対応するイヤホンも使っていましたが、それとは比べ物にならんレベルで圧倒的に良い!もちろん音量がデカいと聞こえづらくはなりますが。

聴こえの良さだけでなく、カナル型で耳が痛くなりがちな体質だったり、外耳炎など耳をふさぐイヤホンを使いづらいケースであっても使える、ってのは大きいっすね。

音漏れは気になる。音量は下げたほうが良い

一方で音漏れはどうなの?って部分なんですが、けっこう気になりますね。普段聞いている音量にもよるんすけど、筆者の所感をまとめるとこんな感じ。パーセンテージはスマホの最大に対しての割合です。

  • 大音量(再生音量80%):音漏れする、ちょっと離れてても聞こえた
  • 中音量(再生音量50%):近寄れば音漏れが聞こえる
  • 低音量(再生音量30%):音漏れがほぼない

中音量の音漏れですが、電車の席の隣ぐらいの距離でもわずかながらシャカシャカ聞こえてきます。なので、必然的に電車とか図書館とかオフィスで使う場合は音量を下げる必要がありますね(´・ω・`)。

音量レベルはユーザー個人によるんですが、おそらく普通のイヤホンで聴くような音量レベルでも音漏れはする確率が高いので、もし図書館など静かな公共の場所で使う場合は音量を最大の30パーかそれ以下に下げておくべきですね。

あと、実際にこれを電車で使ってたんですが、電車が動いているときと停車時とでは外音の大きさが変わるので、そのときに応じて音量を変えなきゃあならんこともしばしばあった。小さくしたままじゃ電車が動き出すと音楽は聞こえんし、大きいままだと停車時にシャカシャカ周りへの音漏れが起こっちまうのです。

側面のボタンでコントロール出来る

GEO 骨伝導ヘッドホン B300は安価ながらコントロールができる2つのボタンを搭載!スマホを出さずに音楽コントロールができるため、じつに便利に使えました。

また物理式なのでタッチ式とは異なり誤動作が起きにくく、押したときの感触もカチッ!ってシッカリ感じられるのは良い。

操作方法はこんな感じ!

  • 右ボタン長押し:電源オン / オフ
  • 左ボタン長押し:アシスタント起動
  • 右、左ボタン1回押し:再生 / 停止
  • 右、左ボタン2回押し:次 / 前の曲にスキップ

欠点として、ボタンの押し心地はちょっと硬めでした。動いていない状態では特に問題には思わなかったんですが、歩いたり走ってる時はこれが災いして結構押しにくくなったっす。

あと上で書いた電車のシーンなど、頻繁に周りの音が変わる時は音量を適宜調整しなければならなくなるんですが、音量調整が2回押しに割り当てられているせいでスムーズに音量調節もできません。1回押しの再生/停止と役割を入れ替えてくれればよかったな~。

メガネとほぼ干渉しないがマスクに引っかかりやすい

▼ヘッドホンとは違って、メガネのつるに直接当たることはなく、付け方によって、つるとちょっと重なるかな?って程度。なので長時間実際に装着していても耳が痛くなったりすることはありませんでした。

問題点として、メガネはいいんだけど、マスクにめっちゃひっかかります。形状の都合上どうしようもない部分ではありますが、特にマスクと同時装着の場合だと、どっちか片方を外すときに高確率で互いに引っかかりあうんす(´・ω・`)。

家ではともかく、付ける機会が多いであろう野外においてはマスクをずらさずに本体を外すのはかなり難しく、他者の目が気になる場合、基本的に帰るまで定位置に装着したままとなります。「はやくマスク社会終わらねぇかなぁ」とこれほど思った日はおそらくない。

電池もちも不満なしだが残量低下のビープ音は最悪にウザい

電池もちは満足ですが、不満点もあります。

まず電池もちは、公称値通り5時間以上はまず持ってくれました。音楽再生のみの使用ですが7時間はバッチリ使えており、これほど持つのであれば安さもあって満足!

ただ、バッテリー残量が30%を切ったあたりでバッテリー残量を報せるビープ音が定期的に鳴るんですが、これが無茶苦茶ウザい。ウザすぎる。

このビープ音の鳴る間隔がだいたい30秒に1回ぐらいのペースという、バカみたいなしつこさで最悪っす。

しかもこの音は音楽を遮ってくるので、オレ的にはこの30%以下でビープがなったらもう使い物にならんと考えてます。ちなみに7時間使った際、6時間半ほどでビープ音が鳴り始めていました。有効再生時間は6時間ぐらいに考えておいたほうがいいですよ。

GEO 骨伝導ヘッドホン B300のメリット・デメリットと評価まとめ

実際にGEO 骨伝導ヘッドホン B300を使ってみて分かったメリットやデメリットは以下の通り!

メリット・良かった点

  • 音質は価格なりだが、全然悪くない
  • 耳をふさがないため周囲の音もばっちり聞こえる
  • 価格がリーズナブルで手が出しやすい
  • 電池もちもバッチリ良い

デメリット・注意点

  • 状況・音量次第で音漏れが気になる
  • 側面のボタンの押し心地は硬め
  • マスクに引っかかりやすい
  • バッテリー残量が低くなった際のアラートがウルトラウザい

このGEO 骨伝導ヘッドホン B300は買うべきか、今すぐでなくても検討すべきか、買わないべきかは、ユーザーさんによってかなり変わってくる製品でしょう。

たとえば「音楽をBGM感覚で聴くので音質はこだわらない」「カジュアルにつかえて3,000円ほどで買える製品がほしい」のであれば是非とも手にとって欲しいぐらいにオススメ!骨伝導のイヤホン、ヘッドホンを知る入門用のモデルとして立派な1台です。

逆に「音質にこだわる」「音漏れしないモデルがいい」という人であれば買わないでおくべき。といっても、骨伝導な時点でおそらく音質、音漏れに関しては察しているはずでしょう(`・ω・´)。

ちなみに他の骨伝導モデルのAmazonレビューを見てみたんですが、もっと高級なモデルだと、これよりもずっと音漏れしにくいらしいっすよ。いずれオレも試そうかな?って考えています。そういう意味でも筆者はこれ買ってよかったな~って思えました。面白かったぜ!

【2021-11-02追記】記事本文に「尾てい骨にあてる」とありましたが誤りで、正しくは「耳の軟骨にあてる」でした。お詫びして修正します。尾てい骨には当てていません。

GEO 骨伝導ヘッドホン B300の割引情報・購入先まとめ

■GRFD-BCH200B300■
▼端末価格3,278円!↓

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