OPPO Enco Buds3 Proの自腹レビュー!音質は1万円クラスと戦えそうな2,980円のワイヤレスイヤホン

柳生です。OPPOのワイヤレスイヤホンEnco Buds3 Proをレビューしていきますよ!お値段2,980円と格安な1台の実力を見ていきましょう。

結論から言えば、ANCをオミットしたことで安価ながら高音質。かなりオススメできます。

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

OPPO Enco Buds3 Proの筐体・デザインをチェック!

▼デザイン自体はシンプルな形状!AirPodみたいな耳からうどんタイプとなっています。カラーも白のみ。見た目で人を選ばないといえますし、言い換えれば派手さに欠けるともいえる見た目。↓

▼ケースの形状はやや薄めのおかげで非常にポケットに収まりやすいのがGood。↓

▼LEDランプも内蔵。これちゃんと色も変わります。充電満タンで緑色、充電が少ないと黄色、赤になるというタイプ!残量がざっくり分かってGood。↓

▼欠点としてはメンテナンス性は微妙なところ。イヤホンの先端に充電端子がついており、ケースの奥底に差し込むタイプなんだけど、汚れを掃除したいときに細い綿棒が必要になってしまうのが惜しい。エアーダスター使ったほうが良いんかな。↓

Enco Buds 3 Pro

OPPO Enco Buds3 Proの機能をチェック!

▼Enco Buds3 Proの対応している機能はこんな感じ。↓

機能名 対応有無(備考)
専用アプリ ○:アプリ名は「HeyMelody」
タッチ操作 ○:「2回」「3回タップ」「長押し」「2回+長押し」計4パターンのタップ操作に対応。左右独立で設定可
装着検出機能
ファストペアリング ○:Google Fast Pair
デュアル接続 ○:設定でオンオフ切替可
Bluetooth バージョン:5.4
コーデック:SBC、AAC
イヤホンを探す
マイク
ANC、外音取り込み
ゲームモード
音質調整 ○:アプリでプリセット登録にも対応
声検出
ウィジェット
音声アナウンス ✕:電子音のみ
ワイヤレス充電
アップデート
その他 IP55生活防水(イヤホン部分のみ)

3,000円モデルとしては割と‥いや思った以上に充実しています。専用アプリも対応しているので、結果的には大満足。

ただし装着検出には非対応なので耳から外して自動で一時停止してはくれないんでその点は注意です。

専用アプリ「HeyMelody」に対応

Enco Buds3 ProはOPPOのイヤホン用アプリHeyMelodyに対応しています。

▼出来ることとしては音質チューニング、低遅延なゲームモードのオンオフ、タッチ機能のカスタマイズ、またデュアルペアリングやイヤホン検索。機能性として十分。↓

Enco Buds 3 Pro

▼本機はタッチ操作に対応しており、そのカスタマイズも細かく組めるのがGood。1回押し、2回押し、3回押し、長押し、さらにLR側で個別にカスタマイズも可能と非常に自由度が高いです。↓

Enco Buds 3 Pro

▼個人的にかなり気に入ってる部分としては、タッチ時の操作時に電子音が鳴るのはもちろん、長押しで音量を操作できること。↓

Enco Buds 3 Pro

タッチ操作で音量変更できるものって中々ないし、音量変更時に「ポッ」という独自の音で「音量が変わった」というのが分かるのもGood。

デュアルペアリングも対応しており、「2台のスマホ」「タブレットとスマホ」「スマホとパソコン」みたいな感じで同時に接続できるのも素晴らしいポイント。片方がメディア再生されると1秒ほどでそちらに切り替わり、かなりスムーズです。↓

Enco Buds 3 Pro

ちなみに、一方のメディアが再生中でもう1台を再生した場合は切り替わらずそのまま続行され、それが中断されると1秒ほどでもう一方のデバイスに切り替わるという挙動になっています。

音質は価格以上!1万円クラスと遜色ないレベル

肝心な音質は大満足のそれ。Samsung信者な筆者は1万円ほどするGalaxy Buds FEを愛用しているのですが、音質面でいえばそれと遜色ないレベルの高さ。

音の深みもそれなりに良く、低音域、中音域、高音域いずれも実に良く出ている印象を受けました。ガチでいい。

▼この手のカナルイヤホンとしては12.4mmの大型ドライバーを搭載していて、その恩恵は大きいと感じます。音のディテールは高級モデルほど細かくないにせよ、音に深~くこだわらないのであれば満足いくレベル。↓

なおコーデックはよくあるAAC止まりなので、ハイレゾのLDACなどには対応していません。価格を考えればそらそうなんだが。

ノイズキャンセリングと外音取り込みは非対応

最近はANC対応イヤホンが多いため勘違いするケースもあるかもしれんので明確に断言しておきたいのが、Enco Buds3 Proはノイズキャンセリング、および外音取り込みには一切対応していないという点。

ノイズキャンセリングは外音をカットしてより音楽への没入感を高めるモード。対して外音取り込みは外音をイヤホンで再生することで装着したままでも外で歩きやすくしたり会話しやすくしたりという機能。本機にはそれらは非対応となっています。

なのでこれらの機能が不可欠、という方には向きません。あくまでシンプルな無線イヤホンの域を超えないタイプなんですよねこれ。

電池持ちが超いい。単体12時間は優秀すぎる

Enco Buds3 Proの電池持ちも優秀。カナル型として見てもトップクラスに良く、単体12時間は無充電でしっかり持ちました。検証し切れてないんだけどケース込みだと54時間も持つそうで、2日は余裕で使い倒せる頼もしさも精神衛生上Good。

ただし充電に時間はかかり、ケースのLEDが黄色くなったタイミングだと満充電に1時間以上はかかります。急速充電には非対応なのでその点だけはネック。

OPPO Enco Buds3 Proのレビューまとめ!

Enco Buds 3 Pro

OPPO Enco Buds3 Proは「ANCを犠牲に音質を高めたシンプルなモデル」「シンプルだけどアプリとタッチ操作など便利な機能もおまけについた1台」というもので、個人的に非常にオススメしたいイヤホンでした。

散々書いた通りANCを求めるユーザーさんには向いていませんが、シンプルに機能と性能を突き詰めたワイヤレスイヤホンらしいワイヤレスイヤホンで実に良いモデル。メインでANC使ってる人にも、サブとして確保していいでしょう。

価格も2,980円と手頃なのもGood。安くて良いワイヤレスイヤホンをお探しの方にとってはぜひとも手に取るべきといえる筆者イチオシな1台です。

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