HUAWEI「MatePad 11 2023」のスペックまとめ!特別版には紙に近い特性を持つディスプレイを搭載!

HUAWEI MatePad 11 2023

HUAWEI「MatePad 11 2023」が発表されたので特徴とスペックの詳細をまとめました!

MatePad 11 2023の特徴

MatePad 11 2023の特徴は以下の通り!

MatePad 11 2023のハイライト

  • フォルムはカメラ部分以外は前モデルを踏襲
  • ハイエンドクラスのスペック
  • 11インチWQXGA解像度ディスプレイ搭載。リフレッシュレートは120Hz
  • ディスプレイへの映り込みを97%軽減(ソフトライト版)
  • M-Pencil使用時の紙へ書いている感覚が強くなっている(ソフトライト版)
  • クアッドスピーカー搭載
  • バッテリー容量は7,250mAh。22.5Wの急速充電に対応
  • 内蔵のHUAWEI Notesアプリは電子ペーパー端末顔負けの機能

MatePad 11 2023のボディは全体的に見ると以前のフォルムを踏襲しつつも、カメラ周りのデザインを少し変更しています。iPhoneシリーズのように、カメラレンズを囲っている部分が背面カラーに応じたクリアパーツなのが個人的にツボです!

▼カラバリも全4色と普通のタブレットよりもカラフルなのも魅力的。定番の黒、白以外にもパステルカラーがバリエーションに入っているので、年齢性別問わず選べそう!↓

HUAWEI MatePad 11 2023

▼SoCはソフトライト版がSnapdragon 870通常版がSnapdragon 865と2種類が用意されている模様。↓

HUAWEI MatePad 11 2023

ちなみにですが、Snapdragon 870とSnapdragon 865は極端に性能が変わるわけではなく、大体同じくらいの水準なので、そんなに気にすることはないと思われます。

メモリは6/8GB、ストレージは128GB/256GBと必要十分な搭載量になっています。これくらいあれば普段使いで困る場面は少ないでしょう。

▼MatePad 11 2023は11インチWQXGA(2,560×1,600)解像度のディスプレイを搭載。リフレッシュレートも引き続き120Hzと滑らか表示が可能なのも嬉しいですね!↓

HUAWEI MatePad 11 2023

▼また、ソフトライト版のディスプレイはアンチグレアナノエッチング技術を採用していることで、日光の反射を97%抑えることに成功。まるで紙のような表示品質を実現できているとアピールしています。↓

HUAWEI MatePad 11 2023

▼MatePad 11 2023は前モデルと同じく、HUAWEI M-Pencil(第2世代)にも対応。↓

HUAWEI MatePad 11 2023

ソフトライト版ではM-Pencilを使用した際に独特の微振動と紙のような減衰感を有しているとのことで、通常モデルよりも紙に書いている感覚が強くなっているとのこと。

▼スピーカーはクアッド方式。MatePadではお馴染みのHUAWEI Histenにより、豊かなディティールを実現したと謳っています。まぁ、こればっかりは実機での検証を待ってからの評価が良さそうですね。↓

HUAWEI MatePad 11 2023

▼バッテリーは7,250mAhと11インチでは標準的な搭載量。駆動時間の目安データとしては、輝度200nitでストレージに保存した1080pの動画を最大12時間再生できるとのこと。↓

HUAWEI MatePad 11 2023

▼内蔵されているHUAWEI Notesアプリでは、豊富なメモテンプレートやボイスメモの挿入、手書きからテキストへの変換機能など、電子ペーパー端末顔負けの機能が盛りだくさん。大きめのメモ帳代わりとしても使えそうですね!↓

HUAWEI MatePad 11 2023

付属する充電器は10V/2.25A(22.5W)の急速充電に対応しているので、バッテリー切れになりそうな時でも素早く充電できるのが嬉しいですね!

発売日は3月30日ごろ。MatePad 11 2023の記事執筆時点の価格は以下の通り。

▼通常版↓

  • メモリ6GB+容量128GB:2299元(約4.4万円)
  • メモリ8GB+容量128GB:2499元(約4.7万円)

▼ソフトライト版↓

  • メモリ8GB+容量128GB:2699元(約5.1万円)
  • メモリ8GB+容量256GB:2999元(約5.7万円)

MatePad 11 2023はスペックだけを見ると、進化している要素はほとんど無いのが現実なので、面白みは無いんですよね。とはいっても、これは通常版のみに限った話。

上位モデルとして設定されたソフトライト版は、映り込みがかなり軽減されるディスプレイを採用した上で、なおかつM-Pencil使用時に紙に書き込んでいるかのような演出がなされていたりと、電子ペーパー寄りになっているのが大きな特徴と言えるでしょう。

ソフトライト版で搭載されているディスプレイはTCLがNXTPAPERとしてリリースしているものと特徴が酷似しているので、恐らく同等のものが採用されていると推測されますが、個人的にはかなり魅力的に感じましたね。

中国直販での価格も通常版とソフトライト版であまり差が無いため、筆者が購入するならソフトライト版一択かなぁと思います。というより、通常版買うくらいなら旧モデルを選んだほうがいい気もしますしね。

HUAWEI MatePad 11 2023のスペック・仕様

HUAWEI MatePad 11 2023は2023年3月発売のHUAWEIのタブレットです。

製品情報
端末名 MatePad 11 2023
発売年 2023年3月
発売地域 海外
メーカー・ブランド Huawei
備考 Wi-Fi限定モデル
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G 非対応
4G LTE 非対応
5G NR 非対応
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth バージョン:5.1
コーデック:SBC / AAC / LDAC
本体仕様
ディスプレイ サイズ:11インチ
材質:液晶
画面占有率:86%
形状:ノッチなし
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表
解像度 解像度:2,560×1,600(WQXGA)
画面比率:16:10
画素密度 274ppi/ドットの粗さが気になるかも
サイズ 長辺:253.7mm
短辺:165.3mm
厚さ:7.2mm
重さ 480g
本体色 ブラック系、ホワイト系、ブルー系、パープル系
システム仕様
OS HarmonyOS 3.1
CPU(SoC) ▼MatePad 11 2023↓
Qualcomm Snapdragon 865

▼MatePad 11 2023 ソフトライト版↓
Qualcomm Snapdragon 870
AnTuTuベンチマーク

▼Snapdragon 865↓
総合スコア約660,000
GPUスコア約219,000
(AnTuTu v9参考値)

▼Snapdragon 870↓
総合スコア約710,000
GPUスコア約236,000
(AnTuTu v9参考値)

メモリ/保存容量
組み合わせ ▼MatePad 11 2023↓
メモリ6GB+容量128GB
メモリ8GB+容量128GB

▼MatePad 11 2023 ソフトライト版↓
メモリ8GB+容量128GB
メモリ8GB+容量256GB
ストレージカード 非対応
カメラ
背面カメラ シングルカメラ
①1,300万画素(メイン、f/1.8)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
インカメラ ベゼル内蔵式インカメラ
画素数:800万画素(メイン、f/2.0)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
機能仕様
GPS 非公表
生体認証・ロック解除 指紋認証:非公表
顔認証:非公表
センサー 赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:非公表
ジャイロセンサー:非公表
電子コンパス:非公表
光センサー:対応
その他:ホールセンサー
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:非公表
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック なし
NFC NFC:非公表
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能 クアッドスピーカー搭載
スタイラスペン対応
バッテリー
バッテリー容量 7,250mAh
充電 有線充電:22.5W(10V/2.25A)
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:対応(有線のみ/5W)
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】HUAWEI MatePad 11 2023 – huawei.com

スペック表に関する免責事項

SoCはSnapdragon 865。メモリは6GB/8GB

HUAWEI MatePad 11 2023のSoCはモデルごとに異なります。

通常版のSoCはSnapdragon 865

ソフトライト版のSoCはSnapdragon 870

SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。

メモリ(RAM)は6GB/8GB、保存容量(ROM)は128GB/256GBとなっています。

メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2023年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。

保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2023年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。

保存容量を拡張するMicroSDカード等のTFカードは非対応です。

HUAWEI MatePad 11 2023(Snapdragon 865)のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだHUAWEI MatePad 11 2023の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでSnapdragon 870 / 865の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Snapdragon 865の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。

▼Snapdragon 870↓

  • 総合スコア(CPU):710,374
  • ゲーム性能(GPU):236,968

▼Snapdragon 865↓

  • 総合スコア(CPU):663,593
  • ゲーム性能(GPU):219,609
▼以下は2023年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

HUAWEI MatePad 11 2023のカメラ

HUAWEI MatePad 11 2023の背面カメラは広角のメインカメラ(1,300万画素)の1眼構成です。

インカメラの構成・画素数はメインカメラ(800万画素)のみの1眼構成です。

HUAWEI MatePad 11 2023のディスプレイ

HUAWEI MatePad 11 2023の画面はサイズが11インチ、解像度は2,560×1,600、ディスプレイは液晶を採用しています。画面形状はノッチなしとなります。

また高速表示に対応しており、リフレッシュレートは最大120Hzまで対応しております。

  • サイズ:11インチ
  • 解像度:2,560×1,600
  • ディスプレイ:液晶
  • 画面形状:ノッチなし
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • タッチサンプリングレート:非公表

HUAWEI MatePad 11 2023のサイズ・重量・カラー

HUAWEI MatePad 11 2023のサイズは長辺が253.7mm、短辺が165.3mm、厚さが7.2mm、重量が480gとなっています。

  • 長辺:253.7mm
  • 短辺:165.3mm
  • 厚さ:7.2mm
  • 重量:480g

カラーはブラック系、ホワイト系、ブルー系、パープル系の4色展開です。

  • ブラック系
  • ホワイト系
  • ブルー系
  • パープル系

HUAWEI MatePad 11 2023の価格・購入先

HUAWEI MatePad 11 2023の販路は見つかり次第掲載します。

ページトップへ