CHUWI行政指導。5GHz帯の技適受けず販売。対象モデルの型番はこれ

総務省によると2023年4月12日にChuwi Innovation Technology Co., Ltd.に対する行政指導を行ったと発表しました。

CHUWI、5GHz帯の認証受けず販売で行政指導

総務省によると、一部ノートパソコンやタブレットで無線LAN(5GHz帯)の技術基準の適合証明を受けず、また技適表示が紛らわしい状態で販売していたとのこと。

同社に対し総務省は厳重注意を行うとともに早急に技術基準の適合証明を受けるなどの措置と利用者利益を保護する取組を行い、再発防止策について速やかに報告するよう指導したとのことです。

対象機種は以下の5機種

  • CWI509(UBook)
  • CWI529(Hi10 X)
  • CWI526(MiniBook)
  • CWI534(CWI534)
  • CWI535(UBook Pro)

これらの機種を利用されている方はソフトウェア・アップデートを実施するまで無線LANは2.4GHz帯のみを利用して下さいと特定無線設備の基準認証制度における技術基準への不適合等の事例ページで案内が出ています。

ちなみに上記のCWI535はUBook Proという端末でガルマックスでもレビューを行っている製品です。

Ubook Proのレビュー!使って気になった・気にいったポイントまとめ!

▼レビュー記事を見返していたところ、背面にはきちんと技適マークが確認できました。↓

Ubook Pro

総務省が、「技術基準の適合表示が紛らわしい状態で販売していた」と説明していることから、恐らく技適マークは印字されているが2.4GHz帯までしか認証を受けていないにも関わらずハードウェア的には5GHz帯も利用できていた状態だったのかな?と思っています。これは流石に気づけんわ…。

CHUWIさんには今回の件を真摯に受け止め再発防止に努めてほしいものですね(´・ω・`)

2023/04/14追記:CHUWIから「弊社一部製品の技術基準適合証明の未取得に関するお詫び」のニュースリリースが出ました。↓

ちなみに「技術基準の適合表示が紛らわしい状態で販売していた」という部分はどうやら技適マークだけではなく認証番号も記載する必要があるみたいで、技適マークだけの製品はどうするのかな。また新たな情報が入り次第追記してお伝えします。

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