Google Pixel 10シリーズに搭載見込みの「Tensor G5」はTSMC製になるらしい!性能大幅アップに期待

Google Pixelシリーズに搭載されているGoogle製SoC「Tensor」ですが、その5代目にあたるTensor G5はTSMC製になるというウワサ!これは期待できそう!

Samsung製からTSMC製に切り替わる?

まず現時点で出ている最新PixelモデルはGoogle Pixel 8シリーズが最新。で、それに搭載されているのはTensor G3。

なので今回の情報は現行から二代後にあたるモデルのお話となります。結構先の話になることやあくまでウワサ段階であることに注意が必要です(コミュニティノートみたいな言い回し)。

まず前提としてチップセットのTensorはGoogleと韓国メーカーSamsungが協力して製造されているものとなっております。初代から現行のG3までいずれもSamsungとの共同開発。これによりコストなどを抑えて製造できるっちゅう仕組み。

しかし、Tensorチップセットは今後はTSMC製になるのではないか、という情報が出てきました。筆者も情報源としてお世話になりまくっとる海外メディアサイトのAndroid Authorityが、公開されたGoogleの取引データベースの内容から判明したと報じております。

なお次期チップセットとなるTensor G4まではSamsungと引き続き協力したものになる模様です。

TSMC製になることで性能も大きく上がる……かもしれない

TSMCといえばSnapdragon 8+ Gen 1やSnapdragon 8 Gen 2、8 Gen 3を製造した台湾の半導体メーカー。これらのチップセットはいずれも超強力なスペック、加えて発熱と消費電力の抑制にも成功しており、かなり出来と評判の良いSoCとなっています。

Snapdragon 888や8 Gen 1はSamsung製であり性能自体はハイエンドらしく高かったのですが、TSMCには性能も安定性も至らないという側面こそありその点がネックとも指摘されていました。個人的にはSamsungもすげー頑張ってて好きなんだけど、やはりTSMC強すぎる。SoCに特化しまくっとる。

そういう意味で考えると、Tensor G5がTSMC製に差し替わることで、Google Pixel 10シリーズはこれまでよりも大幅な性能アップに期待できる、っちゅうことなんす。

さらに現時点でGoogle Pixelシリーズはハイエンドという立ち位置ながらもゲーム性能の低さがネックにもなっており、たとえば激重3Dゲームで有名な原神でも動作に不安定さを見せてしまっていたり。

Tensor自体はAI性能に特化しておりゲームよりもそちらを優先させているコンセプト。とはいいつつ、高級帯のハイエンドスマホとしてはやはり厳しいものはあるんすよね。Pixel 7aとか買ってもらった学生さんがゲームのカクつきで絶望する姿はもう見たくねえ。

今のところはPixel 9シリーズすら発表されていない(筆者的には例年通り10月あたりに発表されると見てる)ため先が遠い話にはなるんだけど、Xiaomi(POCO)のハイコスパハイエンドスマホにも引けを取らない性能を持ちつつ安いPixel 10aとか出てくれたら‥なんて期待っす(`・ω・´)。

なお筆者、今年出るであろう次期Pixel 9、見た目以外の部分はあんまり変わんないんじゃねって内心思ってるのはナイショ。廉価グレードにあたる9aはどんなもんになるかって期待はしてるけどな!

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