使ってみた本音。静かで拡張性も高い普段使い向けミニPC「GEEKOM A5 2027」実機レビュー

Ryzen 7 7730Uを搭載するミニPC「GEEKOM A5 2027」をメーカーさんに試す機会をいただいたので実機レビュー!実際に使いながら、どんな用途に合うモデルかチェックしていきます。
こんなモデルでした
- 普段使いにちょうど良い性能
- フルメタルの高品質ボディー
- 4画面出力に対応(背面ポートのみでOK)
- SDカードスロットを搭載(4.0で高速)
- 発熱が低く駆動音も静か
- メモリ換装・ストレージ増設もできる
買う前に知っておきたいポイント
- ゲームや動画編集など重い作業は荷が重い
- 高負荷時の安定性はギリギリ合格
- 前面にUSB-Cポートがない
- 初期設定後はUS配列になる
目次をクリックすると各項目へ移動します
価格とバリエーション
GEEKOM A5 2027の発売時価格とバリエーションは以下の通りです。
- メモリ16GB+ストレージ256GB:76,990円
- メモリ16GB+ストレージ512GB:87,990円(レビュー機)
▼最新価格や割引情報は以下からチェックしてみましょう。↓
■GEEKOM A5 2027■
▼初出時価格↓
・76,990円(16+256GB)
・87,990円(16+512GB)
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スペック、ベンチマーク、検証結果
付属品をチェック。必要なものは一通り同梱
▼付属品は以下の通り。モニター裏に設置するためのVESAマウントも入っています。↓

- 本体
- ACアダプター
- 電源コード
- HDMIケーブル
- VESAマウント&取り付けネジ
- クイックガイド類
高品質な筐体がGood。ちゃんとミニなボディーサイズ
▼筐体はフルメタルボディーで、めっちゃ高品質。高級感すら感じる仕上がり。↓

▼iPhone 17と比較するとこんな感じ。ちゃんとミニなのが良いですね。↓

ミニPCと謳いつつ、めちゃくちゃ大きい製品も過去にはあったりします。本機は一般的なミニPCサイズだったので一安心でした。重量も586.2gと軽めなので、置き場所を変えるときもラクそう。
▼高さは49mmと薄型です。↓

▼コンパクトなので小さめのデスクでも置けますよ。以下は24インチモニターと並べている様子。↓

GEEKOM A5 2027は、言葉どおり「ミニPC」で、省スペース性が高く置き場所に困らないのも魅力ポイントです。
ポートも充実。背面だけで4画面出力もOK
▼前面のポートはUSB 3.2 Gen 2 Type-Aが2つ(うち1つはS5電源供給対応)、3.5mmヘッドセットジャック、電源ボタン。↓

▼背面のポートはUSB Type-C×2(10Gbps、Alt DP1.4、PD 15W出力対応)、HDMI 2.0×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×1、2.5GbE LAN、DC端子。↓

前面にUSB-Cポートがないのは、ちょっと惜しいと感じたところですが、その代わり、背面のHDMI×2とUSB-C×2だけで4画面出力できるのはGoodです。
前面のポートを使わず背面で映像出力をまとめられるので、ケーブルまわりが見た目スッキリするんですよね。マルチディスプレイで使いたい人にもオススメ。
初期設定後はキーボードがUS配列に設定される
ミニPCあるあるですが、初期設定時に日本語配列キーボードを選んでもUS配列になります。本機も例に漏れずでした。日本語キーボードを使う人は、初期設定が終わったら変更しておきましょう。
設定方法を以下に残しておきますね。
- スタートボタン(Windowsロゴ)を押して「設定」に入る
- 「時刻と言語」を選択
- 「入力」を選択
- 「言語と地域」を選択
- 日本語と表示されている左端の「…」を選択
- 「言語オプション」を選択
- キーボードの「レイアウトを変更する」を選択
- 「日本語キーボード(106/109キー)」を選択
- 「今すぐ再起動する」を選択
普段使いにちょうど良い性能。使い勝手も良い
搭載するCPUはRyzen 7 7730Uです。8コア/16スレッドで、最大4.5GHz駆動のモバイル向けCPUですね。
ガッツリ重い作業をこなすというより、普段使いにちょうど良いバランスのCPUです。TDPも最大20Wと低めなので、省電力で扱いやすいタイプですよ。
WEBブラウザで完結するような使い方(WEBサイト閲覧、動画視聴、メール、スプレッドシートやドキュメントなど)は、ひと通りサクサク動きます。メモリが16GBあるので、複数のタブを開いた使い方も快適。
▼安定性もまずまず。合格ギリギリのラインでしたが、実用でドッカンと性能が落ちて困ったことは今のところなし。なお、高負荷時はシステム全体で31Wでした。↓

▼SDカードスロットを搭載しているのも地味に便利。ちなみにSD 4.0に対応しています。(そんな高級SDは持っていないですが笑)↓

重量級の使い方は苦手。ゲーム性能も低い
搭載するGPUはRadeon Graphicsです。内蔵GPUなので、ズバッと言えば、ゲーム用途ではパワー不足。ゲーミングPCのような性能は期待しないほうがいいです。
▼以下はFF14のベンチマーク(標準品質・FHD)です。スコアが3,977で、評価は「設定変更を推奨」でした。↓

▼以下はFF15のベンチマーク(軽量品質・FHD)です。スコアが2,169で、評価は「重い」でした。↓

ベンチマークの結果からも、ゲームはなかなか厳しいことがうかがえます。
▼APEX LEGENDSも実際に試してみました。低画質設定でもFHDで平均35FPSあたり。快適にプレイできるとは言い難いかな。↓

ゲーム以外に動画編集やRAW現像も試してみたけれど、書き出しに時間がかかるし快適とはいえません。重量級の使い方は荷が重い印象ですね。
パワー重視の人は、グラフィックボードを積めるデスクトップや、より高性能なミニPCを検討したほうがよさそうです。
ファンの音がほとんど気にならない。とっても静か
静音性を謳っている製品なだけあり、軽めの使い方なら駆動音はほとんど気になりません。とっても静かですよ。
▼室内は36dBほどの環境ですが、3DMarkでストレステストを行っているときの駆動音はPCから30cm離れたところで40.7dB。騒音レベルとしては、図書館くらいの静かな音です。↓

静かな部屋だと確かにファンの音は聞こえるけれど、静音性の高いノートパソコン並みなので、使っていて気になったことは無いですね。
発熱も低く放熱性能も高い
放熱には、AI冷却システム「IceBlast 3.0」を採用。大型の冷却ファンとフルメタルの内部フレームで、CPUやGPU、ストレージの熱を素早く筐体の外へ逃がす仕組みです。
メタルボディーが放熱も担っているので、小さな筐体でも熱がこもりにくいのも特徴ですが、メーカーの説明どおりの結果でした。素晴らしい。
▼まずは平常時。CPU SOC(CPUパッケージ)は39.6℃、CPUコアは45.3℃、APU GFX(GPU)は40.0℃でした。↓

3DMarkのストレステスト中の最大温度は、CPU SOC(CPUパッケージ)が54.5℃、CPUコアが76.2℃、APU GFX(GPU)が58.7℃でした。↓

▼3DMarkを走らせている高負荷状態で、排気口は41.5℃。排気風はほんのり温かさを感じる程度です。↓

他のパソコンと比べると、かなり発熱は抑えられている印象ですね。デスクの上に置いても熱が気になりません。
メモリは換装OK。ストレージも増設できる
メモリは最大64GB、ストレージは合計で最大7TBまで拡張OK。買ってから足りなくなっても対応できるのは、長く使いたい人にとって嬉しいポイントでしょう。
▼内部にアクセスするには背面の4つのネジを緩めます。ネジが取れない仕組みになっているのが便利でした。↓

▼裏蓋と本体側がケーブルでつながっているので、断線しないように注意しましょう。↓

▼裏蓋に2.5インチストレージを搭載できます。保存用なら安いHDDでも対応できるのが良いですね。↓

▼メモリはDDR4でデュアルチャネル構成でした。M.2 2242 SATA IIIのSSDスロットも空き状態なのでストレージの拡張が簡単にできます。↓

GEEKOM A5 2027は内部へのアクセスも簡単で、メモリの換装やストレージの増設ができる拡張性の高さも魅力ですね。
特にSSDは交換するとOSの入れ替えが面倒くさいけれど、空きのM.2スロットに増設するならその手間もなし。将来的にストレージを足せるのはうれしい限り。
向いている人・向いていない人
実際にGEEKOM A5 2027を使ってみて、向いている人と向いていない人をまとめます。
向いている人は、WEBブラウジングや動画視聴、書類作成など普段使いが中心の人。駆動音が静かで発熱も低いので、デスクの上で快適に使いたい人にピッタリです。パワーもそこそこあるので、このような使い方なら長期的に愛用できる水準です。
省スペースで置き場所に困りたくない人や、モニターを複数つないで作業したい人、メモリやストレージを後から増やしたい人にもいいですね。
向いていない人は、ゲームや動画編集、RAW現像など重い作業をバリバリやりたい人。内蔵GPUなのでパワー不足を感じるはず。前面にUSB-Cポートが欲しい人も、ちょっと不満が出るかもしれません。
GEEKOM A5 2027のレビューまとめ

GEEKOM A5 2027は、Ryzen 7 7730U搭載で76,990円から買えるミニPC。普段使いなら十分すぎる快適さで、フルメタルボディーの質感も価格以上。
しかも、ストレステスト中でも駆動音は図書館くらいの静かさで、発熱も低め。4画面出力やSD 4.0カードスロット、メモリ・ストレージの拡張性など、使い勝手を高めてくれる機能も盛りだくさん。公式で3年保証が無料で付くのも安心です。
ゲームや動画編集には向かないけれど、普段使いのメイン機やサブ機を探している人なら、かなり満足度の高いミニPCになるはず。
レビューを振り返りながら、ぜひ検討してみてください。この記事を読んだ誰かの参考になれば幸いです!
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■GEEKOM A5 2027■
▼初出時価格↓
・76,990円(16+256GB)
・87,990円(16+512GB)
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