Huawei P smart Zのスペック、対応バンド、価格、特徴!
本記事では「Huawei P smart Z」のスペック、対応バンド、価格、特徴をまとめています!
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Huawei P smart Zの詳細なスペック(仕様表)
製品情報 | |
---|---|
端末名 | Huawei P smart Z |
発売年 | 2019年5月 |
発売地域 | 海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド | Huawei |
備考 | 日本語対応不明!情報求む! |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | 公式サイトでバンド詳細未公開 |
4G LTE | 公式サイトでバンド詳細未公開 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIMサイズ・スロット | NanoSIM×2 |
ネットワーク関連備考 | 2回線同時待ち受け対応 |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 6.59インチ/液晶(TFT)/画面占有率84.3% |
解像度 | 2340×1080/FHD+/HD+/画面比率19.5:9 |
画素密度 | 391ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ | 高さ163.5mm 横幅77.3mm 厚さ8.8mm |
重さ | 196.8g |
本体色 | Midnight Black、Emerald Green、Starlight Blue |
システム仕様 | |
OS | Android 9.0/EMUI 9 |
CPU(SoC) | HiSilicon Kirin 710F |
AnTuTuベンチマーク | AnTuTu(参考値):総合スコア約130000点、GPUスコア約27000点 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ4GB+容量6GB |
ストレージカード | MicroSD対応//最大512GB/片方のSIMスロット共用 |
カメラ | |
背面カメラ | 16MP+2MP/2カメラ仕様 F値1.8 |
インカメラ | 16MP/1カメラ仕様 F値2.2 ポップアップ式 (起動約1秒) |
カメラ備考 | 最大画素数/1080P、最大FPS/30FPS |
機能仕様 | |
GPS | A-GPS、GLONASS |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
防水/防塵・タフネス等級 | 非対応 |
イヤホンジャック | あり |
NFC | NFC(FeliCa非対応/おサイフケータイ非対応) |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 4000mAh |
充電 | 有線充電 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース |
Huawei P smart Zの発売時期と価格
Huawei P smart Zの発売時期は2019年5月頃で、価格は280ユーロ(執筆時レートで約35,000円)です。
発表前は210ドルと予想されており、安価であることに注目が集まりましたが、後にAmazonで発表前にフライング掲載され、その時の価格は279ユーロだったので流出情報とほぼ同じ価格で登場したことになります。
Huawei P smart Zの発売状況
Huawei P smart Zは海外モデルで日本向けモデルのアナウンスは現時点でありません。
Huawei P smart ZのAnTuTuベンチマークをチェック
まだHuawei P smart Z実機でのAnTuTuスコアを収集出来ていないので、同じSoCの「Kirin 710F」を搭載する参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※ベンチマークスコアの決定的な性能はSoCで決まってくるので同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体のスコアが予測出来ます。
Huawei P smart Zは型番がKirin 710Fを搭載していますが、CPU、GPU、クロックなどの仕様的にKirin 710と大きな差はないとされています。
- Kirin 710(参考):総合スコア約130000点、GPUスコア約27000点
Huawei P smart Zの性能をチェック!
Huawei P smart Zはミドルレンジ帯の端末でミドルレンジの中でも上位クラス。
Huawei P smart ZならWEB閲覧や動画視聴、LINEやメール、SNSなど一般的で不満を抱くことは少ないですが、ゲーム性能がそれほど高く無いので、ゲームは軽めの3Dゲームやカジュアルゲーム向き。
Huawei P smart Zではリッチな描写のゲームでは動作に鈍さや重さを感じる可能性があるので、ゲーミング用途ではオススメ出来ませんが、ゲームは暇つぶしゲームやパズル・カードゲームくらいしか遊ばないって方に向いている端末です。
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の平均スコアです。新しい世代に切り替わるとリストのスコアも切り替えるので、現時点でHuawei P smart Zが搭載するKirin 710Fの性能がどのランクに相当するかいつでも確認が出来ます!↓
AnTuTu 7 | ハイエンド | ミドルレンジ 最上位 | ミドルレンジ 上位 | ミドルレンジ | エントリー |
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スコア | 総合 約36.2万点 GPU 約15.7万点 | 総合 約16.5万点 GPU 約4.7万点 | 総合 約13.5万点 GPU 約2.9万点 | 総合 約8.6万点 GPU 約1.8万点 | 総合 約7.1万点 GPU 約1.2万点 |
▼実機をお持ちの方は是非AnTuTuベンチマークスコアをご投稿下さい!初回投稿の方は本記事に投稿頂いたベンチマークを掲載致します!↓
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
Huawei P smart Zの対応バンドをチェック!
Huawei P smart Zは海外スマートフォンなので技適に関してはご留意下さい。
Huawei P smart Zの対応バンドですが公式サイトでも詳細なバンド情報が開示されておらず、LTE FDD / WCDMA / GSM表記となっています。
これから様々なストアで取り扱われる事が予測できますが、その中で詳細なバンド情報も明るみになってくると思うので続報が入るまでお待ち下さい。
Huawei P smart Zのドコモ回線対応状況
公式サイトで詳細バンド情報が開示されていません。バンド情報が分かり次第、情報をアップデートします。
Huawei P smart Zのソフトバンク回線、ワイモバイル回線の対応状況
公式サイトで詳細バンド情報が開示されていません。バンド情報が分かり次第、情報をアップデートします。
Huawei P smart Zのau回線対応状況
公式サイトで詳細バンド情報が開示されていません。バンド情報が分かり次第、情報をアップデートします。
Huawei P smart Zの特徴をチェック
ここからはHuawei P smart Zの特徴をチェックしています。
日本語に対応しているか現時点で不明
Huawei P smart Zの日本語対応状況は現時点で不明です。
発売国が中国ではなくイタリアなどのヨーロッパ系なので、中身は中国市場向けとは異なる(中国向けモデルでは政府の兼ね合いでGoogleサービス非対応・対応言語も限られていますが、その他地域では多言語対応・Googleサービス対応に対応している)可能性が高いです。
Huawei P smart Zが日本語に対応しているという情報を知っている方がいらっしゃいましたら、お問い合わせからご連絡下さい!
おサイフケータイには対応していない
Huawei P smart Zはおサイフケータイに対応していないので、既にFeliCa搭載端末でおサイフケータイ機能をフル活用している方はHuawei P smart Zに乗り換えるとライフスタイルまで変わることになるので注意。
最近流行りのQRコード決済(PayPay、LINEペイ、楽天ペイなど)は利用可能です。
カラーは3色。背面はツートン仕様
▼Huawei P smart Zはブラック系、ブルー系、グリーン系の3色展開。背面の1/3は色合いが変わっているツートン仕様。本体背面の左右は丸みを帯びた形状で手のフィット感は所作そうですね。↓
ノッチレスで大画面ディスプレイを搭載
▼最近は筐体に対し大きなディスプレイを備えるためにインカメラ周囲をくり抜いたノッチディスプレイが流行していますが、Huawei P smart Zはノッチの無いスッキリとした大型ディスプレイを搭載してます。下部ベゼルは少々厚いですね。↓
ディスプレイサイズは6.59インチの大型サイズ
ディスプレイは6.59インチ。横幅は77.3mmと巨大。一昔前のiPhone 8 Plusなみの横幅なので片手操作は厳しそう。
画面の解像度はFHD+を採用しており画素密度も300ppiを超えていることから、ディスプレイのあらさは特段気にならない範囲です。ディスプレイは液晶を採用。IPSではなくTFTとなるので視野角の狭さは気になりそうな予感。
指紋認証は背面に搭載
Huawei P smart Zは指紋認証に対応していますが、ミドルレンジ帯モデルでは画面内指紋センサーは備わっておらず、背面上部中央に指紋センサーユニットが備わっていました。
インカメラはHuawei初のポップアップ式を採用
▼Huawei P smart Z最大の特徴はインカメラに自動昇降するポップアップ式を採用したことです。利用する時は約1秒で自動的にポップアップ。インカメラをポップアップ式にすることでディスプレイ面にインカメラスペースを設ける必要が無く、ノッチのないスッキリとした大画面を搭載出来るようになったってわけです。↓
一方でポップアップ式カメラは昇降時に少なからず時間が必要なので、顔認証などでは従来のむき出しインカメラ仕様よりは速度的に劣るかも知れません。また、機械的なギミックを搭載しているので、落下による破損、砂埃の干渉による故障など故障要因は少なからず増えています。
でも、カッコいいから問題なし。(ガジェッター目線)
思っているよりもタフ
▼Huawei P smart Zは結構頑丈に作られているようで、こんな感じのテストも行われています。圧力に対する曲がりに強そう。↓
背面にはAIデュアルカメラを搭載
▼Huawei P smart Zの背面カメラはHuaweiご自慢のAIデュアルカメラを搭載。ガラスの6枚レンズ(7枚に見えますが一番外側はレンス保護のガラス)を採用してます。Huawei端末ってミドルレンジ帯モデルでも他社ハイエンド帯モデルのカメラを凌駕することも多いので期待。↓
▼22のカテゴリー、500以上のシーンをAI(人工知能)が認識。被写体にカメラを向けてシャッターを切るだけでプロがチューニングしたような美しい写真を撮影出来るようになっています。↓
▼サンプル写真も公開されていました。↓
ポップアップ式の自撮りカメラもAI対応
▼Huawei P smart Zは前述通りポップアップ式のインカメラを搭載。8つのシーンを認識してリアルタイムで画像最適化を行うことで、様々な角度で撮影しても美しい自撮りを楽しめるようになりました。↓
▼インカメラはシングルカメラ仕様ですが、3Dポートレート撮影に対応しており、シングルカメラでも非常にクオリティーの高い背景ボケ味撮影も楽しめます。3Dポートレートタッチ機能により様々な照明効果も楽しめ、背景のみ色を抜くようなクリエイティブな写真にも簡単に作ることが可能。↓
4000mAhの大容量バッテリーを搭載
▼Huawei P smart Zは4000mAhバッテリーを搭載。一般的なスマートフォンが3000mAh前後の搭載量なので大容量な部類となります。バッテリー容量が増えるとダイレクトに利用できる時間が増えるので、バッテリー持ち次第ではモバイルバッテリーの持ち歩きも不要になりそうです。↓
Huawei P smart Zまとめ
Huawei P smart ZはHuawei初のポップアップ式カメラを搭載したスマートフォンとして注目を浴びています。
ポップアップ式カメラはノッチレスで大画面を搭載できる利点がありますが、機械的に動くので故障の原因になったり、起動に時間が少なからず必要であったり欠点も。
Huawei P smart Zの売れ行き次第でHuaweiスマホの多数でポップアップ式カメラが採用される可能性が有るだけに今後の動向に注目が集まりそうです。
残念な点は価格設定。
中身自体はHuaweiのミドルレンジ帯の構成なのですが、価格は高めに設定されています。日本で同等スペックだと3万円を切る安さで手に入るので、ポップアップ式が採用されることによる価格差は結構大きな購入検討時に悩みそうです。低価格帯って数千円アップするだけで処理性能がワンランク向上するってザラなんですよね。
公式サイトも公開されているのでみなさんもチェックしてみて下さい!(日本語じゃありません!)