ソフトバンクに続きauも9月1日までにSIMロック解除条件を緩和
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auはソフトバンクに続き、SIMロック解除条件を緩和することを発表しました。 条件緩和は9月1日までに対応するとし、auでも中古端末のSIMロック解除が可能となります。 詳細は後日公式ホームページ上で発表される予定です。
auの対応表明が遅れてしまった理由
8月20日、ソフトバンクがSIMロック解除条件の緩和を発表し、中古端末のSIMロック解除が可能になりました。 これは総務省ガイドライン改正による既定路線で、ドコモは2019年2月に対応済みです。
その結果、auは大手キャリアの中で唯一「中古端末のSIMロック解除に未対応」となってしまい、今回の対応表明となりました。 対応表明が遅れた理由の一つとして、ソフトバンクの対応発表がプレスリリースやお知らせを出しての公表ではなく、SIMロック解除の案内ページを更新したのみだったことが挙げられます。
現在のauにおけるSIMロック解除の条件
9月1日から緩和されるSIMロック解除の条件ですが、現在はどのような条件になっているのでしょうか。おさらいしておきましょう。
- 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種 →対応機種はこちらより確認可能
- 契約者本人の購入履歴がある →購入した中古端末のSIMロック解除は原則不可能
- 機種購入日から101日目以降 →一括払いをした端末は除く
- 対象回線におけるSIMロック解除実績があり、前回のSIMロック解除受付日から101日以降 →2017年7月11日以降受付のSIMロック解除が対象
- au回線契約解約日から100日以内であること
このようにソフトバンクと同じような条件がありましたが、2019年9月1日以降は条件が緩和されます。 詳しくは公式ホームページの「SIMロック解除のお手続き」を確認しましょう。
auが条件緩和することで予想されること
auのSIMロック解除をされていない中古端末は「au回線」もしくは「au回線を使ったMVMO」でしか使えなかったため、中古価格が低めの傾向にありました。 しかし今回のSIMロック解除条件緩和で、他キャリアと同条件で使用することができます。
そのため、auの中古端末価格が今までより上がるのではないかと予想されています。 いずれにせよ遅れがあったとはいえ、9月1日をもって大手キャリア全てでSIMロック解除条件が緩和されることは歓迎すべきことですね。