AUTO-VOX D1のレビュー!約1万円でGPSまで全て揃うドライブレコーダー!

AUTO-VOX D1

どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。

以前、紹介した「視界の邪魔にならないWi-Fiドラレコ!AUTO-VOX「D6 PRO」レビュー!」のメーカーさんから約1万円で手に入るドラレコAUTO-VOX D1を試す機会を頂きました。感謝御礼。

最近の低価格ドライブレコーダーは機能も充実していて、日本でも安心して利用できる性能や機能が高い次元で纏まってきたな。と感じさせるドライブレコーダーでした。

目次をクリックすると各項目へ移動します

AUTO-VOX D1の総合評価

[良かった]

  • とにかくセット内容が豪華。パッケージだけで全て揃う
  • カメラ型でフラッシュ付きなので暗所での写真撮影にも強い
  • 完全日本語対応
  • 東西で異なる50Hz/60Hzに対応している
  • きれいな映像を残すためのWDRに対応
  • バッテリー搭載で持ち出して使える
  • Amazonでの評価数が多く高評価が多数なので安心感が高い
  • 安い

[イマイチ]

  • 本体がデカイ
  • ボタン操作なので慣れが必要

[総合評価]

一昔前の海外製ドライブレコーダーは日本語が含まれていなかったり、機能も性能も低い製品が多かったのですが、”最近の海外製ドラレコは日本市場のニーズに伴ってきたな”と感じさせる出来栄えでした。

パッケージを購入するだけですぐに利用できるのもGood。本来ならオプション品での提供であったり、別途購入しなければならないモノも全部付いてます。

物理ボタンでの操作なので直感的では無いのですが、慣れてしまえば問題ないです。

1点、デメリットを挙げるなら、本体の大きさです。僕がこれまで多数の製品を触ってきた中で一番大きいので、この点は注意しなければなりません。レビュー記事では取り付けている状態の写真なども掲載しているのでチェックしてみて下さい。

大きさが許容範囲であれば、機能も充実、同梱物も魅力的で良い買い物です。

▼約1万円というドラレコとしては安価な価格設定も魅力です。↓

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AUTO-VOX D1の同梱物をチェック

▼こんな感じのパッケージでお手元に届きます。箱の質感も良く、しっかり作り込まれている印象です。↓

AUTO-VOX D1のパッケージ

▼蓋には本体の写真が綺麗にプリントされています。↓

AUTO-VOX D1の蓋には実物大の写真が掲載されています

▼パカリと蓋を開けると取扱説明書が出てきました。↓

AUTO-VOX D1のパッケージ蓋を開けると取扱説明書が入っていました

▼その下にはAUTO-VOX D1がスポンジ素材でガッチリ守られています。非常に丁寧な梱包ですね。↓

AUTO-VOX D1の梱包は非常に丁寧で運送時の傷からもしっかり守ってくれます

▼パッケージの中身を全て出してみました。↓

AUTO-VOX D1の同梱品は全ての同梱品がセットになっています。

  1. AUTO-VOX D1本体(32GBのMicroSD挿入済み)
  2. PC接続用ケーブル(MiniUSB)
  3. シガー電源ケーブル
  4. フロントガラス取り付けアタッチメント
  5. GPSユニット
  6. ケーブル用固定アタッチメント
  7. 取扱説明書。

32GBのMicroSDが付属しています。

▼AUTO-VOX D1のMicroSDスロットには32GBのMicroSDが挿入済みでした。MicroSDには「AUTO-VOX」とプリントされており、純正品で安心です。

AUTO-VOX D1は32GBのMicroSDが付属しています。

▼更に長時間の映像を記録したい場合は、最大64GBまでのMicroSDにも対応しているので別途購入をどうぞ。MicroSDだけでもこんな感じの値段なので、AUTO-VOX D1のコスパが秀才であることを感じますね。↓

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取扱説明書や保証書は日本語です。

▼海外製品を利用する場合は”日本語対応しているか”が心配の1つですが、AUTO-VOX D1は翻訳版ながらも完全日本語(他国の言語が含まれていない日本専用)の取扱説明書と保証書が同梱されています。

AUTO-VOX D1には日本語の説明書や保証書が備わっています。

シガー電源プラグはUSB充電機としても使えます。

▼付属のシガー電源ケーブルはUSBポートが1つ搭載されているので、スマホなども充電可能です。ドライブレコーダーのシガー電源ケーブルの多くはUSBポートが備わっていない場合が多いので嬉しいポイントです。↓

AUTO-VOX D1に付属のシガー電源ケーブルはスマホも充電できるUSBポートが備わっています。

GPSユニットが付属しているので位置や走行速度なども記録出来ます。

▼多くのメーカーではオプション品として扱っている事の多いGPSユニットまで同梱されていました。

AUTO-VOX D1にはGPSユニットも備わっています

▼取り付けは粘着タイプです。ダッシュボードにペタッと貼り付けましょう。↓

AUTO-VOX D1のGPSユニットは裏側に粘着テープが備わっているのでダッシュボードに固定できます。

フロントガラスを汚さない吸盤型の取り付けアタッチメント。

▼低価格なドライブレコーダーはフロントガラスに固定する為のアタッチメントに両面テープタイプを採用することが多いのですが、AUTO-VOX D1には吸盤タイプが付属しています。これも他社製品ではオプション品扱いの場合が多いので嬉しいポイントです。↓

AUTO-VOX D1本体を車に取り付けるアタッチメントは吸盤タイプなのでガラスを汚しません

ケーブル固定用のアタッチメントも付属しています。

▼僕がドライブレコーダーのレビューを書き始めて初めてのパーツです。ケーブルを這わせる時にピラー下(ハンドルの下回りのケーブル這わせ)に非常に役立ちます。今まで自分で用意していたのでケーブル固定用のアタッチメントも有り難い同梱品です。

AUTO-VOX D1に付属しているケーブル固定用アタッチメントでハンドル下の配線も簡単に固定できます

▼ピラー内部にケーブルを這わせる時に簡単にピラーカバーを外す為の工具も付属していました。↓

AUTO-VOX D1には専用ツールが付属しているので簡単にピラーを外す事が出来ます。

AUTO-VOX D1の外観をチェック

AUTO-VOX D1の外観をチェックします

AUTO-VOX D1の外観をチェックします。

カメラの様な特徴的なデザイン

▼AUTO-VOX D1はフラッシュを備えた横長の本体でフラッシュを備えるなどカメラらしいカメラデザインです。F値1.6の非常に明るいレンズを採用しており、140°の広い範囲を捉えます。

AUTO-VOX D1はカメラのようなデザインがカッコイイです。

▼本体上部には電源端子やGPSの端子、電源ボタンやメニューボタンなどが配置されています。↓

AUTO-VOX D1の端子類は上部に集約

▼側面にはMicroSDスロットが備わっており、同梱物のMicroSDはここに挿入された状態で手元に届きます。端末のサイドにMicroSDが備わっているので、車載している状態でMicroSDだけ抜き取るのも簡単です。

AUTO-VOX D1は本体サイドにMicroSDが備わっているので簡単にMicroSDを外せます

大型の2.7型ディスプレイを備えている。

▼ディスプレイは2.7型で大型です。左右にはカーソルキーや録画ボタンなどが並んでおり、普段使いで操作しやすい配置となっています。↓

AUTO-VOX D1は2.7型の大画面で視野星がよく、ボタンも大きいので操作感も抜群です。

HDMI端子を備えているので大画面のテレビで映像を視聴出来る。

▼本体の側面にはリセットボタンの他にHDMI端子まで備わっています。大画面のテレビとHDMI接続することでパソコンに映像を取り込まなくても大きな画面で映像を視聴出来ます。

AUTO-VOX D1はHDMI端子を備えているので簡単にテレビの大画面で視聴可能です

大画面故に本体は大きいので、サイズ感をチェックしましょう。

▼これまでの写真を見ていただくと分かる通り、横長形状の本体はドライブレコーダーの中でも大きい部類です。サイズ感をチェックして許容範囲であるかチェックしてみましょう。ちなみに軽自動車のバックミラー下につけてみました。↓

AUTO-VOX D1のバックミラー下に取り付けるとかなりの主張感が漂います

AUTO-VOX D1の機能をチェック

AUTO-VOX D1の機能をチェックします。

AUTO-VOX D1の機能をチェックします。

本体の言語も日本語で利用できます。他の言語も多数収録されています。

▼本体の言語設定項目にはバッチリ日本語も含まれています。

AUTO-VOX D1の本体言語は日本語を選択出来ます。

▼AUTO-VOX D1は以下の言語に対応しているので、海外のお友達にもオススメ出来ますね。↓

最大解像度は1920×1080のフルHDで映像を記録できます

最大解像度は1080P(1920×1080)のフルHDです。付属しているMicroSDの容量も大きく沢山のデータを保存できるので解像度は最高解像度での撮影がオススメ。↓

AUTO-VOX D1は1920x1080の解像度で映像を記録出来ます

画質設定も3種から選択出来ます。初期設定はファインですが、読み進めていただくと掲載している実際の撮影映像は更に綺麗に映像が残せるスーパーファインで撮影しています。↓

AUTO-VOX D1は画質設定を三種類から選択可能です。

明暗差のある場所での撮影に強いWDRに対応している

▼WDRとは、暗すぎて黒つぶれしている部分を明るく、明るすぎて白飛びしている部分を暗くして、黒つぶれや白飛びの無い美しい映像を残すことの出来る機能です。日光の反射やトンネルなど、明暗差のある場所で利用するドライブレコーダーでは魅力的な機能です。↓

AUTO-VOX D1はWDRに対応しているので黒つぶれや白飛びの少ない映像を記録出来ます

全国のLED信号機に対応している

▼最近はLED信号が増えていますが、この映像をしっかり捉える為に最近のドライブレコーダーは西日本(60Hz)、東日本(50Hz)を設定できるようになっているのですが、AUTO-VOX D1もバッチリ東西の周波数に対応しています。

AUTO-VOX D1は60Hzと50Hzに対応しているので、日本全国で使えます

勿論、Gセンサーも備わっています

Gセンサーとは衝突を検知するセンサーで、衝突時にGセンサーが検知して撮影しているファイルを自動保護(上書きで消えないように保護)するドラレコ必須のセンサーです。ドライブレコーダーとしてトラブル時の映像を上書きされずに残すには必須のセンサーが勿論備わっています。感度も4段階から選択可能です。↓

AUTO-VOX D1には衝突を検知するGセンサーが勿論備わっています

繰り返し録画は時間を設定できます

▼ドライブレコーダーは動画を小分けして記録して、衝突などが起こった場合は1つ前の項目で解説しているGセンサーが働き、衝突の瞬間のファイルを自動で保護してくれますが、その、小分けされる映像の分数を設定できます。僕は5分で設定しています。↓

AUTO-VOX D1は録画するファイルの時間を選べます

撮影中の動画をワンプッシュで保護

▼衝撃を受けるとGセンサーが働き映像を自動で保護しますが、映像撮影中にメニューボタンを押すと撮影中の映像を手動で上書きされない様に保護できます。↓

AUTO-VOX D1は撮影中の映像をワンプッシュで保存できます

いつでも簡単に写真を撮影できる

▼ドライブ中に任意のタイミングで写真を撮影したい場合はボタンをワンプッシュするだけでいつでも写真が撮影できます。

AUTO-VOX D1は動画を撮影中にワンプッシュで写真を撮影できます

バッテリー搭載で持ち出して使える

▼AUTO-VOX D1は400mAhのバッテリーを搭載しているので、車から持ち出して使えます。140°の広範囲を捉える事のできるカメラ機能を車外でも利用できるのはGood。↓

AUTO-VOX D1はバッテリーを搭載しているので車外でも利用できます

AUTO-VOX D1で撮影した映像をチェック

実際にAUTO-VOX D1で撮影した動画や写真などをチェックしてみましょう。

フルHDのスーパーファインで動画撮影

▼明るい昼間に撮影した映像です。若干フロントガラスに焦点が合ってしまった(これは僕の設置が悪かった)のですが、映像は非常にメリハリある色合いで美しく撮影できました。↓

▼暗い夜に撮影した映像です。人の目で見るよりも非常に明るく捉えることが出来ます。これだけ鮮明に夜間の映像が残せるので安心感も高いですね。↓

最高画質で写真を撮影。

▼夜間撮影後に帰宅したらジョコ編集長(左)、ピヤン副編集長(右)が「ご苦労さん」とお出迎えしてくれたので薄暗い玄関でパシャリ。薄暗い場所だと画質は悪いですね。↓

AUTO-VOX D1で薄暗い場所での写真撮影

▼明るい昼間に青空を撮影。明るい場所では写真もそれなりに綺麗に撮影出来ました。140°の広範囲レンズでユニークな仕上がりですね。↓

AUTO-VOX D1まとめ。1万円前後で高コスパなドラレコを探しているなら要チェック。

実は2015年頃に海外のドライブレコーダーのレビュー依頼を受けた事があったのですが、あまりにも出来栄えが悪くて断った経緯があります。

あれから数年経ちましたが、AUTO-VOX D1は日本のニーズに合わせてきている印象を強く感じる出来栄えで、これなら紹介しても良いと感じました。

特に同梱物は魅力的な内容で、パッケージだけ購入すると全てが揃うお手軽感もGoodで、約1万円で手に入るコストパフォーマンスの良さもキラリと光ります。

本体は大きいのですが、ボタン類も大きく操作はしやすいので、サイズ的に許容範囲であれば是非検討してみて下さい。

購入は日本のAmazonから簡単に手に入ります。Amazonのレビューも沢山投稿されているので気になる方は評価もチェックしてみましょう。

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