Elephone S8のレビュー!高いスペックとクールな見た目のスマートフォン
どうもこんにちは。ガルマックスレビュアーのこにこすです。今回はGEARBESTよりElephone S8をご提供頂きましたのでレビューさせていただきます。
更新情報
▼PDA工房さんにElephone S8の実機で設計した専用保護フィルムを制作して頂きました!↓
海外製品は日本で保護フィルムなどが手に入りにくいのですが、Elephone S8は純国産の高品質な保護フィルムが購入可能となりました!フィルムタイプも複数あるので端末と合わせてお買い求め下さい!
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Elephone S8の総合評価
[良かった]
- クールな狭額縁デザイン、美しい背面
- 綺麗な高解像度ディスプレイ
- 実用性バッチリなスペック
[イマイチ]
- テキスト(最もイマイチだと感じた部分を2点ほど)
- 外部ストレージ、イヤホンジャック無し
- シンプルすぎるカメラ
[総合評価]
Elephone S8はElephoneの中でも最上位モデルとなるSシリーズの最新機種です。一応、後継機としてElephone S9が存在しますが、現状販売されていることは確認できませんでした。
特徴としては3辺狭額縁デザインの前面。XiaomiのMi MIXが出て以降、このようなデザインのスマートフォンは続々と販売されていましたがそれらの中でもスペックの高いモデルとなっています。
ディスプレイは6インチのWQHD解像度、カメラは2100万画素、CPUは10コアのHelio X25、4GBのRAMと64GBの内蔵ストレージとかなりハイエンドな部類の端末となっており、実際の使用でも特に不満無く使うことが出来ました。
背面パネルは周囲の光に合わせて表情を変え、見ていても飽きないデザインとなっています。
6インチという大きめなディスプレイですが、端末はiPhone 8 Plusのような5.5インチスマートフォンと近いサイズになっており、片手でもギリギリ操作ができました。
電子書籍や動画視聴などを浴するという方にオススメできる端末となっています。
▼執筆時点で提供頂いたGEARBESTでは価格が238.99ドル(26913円)。価格はセールなどで大幅に変動するので最安値は以下からチェックしてみて下さい。↓
Elephone S8のスペック
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Android 7.1 |
SoC | Helio X25 |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB |
MicroSD | 非対応 |
ディスプレイ | 6型 |
解像度 | 2560×1440 |
バッテリー容量 | 4000mAh/USB-C |
アウトカメラ | 21M |
インカメラ | 8M |
カラー | レッド/ブルー/ブラック |
サイズ | 5.80 x 8.00 x 0.80 cm |
重量 | 180g |
ネットワーク | GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: B1/B8 FDD-LTE: B1/B3/B7/B20 TDD-LTE: B38/B40 |
対応電波
- ドコモ回線:必須バンドに非対応
- ソフトバンク回線:必須バンドに非対応
- ワイモバイル回線:必須バンドに非対応
- au回線:必須バンドに非対応
各社の必須バンドには対応していないので用途としてはゲーム用、マルチメディア用としての利用がおすすめです。
CPU(スペックシートではSoC表記)にはMediatekのHelio X25を採用しています。これはMediatekのCPUの中でも上位のシリーズとなっておりハイエンド端末に採用されています。
特徴は10コアのCPUで有るという点。使用時の負荷に合わせて上手にコアを使い分けることで電力消費を抑えることが出来るとされています。
MediatekのCPU全体にいえることではありますが、同レベルのSnapdragonに比べるとグラフィック性能がやや劣っているため、動きの激しいようなゲームは厳しいかもしれませんが、私の使用時においては大きな問題はありませんでした。ここがハイエンドの余裕ですね。
Elephone S8の同梱品をチェック
▼パッケージです。非常にシンプルですね。↓
▼背面にはスペック等が記載されていました。↓
▼充電器です。日本では利用出来ない形状になっていますね。↓
▼PumpExpressなどの急速充電規格へは非対応ですが、一応5V/2Aの出力が可能です。特に超高速充電に対応している訳ではないので、持っている充電器を利用しましょう。↓
▼USBケーブルは白とブルーという変わった色の組み合わせです。オリジナルケーブルらしさが出ていていいですね。↓
▼また、Elephone S8にはイヤホンジャックがないのでこのType-Cから変換するケーブルを利用することになります。↓
▼クイックスタートガイド(簡単な取扱説明書)です。↓
▼多言語対応なのですが、クイックスタートガイドには日本語は有りませんでした。残念。でも、スマホの使い方は基本一緒なので困ることも特にありません。↓
▼この他にSIMカードスロットの引き出しピンとクリアケース(装着済み)が付属しています。↓
美しい本体のデザインを損なわない背面ケース
▼本体のデザインに関しては後述しますが、付属のケースを付けても綺麗さが損なわれることはありません。↓
ケースは透明なTPUケースなのですが、独特な模様が入っており付けた際に本体のデザインが変わったかのような感じを味わえます。
また、背面がガラスのスマートフォンに透明なTPUケースを付けた際には本体と密着してしまい点々と汚い模様が出てしまということもありますが、この付属ケースではそういうことも無かったのでしっかり作られているように感じられます。
中華スマートフォンの難点としてあげられる保護アクセサリの入手の面倒くささを補える非常にありがたい存在ですね。
▼追記:PDA工房さんにElephone S8の実機で設計した専用保護フィルムを制作して頂きました!↓
海外製品は日本で保護フィルムなどが手に入りにくいのですが、Elephone S8は純国産の高品質な保護フィルムが購入可能となりました!フィルムタイプも複数あるので端末と合わせてお買い求め下さい!
Elephone S8の外観をチェック
Elephone S8の外観をチェックします。
3辺狭額縁デザインで大画面ながらコンパクト
▼まずなんといっても3辺狭額縁デザイン。上部のベゼルは本当に細くなっています。↓
▼下部には指紋センサーやインカメラ、近接センサーといったものが並んでいます。↓
▼背面です。光の当たり方で表情が変わるデザインは見ていて全く飽きませんね。↓
▼6インチという大画面ディスプレイを搭載したスマートフォンですが、ベゼルが細いこともあって5.5インチのiPhone 7 Plus等と同じサイズ感になっています。↓
▼側面も見ていきましょう。側面はメタルフレームとなっており、持った際にヒンヤリとした質感があります。上部にはマイクがあるのみです。↓
▼下部にはUSB Type-C端子とスピーカーがあります。スピーカーはステレオではなく右側のみから音が出ていました。↓
▼左側面です。SIMスロットのみがあります。↓
▼右側面です。音量キーと電源キーがあります。↓
▼電源キーのみ表面の質感が異なり、周囲が赤くなっています。↓
▼SIMスロットです。Micro SDカードを入れることは出来ません。↓
美しい背面デザイン
▼Elephone S8の外観を語る上で外せないのは美しい背面デザインでしょう。↓
指紋が目立ってしまうのは難点ですが、ギラギラとしたデザインは非常に格好良いです。
Elephone S8を使ってみた結果!
Elephone S8の仕様と性能をチェックします。
日本語対応!日本語入力も出来ます
▼Elephone S8は初期設定にて日本語を選択することが可能です。ソフトウェアも素のAndroidに近い物となっているので大半は日本語化されていました。↓
また、日本語入力に関しては「Gboard」というアプリがプリインストールされており、日本語入力も可能です。設定アプリ内の「言語と入力」内の「仮想キーボード」から設定が可能です。
AnTuTuベンチマークは9万点!十分なスペック。
▼端末の性能を総合的に見て数値化するAnTuTu ベンチマークのスコアは96,106点でした。Snapdragon 650やSnapdragon 810、Kirin 950などに近いスコアですね。↓
RAMが4GBということもあり、日常的な利用では特に不満無く使うことが出来ました。
3Dゲームも問題なし!
というわけでAnTuTu 9万点の実力を試すべく、私も常日頃からプレイしているゲームのアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(通称デレステ)を実際にインストール、数時間プレイしてみました。
このゲームは、いわゆる音ゲーと呼ばれる物で音楽に合わせて流れてくるアイコンをタッチするゲームなのですが、背景にアイドル達がライブする様子を流すことが可能となっており、比較的ハードなゲームとして有名です。
そんなこともあってか、背景のグラフィックを5段階でレベルを変えることができ、端末に合わせて調整することが可能です。
実際にプレイしてみての感想は3Dでも問題なくプレイが可能で、このくらいあれば不満はないなという印象。特にプレイ中に画面が固まったりもせず、滑らかな動作をしていました。ハイエンドというだけもありますね。
2100万画素のカメラの実力を試す
▼Elephone S8には2100万画素のカメラが搭載されています。実際に色々と試してみました。↓
▼カメラのUIは非常にシンプルで、撮影モードも「通常」「パノラマ」「PIP」「HDR」「動画」と多くはありません。PIPモードというのはアウトカメラで撮影している画像にインカメラの画像を合成することが出来る機能です。↓
▼下記はの画像は実際にオートで撮影した作例です。↓
食べ物も特に問題なく、光がある程度有る夜景ならしっかりと撮影できます。また、画像内の細かい文字なんかも割とクッキリと見え、安価なスマートフォンとは思えない出来です。
若干不満点を上げるならば撮影シーンによってはフォーカスが遅いかなと感じる程度で、機能こそ少ない物の、SNSにも映える画像が撮れそうです。
大画面でもらくらく操作、便利な指紋センサー。
Elephone S8の指紋センサーは前面の画面下にあります。勿論、指紋センサーとしての性能はしっかりとしていて、よくある廉価なスマートフォンの「一息置いて画面がロック解除される」的な遅さも感じられませんでした。
また、指紋センサーの他にホームや戻る、アプリ履歴キーとして使うことが出来るのが特徴です。
大画面スマートフォンの場合、片手操作時に戻るキーまたは履歴キーに指が届かないなんて言うことが良くあるのですが、指紋センサーでこれらの機能をまかなえることによって片手操作がしやすくなります。
単押しで戻る、長押しで履歴キー、2回押しでホームキーとして動作します。
また、通常の画面内のボタンに関しても表示することが可能です。しかし、なぜか画面内の戻るボタンも二回押しでホームキーとして動作したり、長押しで履歴キーとして動作するバグが確認されました。致命的という程ではないのですがアップデートでの改善に期待しましょう。
Elephone S8のまとめ
今回紹介したElephone S8、いかがでしたでしょうか。
私個人としてはシンプルで使いやすいなぁと思う反面、もう少し独自機能なんかも欲しいかなぁという物足りなさもどことなく感じた気がします。
しかし、Helio X25による快適さやディスプレイの精細感は抜群で電子書籍や動画視聴は捗ります。
まずはデフォルトの綺麗な壁紙を一通り見てみると美しい画面の虜になってしまうのではないでしょうか。これが3万円を切る価格で買えてしまうと言うことには驚きを隠せません。年末年始のコンテンツ消化にも一役買えそうですよ!
Elephone S8の購入は以下からどうぞ!
▼PDA工房さんにElephone S8の実機で設計した専用保護フィルムを制作して頂きました!↓
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