実機レビュー。値下げで9,980円の格安スマホ「IDOL 2 S」が高コスパ。

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ALCATELの「onetouch IDOL 2 S」がドカンと値下げしました。

少し前に後継機の「IDOL 3」が発売されたことから値下げされた感じですが、1万円以下でこの性能と質感の端末は購入できません。元値は3万以上の端末です。

IDOL 2 S」はイオンモバイルで取り扱っており、端末だけの単体購入も可能。また、後述しますが、「IDOL 2 S」と格安SIMを組み合わせた「イオンスマホ」としてもかなり魅力的な内容です。

早速手に入れたのでどうぞ。

2/4追記:イオンスマホでonetouch IDOL 2 Sが取り扱い終了となりました。

「IDOL 2 S」のスペック・特徴。

UPQ Phone A01」やFREETELの「Priori3 LTE」など、2万円以下のSIMフリースマートフォンが人気ですが、値下げした「onetouch IDOL 2 S」は他の格安スマホが可哀想なほど高コスパ。ちなみに私は「UPQ Phone A01」も所有しており、比べたうえでシングルSIM運用であれば「IDOL 2 S」をオススメします。

項目スペック
OSAndroid4.3
CPUSnapdragon400
メモリ1GB
保存容量8GB
液晶5型
1280x720
カメラ背面:800万画素
前面:130万画素
対応バンドLTE
1/3/5/7/8/19/20

3G
800(B6 & B19)/
850/900/2100MHz

GSM
850/900/1800/1900MHz
SimサイズmicroSIM
バッテリー2,150mAh
サイズ69.7 × 136.5 × 7.45mm

126g
カラーネイビー・ホワイト
価格9,980円
(税込10,779)

基本動作性能はミドルスペック。ミドルスペック端末は沢山ありますが、メモリが1GBですのでミドルスペック端末で分けるとするならミドルロースペックといったところでしょうか。ブラウザーやメール、アプリなど複数立ち上げて切り替えながらの作業は苦手ですが、アプリ単体で使用する分には全く問題ないです。

画面サイズは5型の1280×720となっており、「UPQ Phone A01」やFREETELの「Priori3 LTE」で採用されている解像度854×480よりも圧倒的に高精細。この辺りの基本的なスペックも元値の違いにより随所で感じます。

保存容量は8GBと小容量ですが、MicroSDスロットを搭載しているので32GBまで追加可能。

バッテリー容量は、「UPQ Phone A01」の1,700mAhと比べると「IDOL 2 S」は2,150mAhと容量が多い。連続通話時間は7時間、連続待受は400時間となっている。

SoCにSnapdragon400というミドルプロセッサーを搭載しているので、動作は軽いです。

↓数値的なことより、見たほうが早いと感じるので、動画を撮影しました。サクサクです。

UPQ Phone A01」を散々、この端末良いよ!と言っておいて恐縮ですが、動作はこちらのほうが軽いです。液晶も高精細ですので見やすい。元値3万以上の「IDOL 2 S」と元値1.5万円の「UPQ Phone A01」を比べるのも酷ですが。。

「IDOL 2 S」は薄く、軽く、ワンランク上のデザイン。

カラーはネイビー、ホワイトの二色。おフランス製ざます。

↓見よこの質感。

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↓外周はアルミで高級感あり

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↓うーん。ビューティフォー

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↓充電端子は下部。サイド挿しより使い勝手が良いので個人的には好き。ちなみにデュアルスピーカーです。

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↓背面はマットな仕上げで手触りが良い。

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ちなみに私の所有している「Nexus5x」と比較してみたが、外観に至っては「IDOL 2 S」の勝ち。低価格の格安スマホはコスト削減の為にプラスチック感全開&分厚い野暮ったさがありますが、「IDOL 2 S」は微塵も感じない。

↓左:Nexus5x 右:IDOL 2 S 最新の端末と較べても「IDOL 2 S」の薄さは遜色ない。

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完全に所感ですが、私は5型より大きな画面は大きすぎて好きではない。「IDOL 2 S」の5型はやっぱり片手で持ちやすいので、個人的に評価高し。

↓左:Nexus5x(5.2型) 右:IDOL 2 S(5型)

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↓安い格安スマホでは搭載されていないバックライトも搭載。「UPQ Phone A01」にはバックライトが無くて暗い場所で見にくいんだよなぁ

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ドコモ回線のトリプルLTEに対応したバンド仕様。

「IDOL 2 S」は全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、郊外、山間部、地下の繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19に対応したトリプルLTE対応端末ですので、ドコモネットワークを利用した格安SIMと相性バッチリ。

端末単体購入はイオンモバイルのオンラインストアで購入可能です。

「IDOL 2 S」と「格安SIM」セットの内容が凄い。

ここからは、イオンスマホのお話です。+3,000円の12,980円で格安SIMとセット購入可能です。+3,000円はSIMカードと初期の事務手数料込価格。

通常格安SIMを取り扱うMVNOが、調達した格安スマホと自社の格安SIMをセットで販売するのが一般的。

しかし、「イオンスマホ」は少し違う販売形態です。簡単に言うと、「格安スマホ」と「他社の格安SIM」をそれぞれ調達して、そこに「イオンモバイル」のアフターサービス、保証などを付け加えて「イオンスマホ」として販売しています。

通常、卸した物を販売する場合、卸元、つまり本家より割高になる場合も珍しくないですが、そうではありません。本家よりも安いんです。イオンの力というのでしょうか。イオンスマホのサービス内容も合わせて解説します。

初めての格安スマホ+格安SIMにピッタリ。

セットの格安SIMは「BIGLOBE SIM」

大手インターネット・プロバイダーのBIGLOBE。知っている方も多いかと。

「IDOL 2 S」とセットの格安SIMは「BIGLOBE SIM」で、ガルマックスでも評価の高い格安SIMを採用しています。

BIGLOBE SIMのサービスを利用できるので、通話料が半額になる「BIGLOBEでんわ」や全国7万箇所以上で利用できる「Wi-Fi」も使えます。

↓イオンスマホのBIGLOBE SIMを用いての通信速度も10MBの大台を突破。実際に使っていますが特に不満は無し。

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本家より安いプラン料金。

これはイオンスマホとしての購入特典で、本家より安いという滅茶苦茶な事になっています。イオンの力は強大なのでしょうか。利用する側にとっては安くて嬉しいですが。

↓比較してみました。(音声付きSIM)

項目1GB6GB12GB
BIGLOBE SIM1,400円2,150円3,400円
イオンスマホ
(BIGLOBE SIM)
1,350円1,650円2,980円
割引額50円500円420円

注意点として挙げるなら、契約後2年限定ということでしょうか。2年も安くなるなら十分です。プランは3日○MB規制が無く、割引率の高い6GB以上をガルマックスでは推奨。

初めての格安スマホ+格安SIMに最適とはこの事。「縛り一切なし」

イオンモバイルに問い合わせましたが、本当に全く縛りが無かったです。

通常、格安SIMでは音声通話プランは最低この期間は使ってね。だとか、MNP転出は高額な場合が当たり前です。それでもドコモやau、ソフトバンクの2年縛り自動更新よりは遥かに緩いのですが。

イオンスマホとしてBIGLOBE SIMを契約すると、期間の縛り、解約手数料、MNP転出費用、一切無し。

気に入らなければ即解約、乗りかえが可能。「試す」にも最適ということです。

「IDOL 2 S」は単体でも、「イオンスマホ」としても魅力的。

第一に、端末単体で購入できる事が何よりも良い。大体安くなってる端末は格安SIMとの抱き合わせが殆どですが、「IDOL 2 S」は違います。9,980円で端末のみ購入可能です。

次に格安SIMとセットの「イオンスマホ」としても秀才。

特に格安SIMと格安スマホは「ドコモネットワークを利用した格安SIM+ドコモバンドに合致したSIMフリースマートフォン」が一般的。9割以上がこの組み合わせです。

例えば、格安SIMが気になる場合、同時に端末も準備する必要があります。特に現au、ソフトバンクユーザーは一般的なドコモ回線を利用した格安SIMを利用する場合、格安SIMと端末を準備する必要あり。

解約に一切縛りがないので、「格安SIMと格安スマホ」ってどんなものなのかな?という方のスタートパックとしてもオススメです。

実際にご自身の生活環境で格安SIMを使ってみて、問題がなければ、好きな端末を家電量販店等で購入すればよいかと。いきなり格安SIMへMNPするよりも手堅いです。

手元に残った「IDOL 2 S」はメイン機が故障した場合などの代替機としても活用可能ですので、大切に持っておきましょう。

値下がりするまでパッとしない端末でしたが、値下がった事により、他製品では太刀打ち出来ない程の高コスパSIMフリースマートフォンとなった「ALCATEL onetouch IDOL 2 S」オススメです。

2/4追記:イオンスマホでonetouch IDOL 2 Sが取り扱い終了となりました。

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