Minisforum TL50のレビュー!Thunderbolt 4搭載、3画面出力OK、ゲームも結構動くミニPC
- レビュー
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Minisforum TL50はパワフルな第11世代のintel Core i5-1135G7を搭載するミニPC。発売前に実機サンプルを頂いたのでレビューをお届けします!
良かった点
- ポートがめっちゃ多い
- 2.5インチストレージを2基増設できる
- 動画編集や軽めのゲームも遊べるパフォーマンス
- 4K×2または8K×1の出力が可能。最大3画面出力もできる
悪かった点
- メモリの増設が出来ない
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Minisforum TL50の実機レビュー。使って分かったこと
▼Minisforum TL50のレビュー動画はYouTubeで公開中!質感・カラー・雰囲気・動作・レスポンスは実機動画をチェック!↓
質感はGood、ポートが多くて使い勝手が良い
▼Minisforum TL50は省スペースPC。手にも乗せることができるほどのコンパクトサイズ。筐体側面には大型のダクトを設けるなどエアーフローも良さげです。付属品にはモニター裏に取り付けるマウントやストレージ増設のSATAケーブルなども付属していました。↓
▼フロントにはUSB-A(3.0)が2つ、USB-C(Thunderbolt 4)が1つ、ヘッドホン端子が1つ、マイク端子が1つ。アクセスしやすい位置に沢山のポートが搭載されているので使い勝手が良かったです。↓
▼背面にはUSB-Aが4つ(2.0×2/3.0×2)、イーサネットポートが2つ、DisplayPortが1つ、HDMIが1つ、充電用のUSB-Cポートを搭載。こっちもめちゃくちゃポート数が多い。↓
ストレージ増設は簡単。メモリがオンボードなのは残念
本体には512GBのSSDが入っているんですが、ストレージの拡張もOKで増設もとっても簡単です。バラす手間はあるんですが4つのネジを外すだけなので比較的簡単に裏蓋を外せます。
そして、本体の内部には2.5インチストレージを2基まで突っ込むことができちゃいます。
▼内部には2つの2.5インチストレージを拡張できる。接続用ケーブルも2つ付属しているので簡単に増設できるのが嬉しい。↓
ストレージの増設がとっても簡単に行えたのは良かったんですが、メモリがオンボードで換装できないのが残念。
搭載されているメモリは12GBなので普通に使うには特に問題ないんですが、動画編集するなら16GB欲しいよね。このあたりの搭載量はなんとも中途半端な印象を受けました。
Wi-Fiカード付きだからワイヤレスでネットに繋がる。リビングTVに接続しても良さそう
ノートパソコンではWi-Fi搭載が当たり前なのですが、据え置き機(省スペースPCやデスクトップPC)では非搭載のモデルもあるんですよね。僕の使っているデスクトップPCもWi-Fiは買った時に付いてませんでした。
Minisforum TL50はLANポートが搭載されているので有線接続はもちろん、Wi-Fi5に対応しているので、自宅の固定回線をWi-Fiで飛ばしているなら簡単にネットワークに接続できちゃいます。
こんな感じなので、電源さえ確保できればネットワークに繋げることができるので、リビングTVに接続、ネットワークはWi-Fi、ワイヤレスキーボードとマウスを使うことで大画面でコンテンツを楽しむ。なーんてことも簡単にできちゃいます。
Thunderbolt 4を搭載。高解像度でのマルチディスプレイ環境も構築できる
Minisforum TL50は2020年にintelが発表した最新のThunderbolt 4を搭載。
Thunderbolt 4は搭載要件が厳しいんですが、Thunderbolt 4を搭載している=4K×2画面出力または8K×1画面出力が確約されているのが嬉しいポイント。
▼実際に4K解像度のディスプレイを2つ接続してみました。個人的に4K×2パネルの必要性は感じていないんですが、これができるPCが欲しい!って方はMinisforum TL50の魅力的なポイントかと思います。↓
▼また、Thunderbolt 4、DisplayPort、HDMIの3つから映像出力ができるので、最大3画面出力も可能。これは複数モニターを接続して利用したいユーザーさんは嬉しいポイントじゃないでしょうか。↓
Core i5-1135G7はパワフル。FHDクラスの動画編集も快適
Minisforum TL50は扱いやすいWindows 10 Homeを搭載したWindows PC。もちろんOSはプリインストール済みで日本語で利用できます。
主要パーツはCPUに第11世代のCore i5-1135G7、メモリは大容量な12GB、ストレージは高速なSSDを512GB搭載するパワフルな構成。
▼普段使いはキビキビと動いてくれるし、RAW現像やFHDクラスの動画編集もPremiere Proで実際に編集してみましたが快適レベル。↓
▼ストレージの速度は読み込みが1858.85MB/s、書き込みが966.06MB/s。NVMeなので読み書きがめちゃくちゃ早い。↓
▼PCMark、3DMarkのスコアは以下の通り。普段使いから動画編集まで快適に使えるスコアです。↓
Intel Iris Xe Graphics搭載。APEXはHD解像度で快適
Minisforum TL50が搭載するCore i5-1135G7のGPU「Intel Iris Xe Graphics」はオンボードとしてはパワフルな性能なので、ゲームも設定次第で快適に遊べるタイトルも多いですね。
僕はAPEX Legendsを遊んでいるんですが、解像度さえ妥協できればHDクラスで結構快適に遊べてます。
▼設定は以下の通り。解像度は1280×720の解像度、アンチエイリアスを有効の状態でテストプレイ中は60FPSを超えるフレームレートを叩き出すシーンも多く個人的にかなり快適にプレイできた。↓
Core i5 1135G7搭載の #Minisforum TL50で #APEX 動かしてみた。解像度HDならアンチエイリアス有効にしても60FPS超える場合も多くてかなり快適に遊べた pic.twitter.com/8o9YYL2IKG
— GARUMAX (@GaruJpn) May 27, 2021
但し、ほとんどのディスプレイはFHDからといった感じなので、FHDディスプレイにHD解像度を表示するとどうしても拡大によるボケ感はあります。ここは妥協点。
ちなみにPUBGはHD解像度、グラフィックスは最も低い設定で平均40〜50FPSほど。稀に15FPSほどまで低下することは有りましたが、ほとんどのシーンで先程の平均FPS程は出てたので遊べないって感じでは有りません。
▼HD解像度でよければなんとかPUBGも遊べる。まぁ、ゲームは遊べたらラッキーくらいの感覚だったので、個人的には結構動くじゃんという感じで印象は悪く有りません。↓
こっち #PUBG でHD解像度だと40〜50FPSってところで案外動いてくれてる。びっくり。 pic.twitter.com/9HjYhlu15h
— GARUMAX (@GaruJpn) May 27, 2021
Minisforum TL50の実機レビューまとめ
Core i5-1135G7を搭載するノートパソコンが実売10万円強だったので、モニターやキーボードが必要なミニPCとしては価格相応の仕様な印象だったんですが、この価格でこのパフォーマンスは素晴らしい。
Core i5-1135G7はFHDクラスの簡単な動画撮影、RAW現像なども快適だったし、HD解像度で妥協出来ればゲームもかなり快適に遊べるタイトルも多く、「ミニPCもここまで来たか」と思わせてくれました。
とにかく、普段からPCでAPEXを遊んでいる僕としてはHD解像度であれだけ快適に動作するなんてホントにビックリです。
Minisforum TL50はMakuakeにてクラウドファンディング中。記事公開時点の5月27日で支援期間は残り3日。この期間に支援すると通常81,000円が73,000円の割引価格で購入できるのでお得度がグッと上がります。お届け予定は2021年7月中旬とのこと。
個人的に仕上りのとても良い製品だと感じたので、是非検討してみて下さい!なお、Makuakeでの支援期間が過ぎると一般販売までとても時間がかかるのでご留意下さい!欲しい方は速攻支援!
▼追記:一般販売開始!↓
Minisforum TL50の口コミ・評判
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