ニフモが格安Simで1,300円かけ放題発表。詳細と注意点

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GARU(@GaruJpn)です。

ニフティが手掛けるMVNOのニフモが24時間完全かけ放題の「NifMoでんわ」を発表。2015年10月29日より申し込み受け付け開始でスタートキャンペーンあり。

遂に完全かけ放題が格安Simでも利用可能となり通話がネックとなって格安Simを見送っていた方にとっては朗報です。ドコモやau、ソフトバンクのかけ放題と比べて半額以下。格安Simかけ放題のカラクリと注意点をどうぞ。

ちなみにニフモの格安Simは9月度実測値調査で平均15Mbpsという、かなり通信品質の良い格安Simです。

キャリアの半額。1,300円のかけ放題の詳細。

かけ放題はインターネット回線を利用するIP電話。

かけ放題を利用するにはニフモが提供するかけ放題アプリから発信した場合のみです。このアプリから発信した場合、電話回線でなくインターネット回線を利用して通話する仕組み。

LINEの無料通話と同じ類の通話方法ですね。違うのは「電話番号に電話出来る事」つまり使い勝手は今お使いのスマホや携帯電話と何ら変わりません。

かけ放題の最安コストは月額3,132円。

ニフモのかけ放題を利用するには音声通話プラン(700円)+3GBデータプラン(900円)+NifMoでんわ(国内かけ放題1,300円)の3つの組み合わせで利用可能です。税込3,132円。

例えばかけ放題で3GBのデータパックを提供しているauでは税込7,776円で差額は4,644円となりスマホ一台あたり年間55,728円の節約が可能。

また、「NifMoでんわ」のプランは国内かけ放題1,300円と海外までかけ放題になる2,700円の2プラン用意されています。

ニフモのかけ放題は注意が必要。知っておきましょう。

ニフモのかけ放題はデータ通信を行う。

インターネット回線を利用した通話ですので3分で約1.5Mのデータ通信を行います。データ通信が必要なので最低3GBのデータプランとセットでないと利用できないようになっているようです。

モバイルデータ通信時は通話によるデータ量を消費するので注意しましょう。長時間電話する場合は固定回線のWi-Fi環境下で使用するとモバイルデータの容量は消費しません。

目安として、1時間で約30M。毎日モバイル通信で1時間程通話したとしてもデータ通信量は1GB未満ですのでデータ通信量バカ食いではないので安心しましょう。

また、かけ放題アプリでの通話はシステム上90分で一旦切れます。

フリーダイヤルや緊急電話番号は使えない&通常の電話は料金がかかる。

0120から始まる番号や、110などの緊急番号はかけ放題アプリ経由では利用できないので、通常の電話から発信しましょう。ちなみに通常の電話発信では30秒20円の通話料が必要です。かけ放題で通話するには必ずかけ放題アプリから発信するように注意しましょう。

間違えて通常の電話発信で1時間電話してしまった場合、2,400円の通話料金が発生してしまいます。

相手に「通知不可」や「非通知」と表示される場合がある。

かけ放題アプリから発信した場合、相手側に通知不可や非通知、携帯番号の頭に+81と表示される場合あり。

「NifMoでんわ」では対策として発信者の番号や名前などをSMSで自動送信する機能を用意していますが、1通あたり3円の送信料が必要ですので注意しましょう。なお、設定で「毎回自動で送信する・送信前に確認する・送信しない」から選択可能。

注意点を理解して運用すればかなり魅力的。

少し注意する必要はありますが、1,300円の格安かけ放題はかなり魅力的。

発信者番号や名前をSMSで通知してくれるので、万一非通知などと表示されて相手が電話に出なかったとしても問題無いでしょう。

ちなみに私は既に申し込みました。これ、かなり魅力的ですよ。

で、す、が。使ってみなければ分からないので私が実際に使ってレポートします。今の時点ではきっと人柱待ちでしょう。

私は通話がネックでかけ放題の為だけにドコモと契約しています。データ通信は格安Simを2枚契約してデュアルSimスマホで運用中。ニフモのかけ放題に乗り換えればかなり節約できるのであとは使い勝手のみ。

縛りとしては利用開始月の翌月から2カ月以内に契約解除を行った場合は NifMo でんわ契約解除手数料3,000円、音声通話プランが半年以内の解約で8,000円必要ですが、半年後は解約手数料一切必要なしで、いつでも解約できるので2年縛り自動更新のキャリアと比べれば断然良心的。

端末と同時購入ですと5,000円キャッシュバック中。

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