NVISEN AU01の実機レビュー!買う前に注意点や検証結果、評価をチェック!
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格安ミニPCを多数輩出しているNVISENから、Intel Processor N95を搭載したミニPCのNVISEN AU01がリリース&提供されたのでレビューしていきます。
様々な比較・検証を行っているのでご自身の使い方に合うか、許容できるかなど、是非照らし合わせながらチェックしてみて下さい!
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目次をクリックすると各項目へ移動します
NVISEN AU01の外観・デザインをレビュー!
NVISEN AU01 | |
サイズ | 114.0 × 106.2 × 42.4mm |
重量 | 287g |
NVISEN AU01のデザインですが、良くも悪くも廉価帯のミニPCという感じで、クールな外装だとか華やかさとかはありません。「できる限りお安く製品を提供する」というのが特徴のNVISENなので、その辺はしょうがないです。
▼前はこんな感じ。USB端子が2つあるのは外部ストレージ接続の際に便利ですね。↓
▼後ろはこんな感じ。映像出力などは問題ないんですが、USB端子はフロント部分と同じ2つとちょっと物足りない印象。↓
重量は実測で287gでした。
▼左側面↓
▼右側面↓
▼上部には「NVISEN」ロゴがデカデカと貼り付けられているので、ジェネリックミニPCより多少の存在感はありますね。↓
▼下部にはモデル名が刻印されていますが、「CU01」と名前が違うのは提供機だからなのか、そもそも間違えているのか…?↓
▼iPhone 6と並べるとこんな感じ。小ささが伝わるでしょうか?↓
NVISEN AU01の性能・パフォーマンス・スペックのレビュー!
NVISEN AU01は CPUにIntel Processor N95を搭載していて、レビュー機はメモリ8GB+容量256GBです!
▼メモリ・ストレージのバリエーションは以下の通り。↓
NVISEN AU01 | メモリ8GB+容量256GB(レビュー機) メモリ8GB+容量512GB メモリ16GB+容量512GB メモリ16GB+容量1TB |
詳細スペックをチェック!
機種/項目 | 項目 |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel Processor N95 |
GPU | UHD Graphics(内蔵グラフィックス) |
メモリ | DDR4:最大32GB(換装可能) |
ストレージ | M.2 SSD:最大1TB(換装可能) |
外部端子 | USB3.0 ×4 HDMI ×2(4K/60Hz) LAN端子 ×1 3.5mmイヤホンジャック ×1 |
サイズ | 長辺:114mm 短辺:106mm 厚さ:42.5mm |
重量 | 約270g |
ベンチマーク結果をチェック!
▼NVISEN AU01のAnTuTu(Ver1.0.0.819)スコアは総合が274130点、GPUが0点でした!↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼Geekbench 6のスコアは以下の通り。後述しますが、CPUスコアはCore i5-6300Uよりも高めに出ていますが、GPUスコアは低めに出ている傾向にあるようです。 ↓
▼PCMark 10スコアはこんな感じ。似たような性能のモデルにはCore i5 7Y54が挙げられます。↓
▼3DMarkのスコアは以下の通りでした!↓
▼FF XIVベンチ(FHD、デスクトップ、高品質)の結果は以下の通り。↓
▼FF XVベンチ(FHD、軽量)の結果は以下の通り。↓
▼標準で搭載されているストレージはLuminouTek社製のSATA接続のSSD。NVISENやT-bao等の中小メーカー製のミニPCでASintと並んでよく採用されているメーカーの製品ですね。↓
▼ストレージ速度は読み込みが486.79MB/s、書き込みが511.38MB/sなので、SATA接続のSSDとしては順当な数値。↓
普段使いの動きチェック!
実際にNVISEN AU01を日常的によく使うコンテンツで試してみました!以下の4段階で評価します!
- 快適・サクサク
- 普通・十分実用的
- イマイチ・妥協が必要
- モッサリ・カクカク
NVISEN AU01 | |
WEBページ閲覧 | ○:快適 |
YouTube | ○:快適 |
WEBブラウジング(Microsoft Edge(Chromeベース)を使用)といった低負荷な作業は、4K解像度でも快適の一言。タブをやたらめったら開いたりしない限りはモタつきを感じる場面は無いでしょう。
YouTubeで4K映像を再生してみましたが、コマ落ちも無く快適に視聴できました。動画視聴PCとして十分使えそう!
ゲーム性能をチェック!
実際にNVISEN AU01でゲームを遊んでみました!以下の4段階で評価します!
- 快適・サクサク
- 普通・楽しめるレベルで遊べる
- イマイチ・妥協が必要
- モッサリ・カクカク
GRID:Autosport
実際にプレイしてみての評価は「イマイチ・妥協が必要」です。
▼ベンチマークを試したところ、画質:ミディアム+解像度:HDでも快適な動作の指標である60FPSには届いていませんでした。実際のゲーム中でも結果通りの動作でイマイチ快適とは言い難いのが本音。↓
Intel Processor N95が前世代からかなりパワーアップしたとはいえ、それはエントリー帯の範疇での話であり、依然としてゲームは向いていないと考えた方がいいでしょう。
NVISEN AU01の機能・仕様をレビュー!
NVISEN AU01 | |
OS | Windows 11 Pro |
通知ランプ | ✕ |
指紋認証 | ✕ |
顔認証 | ✕ |
冷却システム | ○:空冷 |
MicroSDスロット | ✕ |
備考 | – |
メモリ/ストレージは換装可能!でも注意点も有り!
NVISEN AU01はミニPCらしく、メモリとストレージの換装に対応しています。
▼ただし、写真で分かるように、メモリは1スロット、ストレージは2242サイズのSATA SSDでないとダメな感じなので、他のPCと比べるとちょっと特殊なんですよね〜。↓
メモリは一般的なノート用(SO-DIMM)のDDR4メモリなので入手性自体は悪くないんですが、ストレージの2242サイズのM.2 SSDはちょっと特殊で入手しづらい&一般的に用いられる2280サイズのSSDよりも高価だったりします。
したがって、「データは多めに保存するかも」という方は、外付けストレージを使うか内蔵ストレージが多いバリエーションを選ぶのがいいかも。
最初からパーティション分けしてるの何とかできね?
何回目かは覚えていませんが、初期状態でパーティションが既に2分割されているのは気になったポイント。
▼今回レビューしたのは256GBモデルなんですが、半分に分けられている都合上、Cドライブは100GB程度しかないのはちょっとどうなのとか思ったり。↓
インストールされているWindows 11は英語!
NVISEN AU01に導入されているWindows 11は、日本語ではなく英語になっているので、初期起動時は英語となります。
初期状態で乗り切れる方はそれでもいいのですが、やはり日本人たるもの、日本語の方が使いやすいと感じるユーザーさんは多いと思います。
幸いにもWindows 11でもWindows 10と同じような手順で日本語パックがダウンロードできるので、気になる方は導入してみるといいかも!
▼参考程度にはなりますが、Windows 10での日本語化方法を載せておきます。↓
NVISEN AU01のメリット・良いところまとめ!
実際にNVISEN AU01を使ってメリットや良かったと思ったところは以下の通り!
メリット・良かった点
- エントリーモデルとしてはかなり底上げされた性能
- 小ぶりな筐体
- ファンの音が比較的静か
エントリークラス内ではかなり性能が底上げされている!
NVISEN AU01が搭載するIntel Processor N95はシングルでCore i5-4590S、マルチでRyzen 5 3580U並みとわりかし高性能。
▼比較として、CPUにCore i5-6300U、メモリ16GBを搭載したThinkPad X260のGeekbench 6スコアはこんな感じ。NVISEN AU01で計測したスコアが1059、2635だったので、Intel Processor N95の方が性能が高いということになりますね。↓
ただし、OpenCLスコアはCore i5-6300U内蔵のHD Graphics 520よりも低めのスコアが出たので、全ての要素において勝っているとは言い難いですが、それでも過去のCeleronと同じレンジのCPUがここまでの性能まで上がってきたのは素直に感激です。
コンパクトな筐体!
NVISEN AU01で地味に見逃せないのが筐体のサイズ。
最小サイズのミニPCではありませんが、約10cm四方で4cmほどの厚みの筐体は小ぶりで、「これぞミニPC!」と言えるでしょう。
VESAマウント金具も付属しているので、モニター裏に取り付けて一体型PCライクに使うというのも良さそう!
ファンの音が比較的静か
NVISEN AU01には空冷ファンが搭載されていますが、音は比較的静かで耳を凝らして認識できるかなという感じでした。
参考までにFFXVベンチマーク中の温度は約57度ほどと、高負荷時の温度も低めで推移しているのもあってか、ファンの音自体もそこまで大きくはなってなかったですね。
NVISEN AU01のデメリット・注意点まとめ!
実際にNVISEN AU01を使ってデメリットや注意点だなと思ったところは以下の通り!
デメリット・注意点
- ゲームの動作は期待できない
- USB端子の数が少なすぎる
ゲームの動作には期待できない
先程のメリットの点と反するように思われるかもしれませんが、Intel Processor N95は性能が前世代からかなり向上したとはいえ、それはエントリークラス同士で比較した場合の話。
2D系のゲーム程度(しかも簡素)ならまだ大丈夫ですが、3Dを多用したゲームなどは絶望的と考えておいた方がいいでしょう。まぁこればっかりはしょうがないです。
USB端子の数が少なすぎる
NVISEN AU01が搭載するUSB端子は合計で4基とミニPCとしてはかなり物足りない数になっています。
まだ手乗りサイズのミニPCなら分かるんですが、少し小さめ程度のサイズでこの数はちょっと残念な感じですねぇ。せめてもう2基は欲しかったところです。
NVISEN AU01のレビュー・評価まとめ!
NVISEN AU01は次世代エントリークラスCPUと言えるIntel Processor N95を搭載したベーシックなミニPC。
製品自体はしっかりとまとまっており、USB端子の数が少ないことを除けばベーシックなモデルと言えるんですが、市場価格が3万円程度なのは少し購入を躊躇するかもってのが正直なところ。
2万円台半ばくらいの価格なら、コスパの面でも優位に立てるかも?と感じているので、購入するならセール時を狙ってみるのが吉ですね!
NVISEN AU01をお得に購入する方法!
NVISEN AU01は以下で購入可能です!割引情報があれば随時追加しますね!
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で確認して下さい!↓
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初出時価格→299.99ドル
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