ソフトバンク、SIMロックを即時解除可へ。半額サポートプランも名称変更

ソフトバンクは10月1日より、一部ユーザーを対象にSIMロック即時解除の対応開始を発表しました。また9月13日よりスタートした端末代金割引プログラム、「半額サポート+」の名称が「トクするサポート」に変更されます。

SIMロック即時解除の対象ユーザー

今回アナウンスされた「SIMロックの即時解除」が可能なユーザーは

  • ソフトバンク回線の契約をせず、クレジットカード払いにて製品のみ購入したユーザー

となっています。

つまり該当するユーザーは後述する「トクするサポート」(旧・半額サポート+)にて端末を購入したユーザーです。

このプランを利用して購入した端末に、SIMロックの100日間解除制限がかけられていることが「ユーザーの囲い込みではないか」と問題視する声が多く、それに対応した形となっています。

ソフトバンク回線契約者のSIMロック解除は?

今回、SIMロック即時対応の発表がされたのは「トクするサポート」ユーザーのみであり、回線契約者には「デボジッド制の導入を予定」とだけされています。

デポジット制の導入時期・金額等、詳細については後日発表とのことです。

「半額サポート+」が「トクするサポート」へ名称変更

「半額サポート+」は9月13日からスタートした新プログラムです。

ソフトバンク回線契約者以外でも利用が可能で、端末を48回払いで購入し、25ヶ月目以降の買い換え時にその端末を返却することと引き換えに、最大24回分の支払い金が免除されます。

分割払いを支払うほかに、月390円のプログラム利用料が必要となるのが特徴です。

しかし9月26日、消費者庁から直接的な名指しこそなかったものの、「プログラム利用料があるため、実際の負担額が半額ではない」と注意喚起を促す文書が公開されました。

それをうけ、サービス名称が10月10日より「トクするサポート」へ変更されます。

サービス名や広告で「半額」と謳わないことで、消費者庁からの指摘を逃れた形です。名称のみ変更され、サービス内容、サービス利用料は変更されません。

同様プログラム提供のauも対応へ

ソフトバンクの対応から少し遅れましたが、同様のプログラムを提供しているauも対応を発表しました。SIMロック解除については一部情報が公開、プランについては後日見直しとのことです。

au、直営店13店舗のみでSIMロック即時解除対応へ。端末最大半額プランは11月内容見直し

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