au、直営店13店舗のみでSIMロック即時解除対応へ。端末最大半額プランは11月内容見直し

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auは10月1日、一部ユーザーに向けたSIMロックの即時解除対応を発表しました。

今回の解除対応は限定された対応とも言えるので、SIMロック解除を考えている方は注意が必要です。

また端末最大半額プログラムに関しても、11月を目処に見直しが行われることが明らかになりました。

SIMロック即時解除対応の対象ユーザーは?

今回のSIMロック即時解除は、10月1日の総務大臣からの要請に対応したものです。

現状、au携帯電話のSIMロック解除条件は下記の通りとなっています。

  • 購入から100日過ぎた場合
  • 一括払いで購入した場合

また即時解除可能な条件として、「現au契約者で、過去にSIMロック解除実績があり、前回の解除から100日過ぎていた場合」というものがあります。

10月1日付で追加される条件は「回線契約を伴わない端末を購入」というもの。

つまり、他キャリアユーザー向けのもので、10月1日より受付がスタートされた「アップグレードプログラムDX」を使って端末を購入したユーザーが対象です。

これはソフトバンクが打ち出したSIMロック即時解除対応と同様の対応と言えるでしょう。

ソフトバンク、SIMロックを即時解除可へ。半額サポートプランも名称変更

SIMロック即時解除の手順

対象ユーザーがSIMロック即時解除を希望する場合、下記の手順でSIMロック解除を行います。

  1. ユーザー本人が店頭でSIMロック解除を申し出る
  2. 購入した端末の割賦代金、2ヶ月分を預ける(デポジット)
  3. SIMロック手数料3,000円が別途必要

デポジットは割賦料金1回目の入金確認後に、翌月以降の請求に充当されます。

要注意!対応は直営店13店舗のみ

ここで注意しなくてはならない点があります。

このSIMロック即時解除対応が可能な店舗は、直営店13店舗のみという点です。

現在では下記の店舗が直営店となっています。

この13店舗から遠方在住のユーザーは、他店舗での解除対応を待った方が得策と言えるでしょう。

「アップグレードプログラムDX」、11月見直しへ

10月1日から受付がスタートされた新プログラム「アップグレードプログラムDX」ですが、11月にもプランを見直す方針を固めました。

現状公表されている見直しポイントは下記の通りです。

  • 対象は自社回線の契約者限定
  • 月額390円の利用料撤廃
  • 仕組みは維持するが、割引幅を小さくする方向で調整
  • SIMロック解除

これは9月26日付けの、「プログラム利用料があるため、実際の負担額が半額ではない」という消費者庁からの注意喚起を促す文書をうけた対応です。

「アップグレードプログラムDX」はソフトバンクの「トクするサポート」(旧・半額サポート+)と同様のサービスで、端末を48回払いで購入し、25ヶ月目以降の買い換え時にその端末を返却することと引き換えに、最大24回分の支払い金が免除されます。

au契約者以外でも利用可能で、分割払いを支払うほかに月390円のプログラム利用料が必要となるのが特徴です。

ソフトバンクはプログラム名称のみ変更の対応を取りましたが、auではプランの内容自体を変更するようですね。今後の対応や発表に要注目です。

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