T-bao TBOOK MN48Hのレビュー!ミニPCだけどデカイ!Ryzen 7 4800H搭載で結構安いよ
パワフルなRyzen 7 4800Hを搭載した「T-bao TBOOK MN48H」をBanggoodさんにご提供頂きました!実機が届いたのでレビューをお届けします!
良かった点
- パフォーマンス
- 拡張性
- 簡単に3画面構成にできる
- Wi-Fi 6に対応
注意点
- 思っていたより大きかった
- ファンの音が気になるかも
T-bao TBOOK MN48Hのレビュー
T-bao TBOOK MN48HはミニPCなんですが、スペックが凄い。ゲーミングノートPCにも採用されることの多いRyzen 7 4800H、大容量なメモリ16GB、ストレージは高速なM.2 NVME SSDで512GB搭載。
同じような構成のノートパソコンは日本だと11〜14万円くらいが相場なんですが、T-bao TBOOK MN48Hは執筆時点で749.99ドルとかなり安価。(まぁディスプレイ、キーボード、マウスは必要だけどね)
さらに上位モデルもあり、メモリ32GB、ストレージ1TB(859.99ドル)も選べます。最新の価格は記事下部に掲載しているのでチェックしてみて下さい。
T-bao TBOOK MN48Hが届くまではよくあるミニPCで手のひらサイズなんだろうな?と思っていたら、もうミニPCと言って良いのか。。かなり筐体大きいです。
筐体は金属ケースで放熱性能は良さそう。大きな筐体を活かし大型のダクトも複数あるのでエアーフローがとても良さげです。質感は。。うーん、コストカットの対象になっているのか価格の割に安っぽいなーって感じ。
フロントのアクセスしやすい位置にはUSB-A 2.0×2が配置。個人的には3.5mmジャックや高速なUSB-A 3.0をフロントにも配置して欲しかったところ。
背面はDisplayPort、HDMI、USB-C、USB-A 2.0×2、USB-A 3.0×2、有線LANポート、ヘッドホンジャック、マイク端子が配置、Wi-Fiアンテナ端子×2が配置。ミニPCでWi-Fiアンテナ端子が外に出てるのってあまりないから新鮮。
付属品・同梱物
- ACアダプター
- 電源コード(アース付き)
- Wi-Fi用アンテナ
- ストレージ拡張用ケーブル
- 取扱説明書
付属品はACアダプター、電源コード、Wi-Fi用アンテナ、ストレージ拡張用ケーブル、取扱説明書が付属してます。
T-bao TBOOK MN48Hのレビュー動画はYouTubeで公開中!質感・カラー・雰囲気・動作・レスポンスは実機動画をチェック!
T-bao TBOOK MN48Hの実機を触って気づいた事
T-bao TBOOK MN48Hの実機を触って気づいたソフトウェア・ハードウェアの特徴をチェックしてみて下さい!
ほぼセットアップ済み。日本語パックのダウンロードが必要だった
Banggoodの製品ページを見ると言語はEnglishのみ記載されてます。あれ、日本語対応してないタイプ?と思い電源を入れてみるとすでにEnglishで言語設定されている状態から後半の初期設定がスタート。謎。
うん、これは気持ち悪い感じでスタートするやつだ。気になる人は初期化したほうが良いかもね。
で、言語なんですがWindowsの設定から日本語の言語パックをダウンロードすることで日本語に切り替えることが出来ました。
日本語化の手順は以下の記事が参考になると思うんで分からない方はチェックしてみて下さい!
マルチモニター環境も簡単に構築できる
僕は2画面構成でパソコンを使ってるんですが、複数のディスプレイに映像を出力するにはそもそも出力できる端子が搭載されていないと難しいんですよね。
T-bao TBOOK MN48Hは映像出力できるHDMI、DisplayPort、USB-Cを搭載しているんで、1台で3画面出力できちゃいます。複数のディスプレイに接続することで作業効率もグッと向上しそうよね。
APEXも楽しめるゲーム性能。動画編集マシンとしても優秀
T-bao TBOOK MN48Hが搭載するCPU「Ryzen 7 4800H」を搭載。このCPUはゲーミングノートPCなどにも採用されるかなりパワフルなやつ。
実際に僕がプレイしているAPEXを遊んでみたのですが、HD解像度ならFPS的にも十分ゲームを楽しめる水準で動作してます。実際に動作している様子は動画見てね。
ゲームを楽しむなら通信環境も気になる部分なんですが、T-bao TBOOK MN48Hは有線LANはもちろん、Wi-Fi6に対応しているのもポイント。まぁ、ウチのルーターはWi-Fi 6対応してないんで宝の持ち腐れなんですけどね。買い換えなきゃ。
動かしていて少し気になったのはファンの音かな。負荷がかかると空冷ファンが高速回転するんですが、風切り音は結構気になるレベル。そのあたりも動画で確認できるのでチェックしてみて下さい。
その他の動作ですがWEBブラウジングや動画視聴が快適なのは当然として、CPU・GPUパワーを必要とする動画編集やRAW現像も快適レベルで使えてます。
僕の行っている動画編集はFHDで撮影した映像をカット、字幕入れ、BGM追加、画質調整などライトな編集なんですが、こんな感じの入門レベルの編集だと全く不満ない動作。書き出しも早くとっても快適。
その他、ベンチマークテスト結果は以下の通り
ストレージも増設できる拡張性が気に入った
T-bao TBOOK MN48Hのメモリやストレージはすべて換装できるだけでなく、2.5インチストレージを追加することも可能。
ミニPCは内部へのアクセスでバラシが面倒くさい端末も多いんですが、T-bao TBOOK MN48Hは背面のネジ2本を外すだけで簡単に内部へアクセス出来るのがGood。
内部を確認するとSATA接続端子が2つあるので、頑張れば2基まで増設できそうな感じ。サクッとストレージを増やせる拡張性は嬉しいポイントでしょう。
まとめ
個人的にT-bao TBOOK MN48Hの仕様と価格を考えるとコスパ良いなと感じた1台。すこし設置場所には悩まされそうだけど、設置スペースさえ問題なければメイン機として検討してみるのも有りだと思います。
ビックリしたのはゲーム性能。Banggoodの公式ページでも様々なゲームが快適に動作すると掲載されていたんですが、僕が普段からガチで遊んでいるAPEXも設定次第で快適レベルで遊べたのには驚いちゃった。オンボードなのに凄い。
端末価格は時期によりクーポンが発行されていたりセールを行っている場合があるので、最新の価格をチェックして検討してみて下さいね!